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Printview PDF出力オプション

Printview PDF出力オプションは、PDF出力するために必要なオプション製品です。
以下製品をサーバ製品に追加導入することにより、帳票データをPDF形式で出力できます。
1. Printview PDF出力オプション
2. WebSAM Rakuform SkyPDF for Printview

  • 2026年6月に出荷予定のバージョンアップ製品では、PDF変換エンジンをWebSAM Rakuform SkyPDF for PrintviewからPDFlibに変更予定です。そのため、WebSAM Rakuform SkyPDF for Printviewは連携不可となり、新規にPDFlibの購入が必要となる予定です。

システム構成

特長

「Printview PDF出力オプション」と「WebSAM Rakuform SkyPDF for Printview」を
  サーバ製品に導入することでPDF形式ファイルで配布できます
無料で配布されているAdobe Readerで表示・印刷ができます
クライアント台数分のPrintviewクライアント(有償製品)のライセンス購入が不要です
  ⇒取引先(配布先)が多い場合に、PDF形式配布は向いています 
配布先環境がWindows以外の異なる環境でも、レイアウトどおり表示できます
PDF文書にパスワード・セキュリティが付与できるので安心です
PrintviewサーバVer9.4以降の製品は、PDF変換が高速になりました

  <500頁、5000頁のPDF変換に要する時間>
  ページ数 高速化あり 高速化なし   サーバスペック
  -------------------------------           Express5800/T120f        
    500頁    10秒   2分14秒     CPU:Xeon E5-2620 2.40GHz 2.40GHz 
  5000頁  1分20秒  27分38秒     Memory:16GB            
  -------------------------------  

機能

Printview 連携でのPDF出力では以下の機能がご利用いただけます。

・生成するPDF文書に対しパスワード、印刷禁止、文書の変更、コピー、抽出禁止などの
 セキュリティの設定が可能
PDFファイルは、ローカルフォルダ、共有フォルダ、FTP、およびメールに添付(※1)
 しての配布が可能
DeliveryServer連携で、帳票内の文字列をキーワードにし、ページ単位仕分けしたPDFの
 配布が可能(Ver6.5以降)
印刷位置の詳細設定(縦横比の保持、センタリング、枠をつけて印刷、縦横方向の倍率
 設定)に対応(Ver6.5以降)
 ※1 メール添付での配布は、Printview DeliveryServerと連携することで可能。

PDF出力する際の必須ソフトウェア

Printview PDF出力オプションは単体では動作しません。PDF出力する際には以下「サーバ製品」、「PDF出力オプション」、「PDF変換エンジン」が必要です。

サーバ製品

いずれかのサーバ製品を導入してください。

 ・Printview for アプリケーション実行環境 Ver6.3以降
 ・Printview for ACOS-2 Ver6.3以降
 ・Printview for ACOS-4 Ver6.3以降
 ・Printview for Windows Ver6.3以降

 PDF高速変換(マルチPDF変換)を使用する場合、以下をご注意ください。

・Ver9.4以降で、PDF高速変換に対応しています。
・Ver9.5以降でPDF高速変換を使用する場合は、パッチの適用が必要です。
   パッチについては、「PDF高速変換(マルチPDF変換)する際に必要なパッチ適用について」をご参照ください。(パッチを適用しない場合、従来性能での動作となります。Ver9.4の場合はパッチ適用は不要です)

PDF出力オプション

・Printview PDF出力オプション Ver1.1 \200,000
 型番:UL1212-G04
 <Ver1.0からの変更点>
 ・Windows Server 2022上でのPDFキャンセル機能に対応しました。
 ・Printview PDF出力オプションとWebSAM Rakuform SkyPDF for Printviewのインストール順が順不同になりました。

・Printview PDF出力オプション Ver1.0(※) ¥200,000 
 型番:UL1212-D04

Windows Server 2022PDF出力いただく場合、PDFキャンセル機能は使用できません。
 詳細は、Windows Server 2022に関する情報」をご覧ください。
 Windows Server 2022でPDFキャンセル機能を使用する場合、Printview PDF出力オプション Ver1.1をご利用ください。

