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WebSAM SystemManager - FAQ(Ver3.X以前 トラブルシューティング(1/2)) 販売終了
- 環境設定
- 機能
- トラブルシューティング(1/2)
- トラブルシューティング(2/2)
トラブルシューティング (1/2)
- Q1異常を通知するアラートが表示されないのに、エージェントのアイコンの色が変化しました。なぜでしょうか?
- A1
異常を通知するアラートがフィルタされている可能性があります。
アイコンの色は、フィルタされて表示されないアラートによっても変化します。アラートフィルタの状態を確認してください。 - Q2アラートが文字化けして正しく表示されません。
- A2
3つの状況が考えられます。
-
アラート全般において日本語が文字化けする場合
データベースの文字コードがSystemManagerと一致していない可能性があります。
Oracle はデフォルトで ASCII(US7ASCII) という文字コードを指定しています。
ASCII(US7ASCII) はマルチバイト文字をサポートしていないため、日本語等が文字化けします。
sqlplusで下記SQL文を実行して、文字コードを確認してください。
select * from NLS_DATABASE_PARAMETERS where PARAMETER = 'NLS_CHARACTERSET';
文字コードが ASCII(US7ASCII) だった場合は、文字コードを日本語(マルチバイト文字)に対応したものに変更してデータベースを再構築し、SystemManagerを再インストールしてください。
- 詳細メッセージに WebSAM(FALTXXXXX):????? と表示される場合
監視対象のログファイルに追加された文字列中に、空白文字等があり、エンコードに失敗しています。
エンコード判定が正しく行えない為、対処方法がありません。ご了承ください。 - 詳細メッセージの一部分のみ文字化けする場合
SystemManagerが詳細メッセージを作成する時に、対象の文字列の文字数が少ない場合に、文字コードを誤認してエンコードに失敗しています。
エンコード判定が正しく行えない為、対処方法がありません。ご了承ください。
-
- Q3アラートビューにアラートが表示されません。
- A3
2つの原因が考えられます。
- マネージャ-監視端末 間の通信ポートが閉じている可能性があります。
使用ポート一覧に掲載している各通信ポートが接続可能か、確認してください。 - rectrapプロセスが起動していない可能性があります。
rectrapプロセスの起動を確認してください。
もし、マネージャマシンに Oracle8iがインストールされていると、rectrapプロセスは起動しません。
- マネージャ-監視端末 間の通信ポートが閉じている可能性があります。
- Q4アラートビューの左側のアイコンが表示されない場合があります。
- A4
単位時間当たりのアラート数が多い場合に、この症状が出ることがあります。これはJavaのバグが原因です。申し訳ありませんが、ご了承ください。
(Sun Microsystems社のBugID:4684046) - Q5システムツリーでプロセスを表示させた時に、プロセス名欄にシェルスクリプト名が表示されず、シェルの名前が表示されてしまいます。
例)「script.sh」と表示されるべきところが「sh」と表示される。
- A5
HP-UX 11iv2 2004年9月版に含まれるパッチPHCO_31594の ps コマンドに不具合があり、SystemManagerはプロセス名を正常に表示できなくなります。
本事象への対処方法はHP社にご確認ください。 - Q6オペレーションウィンドウでツリー上にあるノードの削除を行った後[保存]ボタンを押すと、消えたはずのノードが再び現れました。削除するにはどうすればよいでしょうか。
- A6
データベースが正しく動作していない可能性があります。データベースの状態が正常であることを確認した上で、SystemManagerに関連する全モジュール(Engine、Backend、Active、Web Server、DB、NVBASE/NNM)の再起動をし、再度ノードの削除を行ってください。
- Q7Consoleのタイムゾーンが正しく表示されないことがあります。
- A7
JREがVer 1.4.1以前のバージョンでは、タイムゾーン表示が正しく行われないことがあります。
この事象が発生して重大な影響を与える場合は、申し訳ありませんが、Ver 1.4.1以降のバージョンで再度SystemManangerをセットアップしてください。 - Q8Consoleにログインしようとしたところ、「コンソールの初期化時にエラーが発生しました。」というエラーが発生し、ログインできなくなりました。
- A8
DBが利用できない状態になっている可能性があります。DBの状況を確認してください。
OracleDBでは共有プール上に連続領域が確保できずに、この事象が発生することがあります。OracleDBとSystemManagerの再起動で復旧することができます。
この問題を未然に防ぐ方法はSystemManagerに添付のリリースメモに記載しています。 - Q9「エージェント設定ファイルの適用」を行い、HP-UXエージェントにsyslog監視設定を適用したところ、ExitCode=123が表示されて、失敗しました。
同一内容の設定を、SolarisやLinux のエージェントに適用しても失敗しません。 - A9
該当エージェントマシンの /etc/syslog.conf ファイルを開き、#で始まるコメント行と空白行以外の、有効な定義の行数を確認してください。HP-UXでは、この有効な定義の行数は20行までという制限があります。syslog監視設定で行が追加され、制限を超過してしまう場合にエラーが発生します。
/etc/syslog.confの既存の定義内容を見直し、上限を超えないよう運用してください。 - Q10エージェントに適用している設定を解除しようと、空白の設定ファイルを作成して適用したのですが、構文チェックで失敗してしまいます。
- A10
設定ファイルが空のファイルでなく、1行目に改行コードが含まれている場合は、構文チェックにてエラーとなります。
設定ファイルの内容をご確認ください。 - Q11特定の監視端末から「エージェント設定ファイルの適用」を行うと失敗します。
- A11
JREのバージョンが統一されていない可能性があります。
監視端末(IE)とマネージャマシン(SystemManager、NEC ACTIVE、Tomcat)が同じバージョンのJREを利用していることを確認してください。
また、監視端末の「active.policy」ファイルが正しいバージョンでない可能性があります。最新版のactive.policyを利用するようにしてください。 - Q12エージェントのリモート更新に失敗しました。
- A12
他のプログラムのインストール作業中でないか、確認してください。
他のプログラムのインストール中に、エージェントのリモート更新は行えません。
また、他のプログラムがSystemManager AgentのAPIを実行中でないか、確認してください。
エージェントのリモート更新前に、SystemMangaer AgentのAPIを利用したプログラムおよびコマンドインタフェースを全て終了させてください。 - Q13Windows2000のエージェントマシンでUSBメモリを使ったところ、ディスク性能情報が収集できなくなりました。
- A13
Windows2000では、USBメモリ等のストレージデバイスの追加と削除を行った場合に、性能情報が取得できなくなる場合があります。
SystemManager Agent サービスの再起動を行ってください。 - Q14エージェントの通信バッファサイズを変更したところ、エージェントの監視が行えなくなりました。
- A14
エージェントに設定した通信バッファサイズが、マネージャの値より大きいと、両者間の通信が行えなくなります。
マネージャの通信バッファサイズを、全てのエージェントの中で一番大きい値に合わせて、変更してください。
通信バッファサイズの変更方法は、製品添付のリリースメモに記載しております。 - Q15HP-UXマネージャに障害が発生したので、プロセスを一度停止させて、再度起動させようとしたところ、プロセス「SysMgr_rmiserver」が起動しなくなりました。
- A15
プロセス「SysMgr_rmiserver」が異常終了した場合、通信ポートのリスナが残存してしまい、新しく起動することができない状態になることがあります。復旧するためにはOSの再起動が必要です。
- Q16Windows版マネージャで、マネージャマシンにLAN障害が発生し、その後復旧したのですが、性能情報が表示できなくなりました。
- A16
マネージャマシンのネットワークが切断された場合は、一部のプロセスが正常に動作していない可能性があります。「SystemManager Manager Engine Service」を再起動することにより復旧します。
ネットワーク切断が予め予測される場合は、レジストリに以下を追加すれば回避することができます。
追加するキー:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters
追加する値:DisableDHCPMediaSense(DWORD値)、データ=1 - Q17SystemManager Managerが稼動しているWindowsマシンに、他のNEC製品(WebSAM、ESMPRO関連)をインストールしようとすると失敗しました。
エラーメッセージ「依存サービス(SystemManager Manager Framework GUI)が停止できません」が表示されます。 - A17
ウィルス対策ソフト等が常駐している場合、SystemManagerの停止に時間がかかり、他製品のインストーラがタイムアウトしてしまう事があります。この事象の対象となる製品は、WebSAM、ESMPRO関連のうち、「NVBASE」モジュールを含む製品です。
対象の製品を同一マシンにインストールする場合には、SystemManager Managerを停止させてから、インストールを行ってください。
SystemManagerを停止させるには、「SystemManager Manager BackEnd」「SystemManager Manager Engine」「SystemManager Manager Framework GUI」の3つのサービスを停止してください。 - Q18UNIXエージェントから、リモートマウントしたディスクの性能情報を蓄積していたのですが、ある期間の情報が欠落しています。
- A18
ディスクの性能情報を取得しているOSコマンドが失敗している可能性があります。
ディスクの性能情報取得コマンドが失敗すると、SystemManagerではディスクの性能情報が取得できないため、その間は情報が欠落します。
ディスクの性能情報取得コマンドが失敗する原因としては、以下のケースが考えられます。- NFS等で他のサーバをリモートマウントしており、対象サーバがダウンしていた場合
- 何らかの事由によりリモートのディスクがOSから認識できなくなった場合
- Q19監視端末が複数IPアドレスを持っていますが、動作しますか?
