KSPプリンタ支援ソフトウェア Ver2.0 を64ビットOS上で使用する場合の注意事項

KSPプリンタ支援ソフトウェア Ver2.0 を、Windows Server 2012 / Windows Server 2008 R2 / Windows 8 (64ビット) / Windows 7 (64ビット) 上で使用する場合の注意事項を記載します。
（64bitベースシステム上では、32bit互換での動作になります。）

インストールに関して（Wondws Server 2012 / Windows Server 2008 R2）

Windows Server 2008 R2より、従来のターミナルサーバの名称が、リモートデスクトップサービス(RDS)へ変更されています。
RDS環境でのインストール方法は、通常のサーバ環境での方法と異なりますので、注意が必要です。
以下の方法でサーバ環境の確認を行い、インストールを行ってください。
通常サーバの場合、通常のセットアップカードに記載の方法でインストールが可能です。

＜確認方法＞
RDSが登録されているかの確認方法は次のとおり。
確認事項：「リモートデスクトップセッション」が登録されているか。
⇒「管理ツール」⇒「サーバマネージャー」⇒「役割サービス」⇒「リモートデスクトップサービス」で、確認できます。

＜RDS環境へのインストール方法＞
セットアップカードの「ターミナルサーバーの場合」の方法に従ってインストールを行ってください。

モジュール適用について（共通）

過去のバージョンにおける問題点の対応のための対応モジュールを提供しております。

「NECサポートポータル」ー「修正物件・ダウンロード」（コンテンツID：9010101108
）より、対応モジュールをダウンロードし、適用をお願いいたします。 

Windowsアプリケーションからの印刷とプリンタを共用する場合（共通）

Windowsアプリケーションからの印刷と1台のプリンタを共用する場合に使用する仮想プリンタが、64bitベースシステム上では動作しません。
そのため、Windowsアプリケーションからの印刷と本製品での印刷との排他制御が行えず、Windowsアプリケーションからの印刷と本製品での印刷を 同時期に行うと、印刷結果が混在する場合があります。
Windowsアプリケーションからの印刷と１台のプリンタを共用する場合は、お互いの印刷が行われていないことを確認したうえで、印刷を実行する等、運用にて回避してください。

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