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飲食店の回転率向上に欠かせないPOSレジの「テーブル管理」機能とは?

NECがゼロからつくり直したサブスク型POS

2019年1月 公開

はじめに

飲食店運営では、店舗の回転率を上げるための様々な工夫が重要になります。特に、各テーブルのオーダーやステータスなどの管理は、回転率向上にかかわる重要な業務。そして、そんなテーブル管理を、POSレジの機能を利用して、より効率的かつ正確に行う飲食店が増えつつあります。

そこで、本コラムでは、POSレジの「テーブル管理」機能について紹介します。

POSレジの「テーブル管理」機能とは?

一言に「テーブル管理」機能といっても、具体的にできることは製品ごとに異なります。そこで、本項では、テーブル管理にかかわる機能を細分化し、特に店舗の回転率向上に必要な機能を紹介します。

「テーブル選択」

お客様が混み合う時間帯、ホールスタッフはオーダー業務に追われます。そのため、紙伝票を利用している場合、オーダー内容やテーブル番号の記入を誤ってしまうことも珍しくありません。

一方で、多くのPOSレジは、「テーブル選択」機能によって、ハンディ端末上でお客様のオーダーとテーブル番号を紐づけることができます。そのため、紙伝票に比べて、各テーブルのオーダー内容を正確に記録できるので、混雑時にもミスなく配膳することが可能です。

最近では、「空席」、「案内済」、「注文済」、「片付け待ち」など、テーブルのステータスを色別に表示できる機能をもったPOSレジも登場。このような機能があれば、ホールスタッフは各テーブルのステータスを一目で確認できるため、案内ミスや声掛け忘れの防止に役立つでしょう。

テーブルの色によって、各テーブルの状況を表示(NECが提供する「NECモバイルPOS」の実際の操作画面)。

「テーブルステータス管理」

テーブル数の多い店舗では、すぐに空席を見つけることができず、お客様を待たせてしまうこともしばしば…。また、すぐに空きそうなテーブルがわからず、お待ちいただいているお客様に正確な待ち時間を伝えられないということもよくあります。その結果、お客様が諦めて退店してしまうと、機会損失が発生してしまいます。

このような状況は、テーブルごとのステータスをリアルタイムに確認できる「テーブルステータス管理」機能をもったPOSレジで打開できるかもしれません。「テーブルステータス管理」によって、ホールスタッフはどこにいてもハンディ端末上で各テーブルの状況を正確に把握できるため、空席や案内・配膳管理を正確かつ効率的に行えるようになるからです。また、入店時間や滞在時間が表示可能なものであれば、お客様に正確な待ち時間を伝えることができるので、機会損失の防止にもつながります。

各テーブルの状況とあわせて、入店時間や滞在時間を表示(NECが提供する「NECモバイルPOS」の実際の操作画面)。

「相席対応」

相席した場合、テーブル単位で伝票を管理することができません。その結果、相席をしている人のオーダーが混ざってしまい、配膳ミスや会計ミスが生じてしまうことがあります。

このような事態を防ぐには、「相席対応」機能が必要になります。同じテーブルであってもグループをわけてオーダーを管理できるので、スムーズな配膳・会計が可能になるからです。

「テーブル統合」

忘年会・新年会シーズンには、団体客が多くなり、複数のテーブルを組み合わせてご案内する機会が増えます。そして、テーブルを組み合わせて団体客を案内すると、テーブル番号とオーダーを正しく紐付けられていないといった事態が生じて、案内・会計ミスにつながってしまうことがあります。

そんな時、複数テーブルに1組の団体客を紐付けられる「テーブル統合」機能をもったPOSレジであれば、テーブルを組み合わせた場合でも案内・会計ミスを防ぐことができます。

「テーブル移動」

お連れのお客様が後から来店したり、店内の混雑状況が変わったりした場合には、必要に応じてお客様にテーブルの移動をご案内することがあります。しかし、オーダー直後のタイミングで移動していただいた場合、ホールスタッフ間でそのことが共有されていないと、誤って前のテーブルに配膳してしまうといったトラブルが発生してしまいます。そのほか、移動前後のオーダー内容が正しく統合されていなかったため、会計金額の過不足が発生してしまうといったトラブルも懸念されます。

しかし、このようなトラブルは「テーブル移動」機能をもったPOSレジを利用すれば防ぐことができます。「テーブル移動」機能によって、ハンディ端末上で、簡単な操作で移動後のテーブルにオーダー内容を紐付けづけることができるからです。

「人数変更」

来店後、団体客の人数が増えた場合、最終的な人数を把握できず、会計時に混乱が生じてしまう可能性があります。

しかし、配席したお客様の人数を後から変更できる「人数変更」機能があれば、ハンディ端末上で簡単に人数を変更できるので、正確な人数を把握しやすくなります。結果として、店舗における配膳ミスや会計ミスを減らすことができます。さらに、POSシステム上で来店客数を正しく管理できるようになるので、より正確なデータにもとづいて分析を行うことができます。

このような機能を活用することで、より正確かつ効率的にテーブルを管理できるようになり、店舗の回転率を向上することができるでしょう。

予約管理システムとの連携により、精度の高い空席管理が可能に

そして、前項で紹介した「テーブル管理」機能をもったPOSレジは、予約管理システムと連携することで、店舗の回転率向上につながる効果をさらに高めることができます。

具体的には、予約管理システムとの連携によって、POSレジ上に表示されている店舗のテーブルレイアウトに、予約情報をリアルタイムに反映できるようになります。その結果、単にPOSレジを導入するだけでは実現の難しい精度の高い空席管理が可能になり、さらなる回転率の向上が見込めるようになるのです。

したがって、回転率向上を念頭にPOSレジを選定する際には、予約管理システムとの連携も重要な選定ポイントになります。

飲食店向けのタブレットPOSレジを選ぶならNEC!

「NECモバイルPOS」は、飲食店の業務で必要な「テーブル管理」機能を網羅したPOSレジです。今回紹介した「テーブル管理」機能が、すべて追加料金なしでご利用いただけます。また、クラウドを利用したタブレット型のPOSレジのため、従来のPOSレジと比較してもリーズナブルに導入することができます。

さらに、予約管理システムとの連携にも対応しています。具体的には、「new windowTableSolution」、「new windowトレタ」、「new windowebica」、「new windowEPARKResty」といった異なる4社の予約管理システムと連携できるので、すでに予約管理システムを運用している店舗にも、スムーズに導入していただくことができます。

また、POSレジの選定においては、「万が一のトラブルにどれだけ対応できるか」というベンダーのサポート体制も重要です。多機能なPOSレジでも、トラブルで長時間止まってしまえばお客様に迷惑がかかり、店舗運営に支障が出てしまいます。特に、全国的に多店舗展開しているようなケースで迅速なサポートを受けるためには、すべてのエリアでサポート体制が整っていることが求められます。その点、NECモバイルPOSは400ヵ所以上の保守拠点による、全国どこでも駆けつけられるサポート体制です。24時間365日対応のコールセンターなので安心してお使いいただくことができます。加えて、既存のPOSレジで利用していたデータのインポートサービスや、サービスイン立ち会いなど、スムーズな導入のサポートもご用意しています。

店舗の回転率向上を目指している飲食店経営者・運営担当者の方は、安心して導入いただけるNECモバイルPOSを、ぜひ、お試しください。


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