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WebOTXプロセスであるwockacountが高負荷状態となり運用管理ツールから接続できなくなる件について
1. 概要
WebOTX Standard/Enterprise Edition V5.3 HP-UX 11i v2を使用している場合、OSの不具合の影響によりWebOTXのプロセスであるwockacountが高負荷状態となり、運用管理ツールから接続が出来なくなる障害が発生します。
2. 事象と原因
WebOTX起動時にwockacountプロセスが高負荷状態となり、運用管理ツールから接続が出来なくなる障害が発生します。
この障害は、OSパッチ「PHSS_37947」、またはそれに該当する最新パッチが適用されていない場合に発生します。
上記の不具合の影響により、wockacountプロセスはWebOTX起動時に高負荷状態になります。
3. 事象発生の確認方法
topコマンドでwockacountプロセスのCPU使用率が100%近くであるか確認してください。
4. 復旧方法
高負荷状態となっているwockacountプロセスをkillコマンドで強制終了させた後、WebOTXを再起動してください。
なお、現象が再び発生する可能性があります。再び発生した場合は、もう一度wockacountプロセスをkillコマンドで強制終了させた後、WebOTXを再起動してください。
5. 再発防止または予防方法
OSパッチ「PHSS_37947」、またはそれに該当する最新のパッチを適用してください。
6. 対象製品
次の製品が該当します。いずれも対象OSは「HP-UX 11i v2」です。
- WebOTX Standard Edition R5.3
- WebOTX Enterprise Edition R5.3
7. 更新履歴
- 2008/11/13