- A19
監視端末で、以下のOSの設定をすれば動作します。
- 複数ネットワークカードがあり、それぞれにIPアドレスがある場合、マネージャと通信できるIPアドレスをもつネットワークカードをプライマリネットワークカードに設定してください。
- 単一のネットワークカードに、複数のIPアドレスが振られている場合、マネージャと通信できるIPアドレスをプライマリIPアドレスに設定してください。
- Q20ログインしてもアラートが表示されません。またはOperationWindow に切り替えたときに、画面の応答がなくなったり、画面が真っ白になります。
- A20
監視端末側で複数IPアドレスを使用していないか、確認してください。
複数IPアドレスを使用している場合、マネージャと通信できるIPアドレスをプライマリIPアドレスに設定してください。 - Q21ログファイル監視・syslog/イベントログ監視のフィルタリングが有効にならず、全メッセージが通知されるのはなぜですか。
- A21
以下について確認してください。
- フィルタ条件は、監視対象のログ、syslogメッセージ、イベントログに対して、正しく定義されていますか。
UNIXエージェントでは正規表現で、Windowsエージェントではワイルドカードで条件定義を行います。 - フィルタ条件でフィルタする対象の位置は、正しいでしょうか。
- ログファイル監視の場合:
出力されたログの先頭から1024バイト以内がフィルタの対象です。
「複数行を1メッセージとして通知」を利用の場合、結合後のメッセージがフィルタ対象です。 - syslog監視の場合:
出力されたsyslogメッセージの先頭から1024バイト以内がフィルタの対象です。 - イベントログ監視の場合:
エージェントで構築されたイベントログ監視メッセージが対象となります。Windows2003以前と、Windows2008以降では仕様が異なります。- Windows2003以前は、イベントログ監視メッセージの「SRC:」以降、1024バイト以内が、フィルタの対象です。
「LOG:」と「KIND:」部分は、フィルタ対象ではありません。 - SWindows2008以降は、イベントログ監視メッセージの先頭の「LOG:」以降、1024バイト以内が、フィルタの対象です。
- Windows2003以前は、イベントログ監視メッセージの「SRC:」以降、1024バイト以内が、フィルタの対象です。
- ログファイル監視の場合:
- フィルタ定義ファイルの登録ディレクトリに不要なファイルを配置しないでください。
フィルタ定義ファイルが登録されるディレクトリは、以下です。
UNIX : /var/opt/SS/BASECenter/agent/DB/FaltLog/Filter
Windows : <SysMgrAG_HOME>\BASECenter\agent\DB\FaltLog\Filter- ※<SysMgrAG_HOME>は、エージェントのインストールディレクトリで、既定のパスは
"C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG" です。
この配下に配置されるフィルタ定義ファイルは、以下のファイル名となります。
- syslog/イベントログ監視の場合:
Flog.<自ホスト名>.syslogFilter - ログファイル監視の場合:
Flog.<自ホスト名>.<イベントID>
<イベントID>は、「FALT<nnnn>」のフォーマットで指定してください。<nnnn>部分は、1000~1999の4桁の数字です。
例えば、イベントIDがFALT1000のログファイル用設定ファイル名は、Flog.<自ホスト名>.FALT1000 となります。
例えば、この配下に、以下の様なファイルが配置されていた場合、全てのフィルタ定義が無効となり、全てのメッセージが通知されます。
Flog.hostA.FALT1001、Flog.hostA.FALT1001.old、Flog.hostA.FALT1002、Flog.hostA.FALT1002.old - ※
- フィルタ定義ファイル中に空白行(改行のみの行)がありませんか。
空白行(改行のみの行)の定義が1つでもあると、全てのフィルタ定義の内容が無効となり、この現象が発生します。
なお、Ver3.3では、空白行(改行のみの行)の定義については、監視端末及び、マネージャでのコマンドによるSGファイル適用時に、形式チェックで、エラーとなる様に強化しています。 - ログファイル監視設定ファイル(FaltLogSG)の最終フィールドの「正規表現」フィールドに、フィルタ定義をしていませんか。
この「正規表現」フィールドは、ログを抽出するためのフィルタを指定するフィールドではありません。
複数行を1メッセージとして通知する機能で、先頭行を示す正規表現(補足)を指定するフィールドです。- (補足)
- UNIXエージェントでは正規表現で、Windowsエージェントではワイルドカードで条件定義を行います。
ログを抽出するためのフィルタ定義は、フィルタ定義ファイルで指定します。
- フィルタ条件は、監視対象のログ、syslogメッセージ、イベントログに対して、正しく定義されていますか。
- Q22SystemManager Agent からのアラートがNetVisorProのアラートビューアやMCOの画面などで文字化けする。
- A22
統合ビューアのオペレーションウィンドウのヘルプにて、"漢字コード変換機能について" をキーワードに検索し、 "漢字コード変換機能について" を手順通りに設定してください。
- Q23ServerAgentからのTCP/IP(In-Band)通報を受信するための設定方法は?
- A23
- コントロールパネルのESMPRO ServerAgentのアイコンをクリックする。
- ServerAgentのプロパティ画面が表示されるので、通報設定ボタンを押す。
- アラートマネージャの画面が表示されるのを確認する。
- 設定メニューから通報基本設定をクリックする。
- (1) 通報基本設定の画面が表示され、マネージャ通報(SNMP)のビットマップが緑になっているのを確認。
- (2) マネージャ通報(TCP/IP In-Band)の行とマネージャ通報(SNMP)の行をクリックする。
- (3) マネージャ通報(TCP/IP In-Band)のビッドマップが緑マネージャ通報(SNMP)のビッドマップが赤に変わるのを確認する。
- 設定メニューから通報先リストの設定をクリックする。
- (1) IDがTCP/IP In-Bandの行を探してその行を選択する。
- (2) 修正ボタンを押して設定画面を開く。
- (3) 設定画面で宛先設定のボタンを押す。
- (4) 通報先のIPアドレスを入力してOKボタンを押す。
- (5) 通報テストボタンを押して通報テストを行う。
- (6) 正常であれば「通報テストに成功しました。」というメッセージが表示されるため終了ボタンを押す。
- (7) 異常であれば何かメッセージが出るはずなのでそのメッセージに従って対処する。
- イベントを通報する。
- (1) アラートマネージャのイベントログの各フォルダをクリックするとアイコンが表示されるのを確認する。
- (2) 任意のアイコンを選択して右クリックで通報先の指定を選択する。
- (3) 通報先リストに一覧が表示されるのでTCP/IP In-Bandを選択して追加タンを押す。
- (4) TCP/IP In-Bandが通報先リストから通報先に移動されるのを確認する。
- (5) OKボタンを押す。
- (6) 任意のアイコンを選択して右クリックで通報テストを選択する。
- (7) 「テストイベントをイベントログに登録してよろしいですか?」とメッセージ表示されるのでOKボタンを押す。
- (8) エラーなく終了することを確認する。
- (9) 通報先のマシンのアラームブラウザに通報したイベントの内容が通知されるのを確認する。
- Q24SystemMangerのインストールの“Webサーバのドキュメントルートフォルダ設定”で、エラーとなります。
- A24
以下の2つの問題の可能性があります。以下を確認してください。
■Web サーバのドキュメントルートフォルダ>配下に、"active"のフォルダと"active/active.jar"のファイルがあるかを確認してください。ない場合は、以下を行うことで回避できます。
- <Web サーバのドキュメントルートフォルダ>配下に、"active"のフォルダを作成し、Activeのインストール配下のlib/active.jarファイルを、作成した"active"のフォルダ配下に、コピーしてください。
■既にインストールされているMCOが使用するWebサーバをTOMCATと指定した場合に、この事象になる可能性があります。 以下を確認してください。
- <NEC ACTIVE のインストールフォルダ>/conf/install.datファイル内の
「WebServer種別(webserver.kind)」が、"Tomcat"になっていることを確認してください。
"Apache"になっていた場合、"Tomcat"を変更することで回避できます。以下のように変更してください。
webserver.kind=Tomcat
- Q25以下のErrorが出てインストールに失敗する。
------------------------------------------------------------
[ERROR] : Error occured while create DB.
