タイトル CXLOPENFILE関数で使用するファイル名長について
詳細

 Windows 版のCXLOPENFILE関数は、16ビットバージョンのWindowsとの互換性を保つよう提供しております。内部的にもOpenFile関数というWindows APIの16bit互換用関数を使用しております。
 Windows版のCXLOPENFILE関数に128を超える長さのファイル名(パス名含む)を指定すると、OpenFile関数が16bit環境での最大長を超えるためエラー返却し、CXLOPENFILE関数は「-1:その他異常終了」を返却します。

 エラー返却を避けるためには以下のいずれかの対処が必要です。

  1. 順編成ファイル用ライブラリ関数(32ビット版)を使用する。 CXLOPENFILE32関数を使用される場合は、返却されるファイルハンドルを扱う一連の関数(Close,Read等)全て32ビット版を使用して下さい。但しファイルハンドルがLONG型となりますのでご注意願います。

  2. ファイル名(パス名含む)の長さが128を超えないようにする。
環境 Version 全バージョン
OS 各バージョンが対応するWindows OS
更新日 2001.12.26