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NECのアジャイル
NECはアジャイルもビジネスの一環としてとらえ、システム開発だけに留まらず、お客さま視点で課題に共に向き合い、お客さまに価値を提供することを大切にしています。
NECはお客さまのビジネスアジリティの実現をサポートします
ビジネスアジリティとは、市場の変化に合わせてソフトウェア開発を俊敏に行う「アジャイル」の考え方を、ソフトウェア開発のみならず事業活動全体の運営や意思決定にまで押し広げたものです。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための組織変革の一環として、このビジネスアジリティの獲得が不可欠となっています。
NECは、自社の取り組みで培った実績やノウハウを活用し、お客さまのビジネスアジリティ獲得を支援します。
ビジネスアジリティ実現の課題と解決策
ビジネスアジリティを実現するためには、アジャイルをビジネスに活用する際の課題に対して、チーム・組織が両輪となってそれぞれの課題を解決する必要があります。
また、チームや組織のおかれた状況(コンテキスト)はさまざまであるため、多様性を考慮した解決アプローチが必要です。
このように、キーワード(チーム、組織が備えるべき要件)は、「チームの自律と組織の規律」であり、またそれらの実現には「多様性に対応できるアプローチ」が必要であると考えています。
ビジネスアジリティに必要な要素:チームの自律と組織の規律
チームの自律とは
アジャイルにおいては、チームメンバーがお互いに対等な立場で、連携しながら主体的に問題解決にあたることが必要です。自律したチームを目指すには、メンバー個々の能力だけでなく、互いのことを理解し尊重することができるチームとしての心理的安全性も必要になります。
組織の規律とは
組織としてアジャイルに取り組む場合、各チームの自律的な活動を尊重・支援しつつ、組織としての目的を達成するため、一定のマネジメント・ガバナンスが必要となります。ただし、中央集権型のマネジメント、ガバナンスではなく、チームの自律を促し、組織の目的に沿った活動となるようなサポートである必要があります。
ビジネスアジリティ実現に必要な要素:多様性への対応
ビジネスアジリティの実現に向けてチームの自律と組織の規律の両立を考える際、チームのスキル、組織の文化・制度、対象となるソフトウェア/ビジネスの種類など、それぞれのコンテキスト(状況)は、チーム、組織に応じてさまざまであり、また直面する課題も異なります。
これらの多様な状況に応じて、さまざまな課題に対応可能なアプローチが必要となります。
NECのアジャイルソリューション
NECのアジャイルソリューションの特徴
NECは、チームの自律と組織の規律を実践していくために、アジャイルの代表的なフレームワークであるScrum、LeSS、Scrum@Scale、SAFeなどに加え、課題解決型のアプローチにより組織的なマネジメントを実践可能なDisciplined Agileを組み合わせて活用していきます。
Disciplined Agile(DA)は、PMIが提唱するビジネスアジリティを実現するためのアプローチです。DAはフレームワークではなく、実現したいゴール、解決したい課題に対して最適な解決策を選定できるツールキットです。
選択肢の中には、既存のアジャイルフレームワークも含まれており、適用しているフレームワークの進め方を変えることなく、DAが提供する幅広い問題解決手法を活用することが可能です。
なお、NECでは以下のパートナーシップを締結しており、NECが提供するソリューションを通じてコンサルティング提供を行います。
- NECはScaled Agile Inc.のパートナー認定制度においてゴールドパートナーを取得しています。(2021年3月)
- NECはPMIのパートナー認定制度において、アジアパシフィックで最初で唯一のDisciplined Agile Consulting Partnerを取得しています。(2022年6月現在)
本取り組みに関してのお問い合わせはこちらから