: Please resolve the above mentioned error and try again
: Setup is exiting...
: EXIT CODE = 1
------------------------------------------------------------ - A25
以下を確認してください。
- install.props のCISAM_DBPATH で指定しているフォルダの空き容量は十分でしょうか?
- install.props でJRE1.5を指定していないでしょうか?
- CISAMは以下のバージョンでしょうか?
Informix C-ISAM Version 7.26 for HP Itanium Version 7.26.HC2
以下の方法で確認してください。
cd /opt/cisam/lib
file libifisam.so
以下の結果になっていること
$ file libifisam.so
libifisam.so: ELF-32 shared object file - IA64
以下の結果になった場合、FC2 がインストールされていますのでCISAM HC2を入れなおしてください。
$ file libifisam.so
libifisam.so: ELF-64 shared object file - IA64
- Q26以下のErrorが出てインストールに失敗する
-------------------------------------------------------------
データベーステーブルの作成に失敗しました。
入力値が正しいか、データベースが起動しているか確認してください。
------------------------------------------------------------- - A26
Oracleをデータベースに使用している場合、Oracleの初期化パラメータ「OPEN_CURSORS」の値が小さい場合、インストール時のSystemManagerのテーブル作成で、失敗している可能性があります。現在の値を確認し、大きな値に設定し再度インストールをお願いします。
SystemManagerとして、OPEN_CURSORS の値は、300を必要とします。この300は、Oracle9iでの規定値です。ただし、他のアプリケーションがOPEN_CURSORS を300以上必要な場合は、変更するようにしてください。
以下は400に変更している例です(この値はシステム側で決定してください)。- 現在の値を調べる
SQL> show parameter open_cursors; - 値を大きくする。
SQL> alter system set open_cursors=400;
または、
init.oraにopen_cursors=400 の値を記述してOracleを再起動 - 現在の値を調べる
- Q27SystemManager Backendサービスが起動しなくなりました。エラーメッセージに「oncrpc.dll がない」とエラーになります。
- A27
以下を確認してください。
- SystemManagerをインストールしている環境に、NetBackup のインストールまたはアンインストールを行っていないでしょうか?
NetBackup のインストールまたはアンインストール後にSystemManagerをインストールするか、NetBackup のインストールまたはアンインストールの前にWindowsのシステムフォルダ配下(Windows¥system32配下等) のONCRPC.DLL をバックアップ(他のフォルダ等へコピー)して、NetBackupインストールまたはアンインストール後に元に戻してください。 - WindowsAGをアンインストール後に、SystemManagerMGをインストールしていないでしょうか?
AGアンインストールし、リブート後に、MGをインストールしてください。
- SystemManagerをインストールしている環境に、NetBackup のインストールまたはアンインストールを行っていないでしょうか?
- Q28SystemManagerの二重化を行ったところ、パッケージの起動をしてもssEventDなどが起動しませんでした。
パッケージログを見ると、以下のメッセージが出力されます。
NadmMODd、NadmDBd、ssNNMlogD、ssEventD、ssMsgDが起動しません。
-- SystemManager(MG) duplex system starting --
ssNNMlogD fopen error.No such file or directoryovspmd: Object manager ssEventD is not registered. See ovaddobj(1m).
-- SystemManager(MG) duplex system started -- - A28
これは、ssNNMlogDというプロセスが起動時に必要な次のファイルがないためです。
/var/opt/SS/BASECenter/manager/DB/manager_sg/LANG_SSNLD
これらのファイルは、setup.shの中で作成します。いただいた情報からお客様の環境には、同ディレクトリに、LANG、NNM_VARのファイルがあります。setup.shを実行すると、同時に上記ファイルも作成するはずなのですが、何か手動操作により削除した等はありませんか?状態回避のためには、問題となっているマネージャノード上で次の操作を行い、ファイル作成&デーモンの起動を行ってください。- ファイル作成
cd /var/opt/SS/BASECenter/manager/DB/manager_sg/
cp LANG LANG_SSNLD - ssNNMlogDの起動
この後、パッケージの切替が可能でしたら、パッケージを切り替えることで事象が回避されたことを確認してください。パッケージの切替が不可能でしたら、次のコマンドラインでssNNMlogDが起動することを確認してください。
setenv LANG (LANG環境変数)
/opt/SS/bin/BASECenter/NNMlogD/ssNNMlogD
ここで先ほどまでの、fopen errorが出なければ問題がありません。psコマンドで、ssNNMlogDが起動していることを確認してください。なお、これでも直らない場合は、何かしらセットアップが失敗しているもしくはインストール自体が失敗している可能性がありますので、今一度SystemManagerをアンインストールしていただき、再インストールすることをお勧めいたします。
- ファイル作成
- Q29定義ファイルを適用しましたが、正しく動作しません。
- A29
定義ファイルの最終行に改行コードが無い場合、定義が有効にならないことがあります。
正しく動作しない定義ファイルをテキストエディタ等で開いてみて、定義の最終行に改行がなく、ファイルの終端(EOF)になっていれば、改行を追加してください。
----------------
xxxxxxxx[改行]
xxxxxxxx[EOF]
----------------
上記の状態であれば、以下のように改行を追加してください。
----------------
xxxxxxxx[改行]
xxxxxxxx[改行]
[EOF]
---------------- - Q30コンソール画面にアクセスすると以下のエラーメッセージが出て、ログイン画面が表示できない。
エラーメッセージ :
「アプレットを初期化できません。ブラウザプラグイン許可がありません。許可を設定してブラウザを再起動してください。」
または、「クライアントでのアクティブ-イベント登録に失敗しました。」 - A30
Managerのリリースメモに記載されている、「監視端末の設定」を行い、“active.policy”ファイルを行っているか、確認してください。
“active.policy”ファイルが正しく配置されている場合、“java.security”ファイルと、“java.security”ファイル内に記述されているファイル(“active.policy“および他の全ファイル)のアクセス権限において、Windowsにログインしているユーザに「読み取り」権限が許可されているか、確認してください。 - Q31Ver2のHP-UXマネージャを導入していますが、アラート受信時刻が、実際のOSのシステム時刻と差異があります。
- A31
HP-UXのJavaは、起動状態で、OSのシステム時刻を変更(NTPでの時刻同期含む)しても、Java内部で管理されている時刻にはその変更が反映されません。その影響を受けた現象と思われます。
- (補足)
- これはHP-UXのJavaの仕様によるものです。HP-UXのJavaは、一旦起動されると、Java内部で管理されている時刻とOSのシステム時刻とは同期しません。
OSのシステム時刻の変更(NTPでの時刻同期含む)を行っていないか、確認をお願いします。
OSのシステム時刻の変更を行う場合、以下の対応をご検討ください。- OSのシステム時刻の変更後に、マネージャを再起動する。
- HP-UXのJavaには、Java内部で管理されている時刻とOSのシステム時刻とを同期するオプションがありますので、このオプションを有効として運用ください。
詳細は、 FAQ「HP-UXマネージャで、Java内部の時刻を、OSのシステム時刻と同期する方法を教えてください。」の記載を参照してください。
また、NTPでの時刻同期をされる場合は、この指定を推奨します。
詳細は、 FAQ「NTPの時刻同期機能を使用しても問題ないでしょうか?」の記載を参照してください。
なお、この現象はWindowsマネージャや、Ver3以降では発生しません。
- (補足)
- Windows上で動作するJavaは、HP-UXのJavaと仕様が異なり、Java内部で管理されている時刻とOSのシステム時刻と同期されています。
Ver3以降は、受信時刻は、Javaモジュールでないモジュールで、時刻採取する様に変更しておりこの影響は受けません。
- Q32アンインストール時に以下のエラーが出てEngineがアンインストールできない。
「ファイル削除エラー インストール先のファイルを確認ください。 エラー番号:5 関連ファイル:AMCREGAC.dll」 - A32
Netvisor やMCOが上記DLLをつかんでいるからです。NetvisorのサービスやMCOのサービス("CDO ESMPRO"、"CDOCompDaemon"、CDODBService")を停止し、再度アンインストールを行ってください。
- Q33SystemManagerのログインURLにアクセスすると、「アクティブサービスに接続できませんでした。アクティブサービスがダウンしている可能性があります」とエラーメッセージが出て、ログイン画面が表示できない。
- A33
以下を確認してください。
- 監視端末のhosts にMGやGUIマシンのIPアドレス、host名が正しく設定されれているか、再度確認してください。
- SystemManagerは、マネージャマシンに複数NICが搭載されている場合、監視監視端末の接続は、プライマリのNIC(ACTIVEインストール時に表示されるホスト名)の経路のみになります。プライマリーのNICが指定されているか確認してください。
- Q34LinuxのRedHat AS4.0 (またはES 4.0) でsyslog監視等が動作しません。
- A34
LinuxのRedHat ASおよびES 4.0をデフォルトでインストールした場合、以下をする必要があります。
- SELinux(※1)を解除
- デフォルト言語をEUC もしくは、SJIS にする
- ※1Security-Enhanced Linuxの略でLinuxカーネルのセキュリティ拡張モジュールです。Redhad Enterprise Linux ASおよびES 4.0ではデフォルトでインストールされます。
以下のコマンドでSELinuxの状態を確認してください。
/usr/sbin/getenforce
出力結果が、enforcingまたはpermissiveの場合は機能が有効になっています。
以下の解除手順に従いSELinuxを解除してください。
解除を行う為には以下のファイルの該当行を編集します。
ファイルパス:/etc/selinux/config
変更内容:
SELINUX=enforcing(またはpermissive)
↓
SELINUX=disabled
上記実施後、マシンのリブートをお願いします。 - Q35Windows MGで受信するSNMPトラップのコミュニティを設定する方法は?