PDF変換エンジン

・WebSAM Rakuform SkyPDF for Printview Ver7.1 ¥236,000
 型番:UL1605-G0AS-I

・WebSAM Rakuform SkyPDF for Printview Ver7.0 ¥236,000
 型番:UL1605-D0AS-I

・WebSAM Rakuform SkyPDF for Printview Ver6.7 ¥236,000
 型番:UL1605-B0AS-I

※Printview連携で使用できるのは、Ver6.7以前です。2025年8月時点、購入可能な製品はVer7.0、Ver7.1となりますが、Printview連携で使用する場合、ダウングレード申請により、Ver6.7を入手して、使用いただけます。

■ダウングレード申請について
 ダウングレード媒体の入手は、NEC営業へご依頼ください。

<Ver6.7 CD媒体収録内容>
 ◆SkyPDF
  -Ver6.0.65(Windows Server 2012R2以前のOS用)
  -Ver6.6.71(Windows Server 2016/2019/2022用)
 ◆ToolsSDK
  注)Printviewと連携利用時、「ToolsSDK」はインストールしないでください。

PDF高速変換(マルチPDF変換)する際に必要なパッチ適用について

Printviewサーバ製品Ver9.5以降で、PDF高速変換(マルチPDF変換)を有効にするためには、SkyPDFパッチが必要です。(Ver9.4ではパッチ適用は不要。Ver9.3以前はPDF高速変換機能を非対応)
下記「SkyPDFパッチダウンロード」より、ダウンロードし適用してください。
なお、SkyPDFパッチは、WebSAM Rakuform SkyPDF for Printview Ver6.3以降に適用可能です。

■SkyPDFパッチダウンロード
  SkyPDFパッチ(PPサポートのご契約ID、パスワードが必要です)
 ※PPサポートのご契約がなく、ダウンロードできない場合は、WebSAM製品ページの「お問い合わせ」から、お問い合わせください。

<PDF変換する際の注意事項>

  1. SkyPDFパッチを適用しない場合、"マルチPDF 変換"はオフとなり変換に時間はかかりますが、PDF文書は生成されます。
  2. 上記SkyPDFパッチのリリースメモ「6.注意事項 (3)」のインターネット未接続の環境における注意事項に関して、次の点をご確認ください。
    PrintviewはSkyPDFのコマンドラインモジュールをLocalSystemアカウントから呼び出す仕組みであるため、インターネット接続環境においても、LocalSystemアカウントでインターネットに接続できない場合は、SkyPDFパッチの注意事項に該当し性能遅延が発生する可能性があります。この場合は、SkyPDFパッチの注意事項にある対処を行ってください。

インストールに関する補足事項

 ・Printview PDF出力オプション Ver1.0を使用する場合、必ずPrintview PDF出力オプションの後にWebSAM Rakuform SkyPDF for Printviewをインストールしてください。(Printview PDF出力オプション Ver1.1の場合は、インストール順は関係ありません)

 ・WebSAM Rakuform SkyPDF for Printviewは使用するOSによりインストールモジュールが異なります。
 ⅰ)Windows Server 2012R2以前のOS上でご利用の場合
   CD媒体内のVer6.0.65をインストールしてください。
 ⅱ)Windows Server2016/2019/2022上でご利用の場合
   CD媒体内のVer6.6.71をインストールしてください。

 ・WebSAM Rakuform SkyPDF for Printviewのインストール後に、性能改善用パッチを適用してください。性能改善用パッチの詳細については、「PDF高速変換(マルチPDF変換)する際に必要なパッチ適用について」をご覧ください。

SkyPDFで変換したPDF文書の推奨PDFビュアについて

出力したPDF文書の閲覧はAdobe Acrobat Readerを推奨いたします。
他のソフトウェアでPDF文書を閲覧する場合は動作ご確認いただいた上でご利用ください。
※G1集合文字を含むPDF文書を表示するとMicrosoft EdgeのPDFビュアで表示すると文字化けが発生することがあります。その場合は埋め込みフォントで運用いただくなど、回避をご検討ください。
ご使用頂くAdobe Readerバージョンに関しては、Adobe社のホームページをご参照頂き、 ご使用のOSに対応した最新のバージョン/リビジョン製品をご使用ください。

SkyPDFに関するお問い合わせ先

上記SkyPDFパッチにアクセスできない場合は、お近くのNEC営業窓口、またはWebSAMRakuformグループ(以下URL)までお問合せください。
https://jpn.nec.com/websam/contact.html