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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > サーバ > ACOSシリーズ > 導入事例 > 阪神電気鉄道株式会社 様
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導入事例

阪神電気鉄道株式会社 様プロフィール

Web連携を推進する理想の形態のひとつを、阪神電鉄様のケースに見る

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情報システム部として、これからの課題はどのようなことでしょう。
新田
「Hi-Net」によって全社的に情報を共有・活用できる基盤は整ったのですが、各業務システムの連携が十分に行われておらず、データの有機的な結合が進んでいないのが現状です。経理業務の連携はすでに完了しているのですが、たとえば各企業/部門のシステム間で顧客データベースを個別に管理しているというようなことですね。これを何とかしたいと考えています。当社の主要顧客である沿線住民への、いっそう質の高い総合的な生活サービスの提供には、この連携が不可欠です。
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「Hi-Net」とACOSによる基幹システムを連携させる…つまりそういうことですか。
吉田
そうです。ACOSを核にしたネットワークをすでにTCP/IP化していますので、物理的な接続は簡単なのですが、インターネットをベースとした「Hi-Net」との接続にはセキュリティ上の問題がありますから、簡単にはいきませんね。そこで、あらためて当社としてのセキュリティポリシーを策定し、今秋に新しいファイアウォールを含めた環境整備を行う予定です。
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比喩的な表現で恐縮ですが、最終的には「Hi-Net」にACOSネットワークが吸収統合されるというイメージですか。
吉田
そうです。これからはACOSをきわめて信頼性の高いエンタープライズサーバと位置付けまして、ユーザにはサーバの存在を意識せずにどんなデータ/情報にもアクセスできる環境を提供しなければならないと考えています。つまりACOSを中心にしたデータベースシステムの構築です。
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バッチ処理がネックになるようなことはありませんか。
新田
当社の路線は4線で計45.1kmと比較的短く、しかもきめ細かいダイヤ編成で運行を行っているため、指定席特急といったものがなく、座席予約のしくみが必要ない…、つまりオンラインリアルタイム処理のニーズが高くありません。ですから、バッチ処理中心でも問題はないわけです。子会社の中には週末稼働するところがありますから、ACOSで集中管理するためには自動運転が必要になりますが…。
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なるほど。新しいデータベースシステムと「Hi-Net」が、これからの貴社、および阪神グループの事業ビジョンにどのように貢献していくかが楽しみです。今後ともよろしくお願いいたします。お忙しいところありがとうございました。

写真パラレルACOSシリーズ「PX 7500」
まもなくイントラネットとの本格的な連携が実現する

企業訪問を終えて―――「ACOS Club」から

鉄道という公共性の高い事業をされているだけあって、セキュリティやデータ保全に対する慎重な姿勢に感心しました。とくにデータのバックアップについては、正/副のバックアップデータをそれぞれ異なる業者に保管を依頼するという念の入れよう。また阪神大震災の教訓から、各マシンには吸着盤装置を設置しているそうです。今後は、「Hi-Net」とACOSの連携により、インターネットによるチケット販売なども検討されているとか…。「安心」と「利便性」の両面から、沿線住民に、より質の高い生活サービスを提供していこうとする情報システム部門の意欲を感じました。

[取材日:2000年08月04日]



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