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「好きな色の服を着よう」
44か国から18000人参加 NEC Inclusion & Diversity Day 2023

NECは、3月8日の「国際女性デー」にあわせ、インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)と女性活躍推進をテーマにした社内イベント「NEC Inclusion & Diversity Day 2023」を開催しました。44か国から約18000人の社員が参加したこのイベントを、写真とともにダイジェストで紹介します。

日本有数のI&Dイベントとのコラボでスタート!

多様な人材が活躍し、イノベーションを生み出し続ける会社を目指すNECは、インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)を成長戦略の一つに掲げ、毎年この日にあわせ、大規模な社内イベント「NEC Inclusion & Diversity Day」(以下NEC I&D Day)を行っています。

今年の「NEC Inclusion & Diversity Day 2023」は、日本有数のI&Dイベントとして知られる「MASHING UP SUMMIT 2023」とのコラボセッションからスタート。「未来を拓くのは、私。一歩踏み出して見えた新しい景色」というテーマで、女性社員だけでなく、すべての社員への一歩を踏み出すきっかけになるよう企画しました。

スピーカーは、エシカル・ジュエリーブランド(株)HASUNA CEOの白木夏子さんと(株)ANDART CEOの松園詩織さん。白木さんは、NECの若手社会起業家育成プログラム「NEC社会起業塾」の卒塾生でもあります。

タレントのLiLiCoさんの軽快なナビゲートで、試練の乗り越え方や多様性を活かす組織マネジメントなど、”未来を切り拓く“ヒントになるトークで盛り上がりました。

出産・育児を機に、自らのリーダーとしての振る舞いを大きく変えたと話すのは白木さん。人に任せることが苦手で、出産前はジュエリーのデザインから会社の経営まで、すべて一人で担っていたといいます。「第1子を出産するまでは“24時間臨戦態勢”でしたが、出産後は社員に仕事を任せ、自身はそれを応援する形にマネジメントのスタイルをシフト。これが私にとって、とても大きなチャレンジでした」と振り返ります。

HASUNA CEO 白木夏子さん(Photo by 中山実華)

松園さんは「一歩踏み出す勇気が持てないのは、“失敗に対する解像度が低いこと”が原因」と分析。自身の判断やアクションが、将来にどうつながっていくのか。全体を俯瞰しつつ、細部をイメージできるレベルにまで“解像度を上げる”ことで、「挑戦をためらわせる、漠然とした不安を取り除ける」と話します。

ANDART CEO 松園詩織さん(Photo by 中山実華)

そして、終始パワフルな LiLiCoさんからは、「ハッピーは自分の中にある。大変なことは沢山あるけれど、明るさと素敵な笑顔で対峙していこう」という力強いメッセージが。

ナビゲーターをつとめる LiLiCoさん(Photo by 中山実華)

他にも、

  • チャレンジを称える文化をチーム内で作っていこう
  • 巻き込むときは、まずは話を聞いてくれそうな人から
  • 人は明確な目標についてくる。3~5年後になりたい姿を明文化しておこう
  • 苦手なことも続けていれば未来につながる。環境が自分を育ててくれる
  • 自分で自分の機嫌をとろう。好きな色の服を着てテンションを上げていこう

といった、“今日からすぐに実践できる” アドバイスも沢山。社員の「一歩踏み出す勇気」を後押しするセッションとなりました。

質問者として登壇したNECグループ社員(後列)との記念撮影(Photo by 中山実華)

世界同時生中継 森田社長「グローバルで勝つためにI&Dは不可欠」

次なるセッションは、世界同時生中継の「グローバルスピーカーズセッション」。日本だけでなく世界中の社員を対象に、NEC本社内のスタジオから配信。「NEC I&D Day 2023-Propelling innovation through equity」と題し、英語でディスカッションが行われました。

I&Dを組織の力にし、イノベーションを創出していくために、個人・チームとして何をするべきか―NEC社長兼CEOの森田、副社長の熊谷、日本、ニュージーランド、デンマークから4名の女性リーダーが登壇し、求められるマインドや行動をひも解きました。

セッションの冒頭で森田が力を込めたのは「NECをグローバルで勝ち続ける強い組織にしていきたい。そのためにはI&Dの推進は不可欠」というメッセージ。その後のセッションでは、「一人ひとりの違いを積極的に受け入れる」「多様性をいかすにはコラボレーション、オープンマインド、想像力が必要」「積極的な他者とのコミュニケーションがイノベーションを生み出し、自身を成長させる」といった、意見交換が活発に行われ、世界中の社員に多くの気づきやチャレンジするきっかけを与えました。

国内ではパブリックビューイング リアル会場に1000人集結

グループ会社を含む国内の11拠点では、パブリックビューイングも開催。これら2つのセッションのパブリックビューイングに、約1000人の社員が参加しました。

パブリックビューイングの様子
リアルコミュニケーションタイム

NEC本社では、対面でのコミュニケーション活性化を狙った「リアルコミュニケーションタイム」も開催。NEC I&D Dayオリジナルスイーツや軽食、ドリンクを社員向けにフリー提供。会場にはLiLiCoさんも駆け付けました。

LiLiCoさんと社長の森田

また、NECグループのグローバル拠点でも、社外からスピーカーを招いたスペシャルウェビナーやSNSキャンペーンなど、さまざまなイベントを開催。世界各国のNECグループSNSアカウントも、100件近くの関連投稿を行いました。

NECは、I&Dを経営・事業における成長戦略そのものと考えています。ビジネスの成長に向け、すべての人が持てる力を最大限に発揮できるよう、I&Dが生み出すイノベーションとパワー、そして女性活躍を推進する。3月8日のイベントをきっかけに、NECグループ全体でいっそう、加速させていきます。

Happy International Women's Day at NEC!

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