- A35
マネージャ側の指定は、下記手順で行います。
- [スタート]-[プログラム]-[ESMPRO]-[統合ビューア] を選択
→ オペレーションウィンドウ、アラートビューアが起動します - オペレーションウィンドウ [オプション]-[カスタマイズ]-[動作環境] を選択
→ 動作環境 画面が開きます - 動作環境 画面 SNMPトラップコミュニティ "コミュニティ名" で指定する文字列が受信するコミュニティ名となります。
複数のコミュニティ名を設定する場合は、コミュニティ名を","で区切って設定します。
#規定値は、どのコミュニティ名でも受け付ける "*" が設定されています
動作環境 画面を [OK] ボタンで閉じた時点より変更が有効となります。
- [スタート]-[プログラム]-[ESMPRO]-[統合ビューア] を選択
- Q36データベースにMSDEやC-ISAMを使用した場合とSQLServerやOracleを使用した場合の違いを教えてください。
- A36
申し訳ありませんが、MSDE、C-ISAMは高信頼ではないため、高信頼なMicrosoft SQLServerやOracleの使用を推奨します。
MSDEは、バックアップリストア・MG切り替え・クラスタは非サポートとなっています。 - Q37SystemManagerインストール後、/opt/OV/bin/ovstatusで見ると ssEventD と ssMsgD が登録されていないのですが?
- A37
以下の可能性はないでしょうか?
- Engineセットアップ時に/opt/SS/bin/BASECenter/setup.sh を実行した際、NNMが未起動ではないでしょうか?
- Engineセットアップ時に/opt/SS/bin/BASECenter/setup.sh を実行し忘れていないでしょうか?
上記の場合、再度、/opt/SS/bin/BASECenter/setup.sh を実行して、EngineとNNMを再起動してください。
- Q38HP-UX IPF版MG で、AG導入後、CPUトータルやスワップファイル情報を表示しようとすると、エラーとなります。
- A38
通信バッファサイズが十分でなく、構成情報送受信が失敗している可能性があります。
IPFマネージャの場合リリースメモにあるSS_MESGMAXBUFファイルの作成だけでは通信バッファサイズが拡張されません。マネージャ側の環境変数に、
SS_MESGMAXBUF [通信バッファサイズ]
を設定して頂く必要があります。環境変数に
SS_MESGMAXBUF 2400000
のように、設定してください。rcファイルに設定を記述する場合は、
- rc.SystemScopeMgr
- rc.SystemScopeMgr_duplex(クラスタ構成の場合)
のstartの直後に設定をお願いします。
環境変数設定後に、マネージャ及び、対象エージェントの再起動をお願いします。 - Q39SystemManager R4.0 をアンインストールした後、SystemManager R3.0をインストールしましたが、syslog監視などができません。SystemManager R3.0が正常に動作していないようです。
- A39
SystemManager R4.0 をアンインストールしても、system32 配下の libSSBASE_A.dll などが削除されず、SystemManager R3.0が正常に動作しません。手動でsystem32 配下の libSSBASE_A.dll などを削除してください。
- Q40AlertManagerのアラートビューアで、SystemManagerのアラートのアラートタイプ(「WebSAM」等)が表示されません。
原因と対処を教えてください。 - A40
SystemManager Manager(Windows版)では、SystemManagerのアラートは、AlertManagerのアラートビューアにも表示されますが、標準では、そのアラートビューアには、SystemManagerのアラートのアラートタイプ(「WebSAM」等)は、表示されません。
AlertManagerのアラートビューアで、SystemManagerのアラートタイプを表示させるには、AlertManagerに、そのアラートタイプの登録が必要です。AlertManagerに、SystemManagerのアラートタイプを登録する手順は、以下の資料を参照してください。
なお、資料中に記載しているダウンロードして頂くファイルは、以下となります
- Q41SystemManagerとしてアラートをメールやパトランプなどで通報を行う仕組み(または製品)は何をサポートしていますか?
- A41
SystemManagerの機能として、アラートを受信したとき、任意のコマンドを実行することが可能です。
メール通報するコマンドを用意していただければ、メール通報も可能です。パトライト通報するコマンドを用意していただければ、パトライト通報も可能です。詳細は、SystemManagerのマニュアル「SystemManager利用の手引き」の「5.5.11 コマンド設定」を参照してください。
ただし、アラートを大量に受信してコマンド起動を大量に実行する場合、起動されたコマンドの処理に時間がかかると、それ以後のアラートを処理できなくなる状態になる可能性があります。受信したアラートすべてでコマンドを実行するのではなく、一部のアラートのみコマンド実行する、という運用にするか、大量のアラートが発生しない運用にする、など運用面での注意をお願いします。
また、SystemManager の Windows 版マネージャであれば、AlertManagerと連携してメール通報も可能です。 - Q42FT機で動作しますか?
- A42
FT機でもSystemManagerが動作可能なOSならば動作しますが、以下の注意事項があります。
仮想NICの構築がOS起動後しばらく時間がかかる場合のあるFT機で、SystemManagerを使用する場合、OS起動時、停止時は、以下の操作をお願いします。- OS起動時:
- OS起動後、仮想NICが有効になってから以下のSystemManager関連サービスを手動で再起動してください。
"SystemManager Manager Engine"
"SystemManager Manager Framework GUI"
"SystemManager Manager BackEnd"
"NEC ACTIVE SystemManager" - OS停止時:
- 以下のSystemManager 関連サービスを手動で停止してからOS再起動してください。
"SystemManager Manager Engine"
"SystemManager Manager Framework GUI"
"SystemManager Manager BackEnd"
"NEC ACTIVE SystemManager"
上記手順をしない場合、以下のような不具合が出る可能性があります。
- SystemManagerのログイン画面が表示されない
- アラート番号に抜けが発生する
- Q43性能情報の収集ダイアログが表示されません。オペレーションウィンドウより対象Agnetを選択し、ツールもしくは右クリックにて性能情報の収集を選択しても何も表示されません。
- A43
監視端末側の以下の設定を確認してください。
- IEで使用しているJREにおいて、javaのセキュリティのポリシー設定が、リリースメモ通りに設定できているか
- active.policyファイルが、SystemManagerインストール媒体のものと一致しているか
- Q44SystemManagerのマネージャサーバのイベントログのアプリケーションログに以下のエラーが出力されました。
ソース:SystemManager Manager Engine
ID:1
内容:SystemManager Manager Engineより、以下のメッセージが出力されました。 NadmMOd:Nv_Enqueu_Cnt logic error
このエラーのシステムへの影響度および原因および対処方法についてご教示願います。 - A44
影響度、原因、対処方法について、以下に記載します。
- 影響度について
Windows版のSystemManagerの場合、エージェントから受信したメッセージは、SystemManager(Agent)→SystemManager(Engine)→ESMPRO/BASE→|中略|→GUI という流れでGUIに表示されます。
メッセージのラッシュなどに対応する為に、上記したSystemManager(Engine)→ESMPRO/BASE 間で、メッセージの保留を行っています。
"NadmMOd:Nv_Enqueu_Cnt logic error"のログが出た場合、保留できるメッセージの件数がデフォルトよりも1件少なくなってしまいます。
ただ、メッセージロストやメモリリーク等、運用に大きく影響するような事象は発生しません。 - 原因について
SystemManager(Engine)→ESMPRO/BASE間の保留処理で、保留件数の管理をしておりますが、まれなタイミングでメッセージの保留処理が完了していない状態で、保留件数のチェックを行ってしまいます。
これによりデータとして保留メッセージがある状態なのに、保留件数が0件という判断をしてしまい、実情と認識している保留件数が合わないため、 "NadmMOd:Nv_Enqueu_Cnt logic error"のログを出力します。
なお、保留件数の処理に矛盾が出るだけで、実際のデータの保留・送信・保留削除は正常に行われるため、上記しましたように、メッセージロストやメモリリーク等は生じません。 - 対処・今後について
恐れ入りますが、本事象を回避する手段はありません。
- 影響度について
- Q45SystemManagerの監視コンソールに「性能情報の採取に失敗しました」とエラーメッセージが出力されます。原因と対応方法をご教示いただけないでしょうか?
