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製品紹介

PIStreamとは

プリント基板に実装するLSIの高速化・低電圧化に伴い、電源系雑音の問題が発生。そのために信号は系の劣化やLSIの誤動作が起きています。PIStreamは、電源系雑音の抑制設計支援をします。

LSIが誤動作しない指標となるターゲットインピーダンスを満足するキャパシタの位置・個数や電源プレーン形状およびIR Dropを考慮した設計検討が可能です。また、簡易なGUIと高速な解析アルゴリズムにより、多忙に追われる開発者や、パワーインテグリティーの設計初心者でも、コストと品質を意識した設計を容易に行えるようになります。

特長

  • インプットインピーダンス解析
    LSIの動作による自LSIの誤動作を回避します。
  • トランスファーインピーダンス解析
    LSIの動作による他LSIの誤動作を回避します。
  • DC解析(IR Drop)
    DCでの電圧降下解析します。
  • 簡易な解析設定GUI
    ターゲットインピーダンス設定やICチップおよびパッケージモデル設定を入力するGUIを用意しています。
  • 解析モデリング
    プレーンメッシュモデルやキャパシティモデル、LSIおよびICパッケージモデリング、ヴィアモデルによる解析が可能です。

導入効果

  • インプットインピーダンス解析
    LSIの消費電流により電圧降下が電圧マージンを超えてしまうとLSIの誤動作の発生やLSIの電源品質により、出力される信号の品質が劣化するなどのパワーインテグリティー問題を、設計段階から事前に解析してPI問題を回避することができます。
  • トランスファーインピーダンス解析
    LSIからの電源ノイズの伝達(トランスファーインピーダンス)が大きいと、ノイズ源LSIの動作により電圧変動(ノイズ)が大きくなります。トランスファーインピーダンス解析では、インピーダンスの大きさをグラデーションで表示し、危険個所の特定と対策検討が容易に行えます。

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