マイクロソフト社セキュリティ更新プログラム（2017年8月以降）の弊社プリンタドライバへの影響について

2017年10月30日
2017年11月17日更新
2017年12月1日更新
2018年1月25日更新
2018年2月23日更新

2017年8月9日にマイクロソフト社から公開されたセキュリティ更新プログラム（2017年8月のセキュリティ更新プログラム）を適用した環境で、弊社製のプリンタドライバをご使用のうえ、弊社製品から出力する場合、正常に出力されない不具合が発生することを確認しました。 なお、今回の不具合は2017年9月以降公開のセキュリティ更新プログラムでも発生します。

これまで暫定の回避方法をご案内しておりましたが、本現象が解消される更新セキュリティプログラムが公開されましたので、以下のとおりご案内いたします。

対象ドライバ

不具合の概要

環境条件

Windows 7、Windows Server 2008 R2 以降のOSにおいて、2017年8月9日にマイクロソフト社から公開されたセキュリティ更新プログラムを適用した環境

なお、本現象が解消される更新セキュリティプログラムが公開され、2018年2月のセキュリティ更新プログラムを適用した環境では本不具合は発生しません（Windows 10 Fall Creators Updateについては、2018年1月のセキュリティ更新プログラムを適用した環境でも本不具合は発生しません）。

対象ドライバ

上述のプリンタドライバ

発生する不具合

余白領域に画像データを含むデータの印刷をすると、以下の不具合が発生する場合がある。

不具合が解消されるセキュリティ更新プログラム

この不具合は下記OSでは、2018年2月にマイクロソフト社から公開されたセキュリティ更新プログラムを適用することで解消致します。以下のマイクロソフト社のWebサイトより入手可能です。

不具合が解消されるセキュリティ更新プログラムを適用出来ない場合は、下記回避策にてご利用ください。

回避策 その１

不具合回避版(Ver.2.7.13以降) のMulti-model Print Driver 2をダウンロード（https://jpn.nec.com/printer/laser/download/mw_mmpd_download/mmpd_index.html）してご利用ください。
本ドライバのご利用にあたっては、ダウンロードページの 「注意事項」 記載の内容をご確認ください。

回避策 その２

上下左右の余白の設定を4.2mm以上の値にすることで、不具合の発生を抑止することが出来ます。

下記の手順のとおり、印刷設定をご確認いただき、余白の設定をしていない場合や余白を4.1mm以下に設定している場合は、余白を4.2mm以上の値にご変更ください。 余白の設定を4.2mm以上にした場合、以下に記載する影響が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ご利用の機種により、実際のドライバの画面イメージは下記の説明に使用した画面イメージとは異なります。

ART EX ドライバ

Multi-model Print Driver 2

回避策 その2 を適用した場合の留意点

回避策その2を適用した場合、印刷結果に次の影響が生じる場合があります。

Windows 10のバージョンを確認する方法

[設定]

[コマンド]

2018年2月現在、Windows 10 に提供されている主なアップデートと、そのバージョンは、次のとおりです。

商標について

掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標です。

問い合わせ先

NECプリンタインフォメーションセンターへお問い合わせください。

NECプリンタインフォメーションセンター
お問い合わせフリーダイヤル　0120-614-552
受付時間　9:00～17:00　月曜日～金曜日
※土・日・祝日および当社所定の休日を除く
携帯電話からでもご利用になれます。

別表１．対象機種一覧