- A45
該当AGがWindows AGの場合、以下の作業によりこのエラーメッセージが出力されます。
下記の作業を行っている場合は、問題はありませんので通知されたエラーメッセージは無視してください。- AGのマシン時刻を戻していないでしょうか。
- 該当 AG でドライブ数が増減していないでしょうか。
- 該当 AG で CPU 数が増減していないでしょうか。
- 該当 AG で NIC 数が増減していないでしょうか。
良くある事例として、USBメモリやHDDを挿入して作業後、抜去するとドライブ数が増減し、その契機で本メッセージが出力される事例があります。
なお、上記のエラーメッセージが出力された場合の蓄積される性能情報は以下のようになります。
- AGのマシン時刻を戻した場合
性能情報で平均値の項目は、全て値が0で蓄積されます。
区間の平均値が返却されるOSのAPIがエラーとなったり、エージェント内で算出できない為です。 - ドライブ数が増減していた場合
採取タイミングでファイルシステム数は増減しますが、性能情報が採取でき蓄積されます。 - CPU数が増減していた場合
採取タイミングで、管理するCPU数は増減しますが、各CPUの性能情報は値は0で蓄積されます。 - NIC数が増減していた場合
個別NICの通信パケット数は、採取タイミングで、管理するNIC数は増減しますが、各NICの性能情報は値は0で蓄積されます。
通信パケット数は、個別NICの通信パケット数の合計のため、NICの増減があると値は0で蓄積されます。
- Q46ログイン画面からログインすると、「製品のロード中にエラーが発生しました」とエラーになる。
- A46
SystemManager MG のリリースメモの「監視端末の設定について」に記載されている java.security、active.policy の設定が正しく行われていません。正しく行われているか確認してください。
- Q47SystemManagerの監視画面から、しきい値設定ダイアログやアラートフィルタダイアログなどが起動しなくなった。
- A47
マネージャマシンのネットワークケーブルを抜いたり挿し直ししたり、ネットワークカードを無効/有効を切り替えたりしていないでしょうか?もししているのであれば、SystemManager MGとActiveサービスの再起動をしてください。
- Q48マネージャマシンのネットワークケーブルを抜いたり挿し直ししたり、ネットワークカードを無効/有効を切り替えたりしても、正常に動作しますか?
- A48
動作しません。
マネージャマシンのネットワークケーブルを抜いたり挿し直しをしたり、ネットワークカードの無効/有効を切り替えたりした場合は、SystemManager MGとActiveサービスの再起動をしてください。 - Q49監視画面より、「性能情報収集の設定」のメニューを選択しても、何も表示されない。
- A49
Managerのリリースメモに記載されている、「監視端末の設定」を行い、"active.policy"ファイルを行っているか、確認してください。
- Q50Oracle8iと共存できますか?
- A50
WIndowsMGとOracle8iを共存させるときは問題があります。以下の方法で回避してください。
C:¥Program Files¥ESMPRO¥NVBASE¥BIN¥NVBASE.DLL を C:¥Program Files¥NEC¥SystemManager¥FrameworkManager¥bin 配下にコピーしてください。(インストール先をデフォルトから変更している場合は読み替えてください) - Q51コントロールパネル → Java Plug-in が起動しません。
- A51
SystemManager Manager BackEndサービスを停止して、起動するか確認ください。
- Q52「NEC ACTIVE1.1.1」とあるがどのような製品なのでしょうか?
- A52
「NEC ACTIVE1.1.1」とは、SystemManagerが利用する通信基盤になります。SystemManagerのMGと監視画面の間の通信を行う通信基盤モジュールです。
「NEC ACTIVE1.1.1」は、SystemManagerの媒体に添付されています。 - Q53SystemManagerが使用しているJREにセキュリティ問題があるようですが、対策はありますか?
- A53
SystemManagerの監視端末では、InternetExplorerでJREを使用していますが、使用しているJREにセキュリティ問題がある場合、以下のどちらかの対処をお願いします。
- 対策1:
悪意のあるWebサイトにアクセスしないようにしてください。 - 対策2:
以下の設定を行い、信頼済みのサイト以外は、JREを使用しない設定をしてください。- 1)Sun Java Plug-In を IE 以外のブラウザに設定しない。
- 2)IEの[インターネットオプション]で、[セキュリティ]のインターネットゾーンの以下の各々を「無効」(または「ダイアログ表示」)にする。
- [ActiveXコントロールとプラグインの実行]
- [Java VM]-[Javaの許可]
- [スクリプト]-[Javaアプレットのスクリプト]
- 3)SystemManagerのWEBサーバを信頼済みサイトに登録する。
- 4)Windows Update など業務上必要なサイトを信頼済みサイトに登録する。
- 対策1:
- Q54Windows AGインストール時やアンインストール時に、以下のエラーメッセージが出力されます。対処方法は何でしょうか?
出力メッセージ:
-----------------------------------------------
ストリング変数が文字列に対して十分な大きさがありません。
ストリング宣言を確認してください。
エラー 401
-----------------------------------------------
環境変数の設定に失敗しました。
----------------------------------------------- - A54
SystemManager Agentのインストーラで使用しているInstallShieldの制限による事象です。
インストーラでは、環境変数PATHを編集しますが、InstallShieldには、環境変数PATHが1024バイト以上になると扱えないという制限があり、超えた場合、該当のエラーポップアップが出力されます。
環境変数PATHが長すぎるための事象ですので、以下の手順により、回避が可能です。- インストール時に該当のエラーがポップアップされた場合の対処
インストール実施前に、一時的に環境変数PATHを短く編集し、インストール実施後に、環境変数PATHを元に戻すことにより回避が可能です。- 【注意】
- 一時的に環境変数PATHを短く編集した状態は、環境変数PATHから削除されたパスに関する製品に影響を与える可能性があるため、環境変数PATHの復元は速やかに行ってください。
具体的な手順は以下です。
該当のエラーがポップアップされた場合、インストールを終了させてください。中途半端にインストールされている状態のため、一旦、Agentのアンインストールが必要です。- インストーラを終了させる。
表示されたダイアログで「OK」をクリックして処理を進め、「セットアップの完了」ダイアログでは「いいえ、後でコンピュータを再起動します」を選択し、完了ボタンをクリックします。
「セットアップの完了」ダイアログで「はい」をクリックして再起動をした場合は、そのまま手順 2. 以降を実施してください。 - SystemManager Agentのアンインストール。
アンインストール時にも該当のエラーがポップアップされる可能性がありますが、無視して頂いて構いません。 - サーバをリブートする。
アンインストールを実施した後、サーバをリブートしてください。 - 環境変数PATHを短くする。
インストーラでは、環境変数PATHに、「SystemManager Agentのパス」(補足)を追加します。- (補足)
- SystemManager Agentのパスは、「<インストール先フォルダ>\lib」であり、既定のインストール先フォルダの場合、「C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG\lib」となります。
そのパスの追加処理で、上記パスを追加しても1024バイト未満になるよう、一時的にシステムの環境変数PATHを短くしてください。
短くするために削ったパスは、Agentのインストール後に復元できるよう退避してください。例えば、
path=パスA;パスB; ~ ;パスV;パスW;パスX;パスY;パスZ
だったとします。
「パスW」以降を削除すると、「SystemManager Agentのパス」が追加されても、1024バイト以内になる場合は、「パスW」以降のパスを削除し、以下のようにします。
path=パスA;パスB; ~ ;パスV - SystemManager Agentのインストール。
環境変数PATHを短くした後、SystemManager Agent のインストールを行います。
「セットアップの完了」ダイアログでは、「いいえ、後でコンピュータを再起動します」を選択し、完了ボタンをクリックしてください。 - 環境変数 PATH を編集し、復元する。
サーバを再起動する前に、手順 4. で短くする際に削った部分のパスを環境変数PATHに追加し、復元してください。
例えば、インストールが完了した後、OSの再起動前に以下のようにpathを復元します。
インストール時に指定するインストール先フォルダのパスが、既定(「C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG」)の場合は、以下となります。
path=パスA;パスB; ~ ;パスV;C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG\lib;パスW;パスX;パスY;パスZ - サーバをリブートする。
- アンインストール時に該当のエラーがポップアップされた場合の対処
環境変数PATHの削除以外は行われていますので、アンインストールを終了させ、環境変数PATHから「SystemManager Agentのパス」を手動で削除してください。
具体的な手順は以下です。- アンインストーラを終了させる。
表示されたダイアログで「OK」をクリックして処理を進め、「セットアップの完了」ダイアログでは「いいえ、後でコンピュータを再起動します」を 選択し、完了ボタンをクリックします。
「セットアップの完了」ダイアログで「はい」をクリックして再起動をした場合は、そのまま手順 2. 以降を実施してください。 - 環境変数 PATH を編集する。
環境変数PATHからSystemManager Agentのインストール先フォルダ名を含むパス名を削除してください。
例えば、インストール時に指定されるインストール先フォルダのパスが、既定(「C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG」)の場合は、以下となっています。
path=パスA;パスB; ~ ;パスV;C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG\lib;パスW;パスX;パスY;パスZ
この場合、「C:\Program Files\NEC\SystemManager\AG\lib」部分を削除して、以下のようにします。
path=パスA;パスB; ~ ;パスV;パスW;パスX;パスY;パスZ - サーバをリブートする。
- アンインストーラを終了させる。
- インストール時に該当のエラーがポップアップされた場合の対処
- Q55MGがダウン時にAGに保留できるメッセージ数はいくつか?また設定変更は可能か?
- A55
保留できるメッセージの件数としては、以下のとおりです。
- デフォルト:200件
- 最大:1048576件
なお、デフォルト設定ではメモリにのみ200件保持します。
設定変更によりファイルへの保留が可能で、1ファイルあたりの保留件数(最大1024件)と保留ファイル数(最大1024ファイル)が指定できるので、最大1024×1024=1048576件の保留が可能となります。
詳細は、SystemManagerのマニュアル「SystemManager利用の手引き」の「Agent-Manager間の高信頼性機能について」を参照してください。
ただし、闇雲に最大保留件数を大きくしても、再送時にメッセージラッシュを引き起こすことになるため、システム規模やメッセージの発生頻度を考慮して、適切な値を選択する必要があります。 - Q56正規表現で使用できないパターンはありますか?
- A56
HP-UX、Solaris、AIX、Linux のAGでは、正規表現を使用したパターンマッチングを実装していますが、以下の正規表現パターンは指定できません。
-
指定できないパターン
(正規表現文字列0)$0(正規表現文字列1)$1…(正規表現文字列n)$n
例 : (abc)$0(edf)$1正規表現パターンマッチング処理は、OS標準の関数を以下のとおり使用しています。
HP-UX、Solaris、AIX:regex()、regcmp()
Linux:re_exec()、re_comp()OS標準の関数では、正規表現文字列として、"()"で囲んだものを指定することが可能です。
()の直後に指定可能な"$n"は、正規表現の値を受け取ることを意味するものですが、SystemManagerではこれを受け取る必要性がないため、$nの指定には対応していません。正規表現関数に指定可能な正規表現文字列の詳細は、当該のOSの関数仕様をご確認願います。
- 正規表現を使用している機能
- 障害監視(syslog監視)機能
抽出フィルタ定義、削除フィルタ定義、同一メッセージ抑止定義 - ログファイル監視機能
抽出フィルタ定義、削除フィルタ定義、同一メッセージ抑止定義 - OpenDIOSA/OPBASE連携機能
抽出フィルタ定義、削除フィルタ定義、同一メッセージ抑止定義 - プロセス監視機能
監視対象プロセス名
- 障害監視(syslog監視)機能
-
- Q57タイムゾーンの設定で、「マネージャ時間」を指定しても、各所の時刻表示が変更されません。また、JAVAの例外(以下)も出力されています。一方、「コンソール時間」、「GMT」を指定した場合には、正常に変更されています。
原因を教えてください。Exception(2):Deserialize at _invokeMethod in Controller
java.security.AccessControlException: access denied (java.lang.RuntimePermission accessClassInPackage.sun.util.calendar)
at java.security.AccessControlContext.checkPermission(Unknown Source)
at java.security.AccessController.checkPermission(Unknown Source)
at java.lang.SecurityManager.checkPermission(Unknown Source)
at java.lang.SecurityManager.checkPackageAccess(Unknown Source)
at sun.applet.AppletSecurity.checkPackageAccess(Unknown Source)
(略) - A57
SystemManagerの媒体に付属している「active.policy」を使用しているか、確認してください。
active.policy が古いバージョンのSystemManagerのメディアに使用しているものを利用している場合、上記エラーになります。 - Q58エージェントリモート更新を行うと、以下のエラーが出た。原因と対処は?
「WebSAM(BASE000038):エージェントの更新に失敗しました。不正な状態です。(updatecode = 4, restorecode = 5)」 - A58
リモート更新処理では、パッケージのインストール前後にpsコマンドでSysMgrのプロセスの停止/起動を確認しております。
SysMgrのプロセスの一部は一瞬2つ以上になる場合があり、その場合エラーとなります。エラーが発生した場合、再度エージェントリモート更新を実行ください。 - Q59監視画面を起動するとIEの画面が真っ黒になり、ログイン画面が表示されない。
- A59
以下を確認してください。
- 監視端末のjava.security、active.policy の設定
リリースメモの「5.2 監視端末の設定について」に記載されている内容どおり設定している確認ください。 - InternetExplorerの[ツール]-[インターネットオプション]の[セキュリティタブ]で、「Javaの許可」が有効になっているか確認ください。
- 監視端末側に、必要とするJREのバージョンより新しいバージョンのJREが、インストールされていないでしょうか?
インストールされている場合、以下のいずれかのFAQに該当しますので、それぞれに対応をお願いします。- 「SystemManager では、JRE1.4.2_12 を使用しているのですが、監視端末に、JRE1.4.2_12の他に、より新しいバージョンのJRE(例えば、JRE1.4.2_14)がインストールされています。JRE1.4.2_12で動作させることはできますか?」
- 「SystemManagerでは、JRE1.4.2_12 を使用しているのですが、監視端末にJRE1.5.xがインストールされていても動作しますか?」
- 「SystemManagerでは、JRE1.4.2_12 を使用しているのですが、監視端末にJRE1.6.xがインストールされていても動作しますか?」
- 「SystemManagerでは、JRE1.5.0_11を使用しているのですが、監視端末にJRE1.6.xがインストールされていても動作しますか?」
- 監視端末のjava.security、active.policy の設定
- Q60SystemManagerでは、JRE1.4.2_12 を使用しているのですが、監視端末にJRE1.5.xがインストールされていても動作しますか?
- A60
- JRE1.5.0_07 以降との同居の場合 :
MG側の以下のファイルを修正する必要があります。- 修正ファイル :
SystemManagerの使用するWebサーバのドキュメント配下の以下のファイル
R3.0以降
/SysMgr/ESMConsole.html
/SysMgr/ESMConsoleRef.html
R2.4以前
ESMConsole.html
ESMAdminTool.html - 修正方法
以下のように、修正してください。
--- 修正前
document.write(”<OBJECT classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93' WIDTH=100% HEIGHT=100% backgroundStretchToFit=true”);
----
classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93' は、環境によって、
「8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93」の値が変わることがあります。上記の
classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93'
という部分を
classid='clsid:CAFEEFAC-0014-0002-FFFF-ABCDEFFEDCBA'
に置き換える。監視端末のレジストリに以下のキーを追加
[HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥JavaSoft¥Java Deployment¥Policy]
"EnableSecureStaticVersioning"=dword:00000000
- 修正ファイル :
- JRE1.5.0_06 と同居の場合
JREの問題で同居は不可能です。JRE1.5.0_06をアンインストールしてください。
どうしてもJRE1.5.0_06を使用する場合、以下の方法でも可能です。
(しかし、Javaの公式手順でないため、PJ側で動作確認をお願いします)以下の「JRE1.5.0_05 以前 との同居の場合」の対処を行う。
加えて、監視端末のレジストリに以下のキーを追加
[HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥JavaSoft¥Java Deployment¥Policy]
"EnableSecureStaticVersioning"=dword:00000000 - JRE1.5.0_05 以前 との同居の場合 :
MG側の以下のファイルを修正する必要があります。- 修正ファイル :
SystemManagerの使用するWebサーバのドキュメント配下の以下のファイル
R3.0以降
/SysMgr/ESMConsole.html
/SysMgr/ESMConsoleRef.html
R2.4以前
ESMConsole.html
ESMAdminTool.html
- 修正ファイル :
- 修正方法
以下のように、修正してください。--- 修正前
document.write(”<OBJECT classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93' WIDTH=100% HEIGHT=100% backgroundStretchToFit=true”);
----
classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93' は、環境によって、
「8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93」の値が変わることがあります。上記の
classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93'
という部分を
classid='clsid:CAFEEFAC-0014-0002-0012-ABCDEFFEDCBA'
に置き換える。
上記は、JRE1.4.2_12を使用する場合。
異なるJREを使用する場合は、「0014-0002-0012」の部分を修正する。
- JRE1.5.0_07 以降との同居の場合 :
- Q61SystemManager では、JRE1.4.2_12 を使用しているのですが、監視端末に、JRE1.4.2_12の他に、より新しいバージョンのJRE(例えば、JRE1.4.2_14)がインストールされています。JRE1.4.2_12で動作させることはできますか?
- A61
MG側と監視端末側を以下のように修正する必要があります。
JRE1.4.2_14をご利用の方は、文中のJRE1.4.2_12の部分を読み替えてご対応ください。- MG側の以下のファイルを修正
- 修正ファイル:
SystemManagerの使用するWebサーバのドキュメント配下の以下のファイル
R3.0以降
/SysMgr/ESMConsole.html
/SysMgr/ESMConsoleRef.html
R2.4以前
ESMConsole.html
ESMAdminTool.html - 修正方法
以下のように、修正してください。--- 修正前
document.write(”<OBJECT classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93' WIDTH=100% HEIGHT=100% backgroundStretchToFit=true”);
----
classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93' は、環境によって、「8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93」の値が変わることがあります。上記の
classid='clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93'
という部分を
classid='clsid:CAFEEFAC-0014-0002-0012-ABCDEFFEDCBA'
に置き換える。
上記は、JRE1.4.2_12を使用する場合。
異なるJREを使用する場合は、「0014-0002-0012」の部分を修正する。
- 修正ファイル:
- 監視端末側の以下の設定を修正
- 監視端末のコントロールパネル → 「Java Plug-in」→ 「詳細」 タブで、「Java Plug-in のデフォルトを使用」を設定してください。
ただし、JRE1.5.X が入っている場合は「コントロールパネル」に 「Java Plug-in」がなく、設定できません。その場合、
<使用するJREのインストールフォルダ>¥bin¥jpicpl32.exe をダブルクリックにより起動してください。
JRE1.4.2_12の場合、デフォルトでは<使用するJREのインストールフォルダ>は以下になります。
C:¥Program Files¥Java¥j2re1.4.2_12
- 監視端末のコントロールパネル → 「Java Plug-in」→ 「詳細」 タブで、「Java Plug-in のデフォルトを使用」を設定してください。
- MG側の以下のファイルを修正
- Q62NEC ACTIVEをインストールしようとすると、「システムコンポーネントをインストールしたり構成するには、コントロールパネルを使ってください」とエラーダイアログが表示されインストールできない。
- A62
NEC ACTIVE のインストールスクリプト“activeinst.bat”の格納場所に移動して実行しているか、確認ください。
- Q63エージェントをインストールしましたが、異なるエージェント名で表示されます。正しいエージェント名で表示するにはどうすればよいでしょうか?
- A63
表示されるエージェント名は、マネージャにて、OSの名前解決で得たホスト名となります。
想定しているエージェント名(正しいエージェント名)で表示できないのは、そのホスト名で名前解決できないためです。以下の手順を実施してください。
以下の手順では、「ドメイン名がついていないホスト名」が想定外のエージェント名で、「ドメイン名つきホスト名」が、想定しているエージェント名です。
なお、UNIX AGの場合と、Windows AGの場合に分けて記載しています。- (補足)
- 文中の<SysMgrAG_HOME> は、Agent のインストールディレクトリで、既定のパスは、
"C:¥Program Files¥NEC¥SystemManager¥AG" です。
また、<SysMgrMG_Engine_HOME> は、Manager(Engine)のインストールディレクトリで、既定のパスは、
"C:¥Program Files¥NEC¥SystemManager¥Engine" です。
- UNIX AGの場合
まず、Manager側で、想定しているエージェント名(正しいエージェント名)で名前解決できるように、hostsやDNSのホスト名の変更や、OSの名前解決順の変更を行ってください。- Agentの登録解除
Agentにて下記のコマンドを実行してください。
# /opt/SS/bin/BASECenter/ssppinstall.sh del - Agentの停止
# sh /etc/SS/BASECenter/rc.ssWatchd stop
# sh /etc/SS/BASECenter/rc.SystemScopeAgt stop - GUIのマップからの削除
SystemManagerのGUIから、ドメイン名がついていないホスト名のAgentを削除してください。
既にマップに表示されていない場合は、次の手順に移ってください。 - 登録情報の削除
Manager上に下記のファイルが残存していた場合は、削除をしてください。
<SysMgrMG_Engine_HOME>¥SYSMANAGER¥DB¥BASECenter¥manager¥installDB¥[エージェント名]
<SysMgrMG_Engine_HOME>¥SYSMANAGER¥DB¥BASECenter¥manager¥DB¥config¥[エージェント名]
<SysMgrMG_Engine_HOME>¥SYSMANAGER¥DB¥BASECenter¥manager¥DB¥agent_mng¥struct¥[エージェント名][エージェント名]は該当Agentの名前の情報のみ削除するようお願いします。
また同じAgentに対しドメイン名つきとドメイン名なしの2つのファイルが存在する場合は、両方削除してください。 - Agentの起動
# sh /etc/SS/BASECenter/rc.SystemScopeAgt start
# sh /etc/SS/BASECenter/rc.ssWatchd start - Agent上で登録コマンドの実行
Agentにて下記のコマンドを実行してください。
# /opt/SS/bin/BASECenter/ssppinstall.sh add - SystemManagerのGUI上でAgentの自動発見
1-6の手順実施中に何かエラーになった場合は、恐れ入りますがAgent及びManager側にて再度情報採取ツールによる情報採取をお願いいたします。
- Agentの登録解除
- Windows AGの場合
まず、Manager側で、想定しているエージェント名(正しいエージェント名)で名前解決できるように、hostsやDNSのホスト名の変更や、OSの名前解決順の変更を行ってください。- Agentの登録解除
Agentにて下記のコマンドを実施してください。
<SysMgrAG_HOME>¥BASECenter¥ssppinstall.bat del - Agentの停止
SystemManager Agentのサービスを停止してください。 - GUIのマップからの削除
SystemManagerのGUIから、ドメイン名がついていないホスト名のAgentを削除してください。
既にマップに表示されていない場合は、次の手順に移ってください。 - 登録情報の削除
Manager上に下記のファイルが残存していた場合は、削除をしてください。
<SysMgrMG_Engine_HOME>¥SYSMANAGER¥DB¥BASECenter¥manager¥installDB¥[エージェント名]
<SysMgrMG_Engine_HOME>¥SYSMANAGER¥DB¥BASECenter¥manager¥DB¥config¥[エージェント名]
<SysMgrMG_Engine_HOME>¥SYSMANAGER¥DB¥¥BASECenter¥manager¥DB¥agent_mng¥struct¥[エージェント名][エージェント名]は該当Agentの名前の情報のみ削除するようお願いします。
また同じAgentに対しドメイン名つきとドメイン名なしの2つのファイルが存在する場合は、両方削除してください。 - Agentの起動
SystemManager Agentのサービスを起動してください。 - Agent上で登録コマンドの実行
Agentにて下記のコマンドを実施してください。
<SysMgrAG_HOME>¥BASECenter¥ssppinstall.bat add - SystemManagerのGUI上でAgentの自動発見
1-6の手順実施中に何かエラーになった場合は、恐れ入りますがAgent及びManager側にて再度情報採取ツールによる情報採取をお願いいたします。
- Agentの登録解除
- Q64複数MGアラート転送機能で、接続先MGサーバとの通信パスが、異なるセグメントの場合でも、アラート通知は可能でしょうか?
例えば、AGサーバがAとBの異なるネットワークセグメントでIPを持っていて、正系MGとの通信にはAセグメントを、副系MGと通信にはBセグメントを使用して、正系副系それぞれのMGへのアラート通知は、可能でしょうか? - A64
正系副系それぞれの MG との通信に使用する NIC を固定化することで可能です。
以下の手順で固定化してください。- AG停止
AGのプロセスを停止します。 - myhostname 作成
正系MG用のmyhostnameを作成し、正系MG用のネットワークインタフェースの固定化を実施してください。
続いて、副系MG用のmyhostnameを作成し、副系MG用のネットワークインタフェースの固定化を実施してください。なお、myhostnameの作成につきましては、マニュアル「SystemManager利用の手引き」の「ネットワークインタフェースの固定化」を参照してください。
また、それぞれのmyhostnameの配置パスは、以下となります。
- 正系MG用のmyhostnameのパス
UNIX AG : /var/opt/SS/BASECenter/agent/DB/aod/myhostname
Windows AG : <SysMgrAG_HOME>¥BASECenter¥agent¥DB¥aod¥myhostname - 副系MG用のmyhostnameのパス
UNIX AG : /var/opt/SS/BASECenter/Slave_1/DB/aod/myhostname
Windows AG : <SysMgrAG_HOME>¥BASECenter¥Slave_1¥DB¥aod¥myhostname
- 【補足】
- <SysMgrAG_HOME>は、AG のインストールディレクトリで、既定のパスは、"C:¥Program Files¥NEC¥SystemManager¥AG" です。
- 正系MG用のmyhostnameのパス
- AG起動
AGのプロセスを起動します。
- 【注意】
- Windows では、myhostnameを使用する際に、以下の注意点があります。
myhostname にコンピュータ名と同じホスト名を記述した場合、使用する IP アドレスは NIC のバインド順の先頭のものとなります。 そのため、NIC のバインド順によっては意図しない IP アドレスが使用される可能性があります。
対処としては、myhostname にコンピュータ名とは異なる名前を記述してください。AG の hosts ファイルには、myhostname に記述したホスト名を登録し、IP アドレスは MG との通信で使用する NIC に割り当てたアドレスを指定してください。
- AG停止
- Q65TomcatをHP-UX付属のtarで展開したところ、展開が失敗して、@LongLink という名前のファイルが複数できましたが、問題ないのでしょうか?
- A65
HP-UX に付属しているtar が長いファイル名の展開に対応していないからです。この問題を回避するために、GNU tar をインストールしてから再度展開してください。
- Q66syslog監視設定ファイル(syslog.conf)が適用できません。
- A66
syslog.confの書式は以下となります。
<ファシリティ>.<プライオリティ>"タブ"<パイプファイル><プライオリティ>と<パイプファイル>の間は、タブ区切り以外はエラーとなります。設定ファイルの書式をもう一度ご確認ください。
- Q67エージェントのインストール時に「インストール失敗(エラーコード:4)」と表示され、インストールできません。
- A67
インストール時のエラーログは /var/adm/sw/swagent.log に出力されます。
このログに下記のメッセージが出ている場合は、WebSAM BASECenterのMGかAGが既にインストールされています。-------------------------------------------------------
SystemManager(NECSYSMUTILag) can't install on SystemScope/BASECenter(AG)
-------------------------------------------------------WebSAM BASECenterをアンインストールしてからSystemManagerのインストールを行ってください。
- Q68CPU名の一部が欠けて表示されます。全部を見る方法はありますか?
- A68
全部を表示する方法はありません。CPU名称にブランクを含む場合は最初のブランクまでしか表示されません。
- Q69「性能情報収集の設定」や「アラートしきい値の設定」を行うとエラーメッセージが表示されることがありますが、どうすればよいですか?
- A69
「性能情報収集の設定」や「アラートしきい値の設定」を行った際に次のようなメッセージが表示されることがありますが、それぞれ以下の理由による通知です。状態を確認して頂き、必要であれば保守窓口までお問い合わせください。
- libINSM_PFd:InsmPerfReadStatus(xxxx):ret=16:errno=2
[性能情報収集の設定],[アラートしきい値の設定]の画面を出す際に、予測ディスク容量の計算の為に当該エージェントに対して現在性能の送信要求を行うと同時に、送信されてきた現在性能データの参照を行います。
上記のログは、この現在性能データ参照時に、まだマネージャが現在性能データを受信出来ていないことを示します。
なお、現在性能データが無い場合は、一定時間待った後に現在性能データの参照を再度行います。
したがって[アラートしきい値の設定]の画面が表示され設定変更が行えるのであれば、現在性能データ参照のリトライに成功していますので、上記のログが出力されていても問題ありません。 - libINSM_PFd:InsmPerfReadStatus(xxxx):ret=112:errno=2
上記のログは、現在性能データの参照をしようとしたエージェントがネットワークに接続されていない、もしくはダウンしていることを示します。
エージェントの死活状態、接続状態をご確認ください。 - InsmPFd:Nadm_perfdata_start(xxxx):ret=5:errno=0
InsmPFdとは、下記の動作を行った場合に起動する常駐プロセスです。- [性能情報収集の設定]画面の起動
- [アラートしきい値設定]画面の起動
- システムツリーの現在性能画面の表示
- 現在性能グラフの表示
上記のログは、このNadmMOdとの通信処理に失敗していることを示します。複数の原因が考えられますので、以下を確認してください。
- 【原因1】
- マネージャマシンに複数のNICが存在する場合、NadmMOdが通信に使っているNICと InsmPFdが通信に使っているNICが違う為に通信エラーが発生している。
- 対処:
- SystemManagerのマネージャ起動後に、NICを有効/無効にするなど、ネットワークの設定変更等を行っていないか?を確認してください。
変更を行っている場合は、NICの接続順序などを変更し、常に同じNICが優先されるように設定してください。 - 【原因2】
- NadmMOdが停止している
- 対処:
- タスクマネージャからNadmMOd.exeプロセスが起動しているかどうか?を確認してください。
起動していない場合は何らかの異常が発生しておりますので、マネージャの情報採取ツールによる情報採取を行い、問い合わせ窓口までご連絡ください。
- InsmPFd:PerfStopCheck(xxxx):ret=0:errno=2
上記のログはInsmPFdが正常に停止したことを示します。
InsmPFdは、現在性能データの送信要求などの処理を行っており、[性能情報収集の設定],[アラートしきい値の設定]などの画面を閉じるなど、現在性能データの送信が不要になった時点で停止処理を行います。その際に、本ログが出力されます。
正常に終了した際に出力されるログなので、出力されていても問題ありません。
- libINSM_PFd:InsmPerfReadStatus(xxxx):ret=16:errno=2
- Q70ログファイル監視の設定で重要度にCriticalを指定したのに、コンソール画面では情報(緑色)で出力されてしまいます。
- A70
ログ監視のアラートはアラート定義ファイルに記述された内容が元になっており、重要度もアラート定義ファイルの重要度を使用して通知されます。
- Windowsマネージャの場合:
<SystemManagerインストールディレクトリ>¥SystemManager¥BackEnd¥FrameworkManager¥trapdef¥ja - HP-UXマネージャの場合:
/opt/WebSAM/SystemManager/FrameworkManager/trapdef/ja
上記のディレクトリ配下にあります、BASECenter_FALTAP.defの内容が元になります。
ログ監視のアラートの重要度を変えたい場合は、上記のBASECenter_FALTAP.defの"Severity"の値を変更することで可能になります。
監視対象イベントIDに該当する"SpecificCode"の定義の"Severity"を、2(情報)から4(異常)に変更し、SystemManager Manager BackEndサービスの再起動を行ってください。- ※アラート定義ファイルの書式等に関しては、SystemManager利用の手引きの「アラート定義ファイル仕様に関して」を、詳しい更新手順は、同ファイルの「アラート定義ファイル更新」を参照ください。
アラート定義ファイルの更新の際には該当ファイルのバックアップを取っておく事をお勧めします。
- Windowsマネージャの場合: