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Windows Server 2003 (および R2) SP2 環境における WebOTX V5.x のインストール時に発生する問題について
1. 概要
Windows Server 2003 (および R2) SP2 環境において、WebOTX Ver5.x のインストールおよび WebOTX マニュアルのインストールを実施すると、インストールが完了するまでに時間がかかり、インストールの途中で処理が止まっているように見える問題が発生します。
2. 原因
WebOTX Ver5.x のインストーラは、一部のファイル(サンプルファイル)のインストールに、WinZip 自己展開方式のプログラムを利用しています。
Windows Server 2003 (および R2) SP2 環境において、WinZip 自己展開方式のプログラムが終了しない(プログラムが終了するまでに5分間待ち合わせを行う)という問題が Microsoft社から報告されており、本件はこの問題に該当します。
3. 対象製品
次の WebOTX Ver5.x 製品に影響があります。
- WebOTX Web Edition Ver 5.x
- WebOTX Standard-J Edition Ver 5.x
- WebOTX Standard Edition Ver 5.x
- WebOTX Enterprise Edition Ver 5.x
- WebOTX 開発環境 Ver 5.x
- WebOTX マニュアル Ver 5.x ~ V7.1
Windows Server 2003 (および R2) SP2 環境に、上記バージョンの WebOTX のインストールを行った場合に、本問題が発生します。
なお、SP2適用前の WebOTX がすでにインストール済みの環境に対して、SP2 へのアップデートを実施した場合には、本問題は発生しません。
また、上記以上のバージョン(R6.x/V7.1)の WebOTX のインストールでは、WinZip 自己展開方式のプログラムを利用しておりませんので、本問題に該当しません。
4. 対処方法
該当するバージョンのWebOTXをインストールする際に、次のどちらかの方法を行ってください。
-
SP2 適用前に、WebOTX Ver5.x のインストールを実行し、インストール後にSP2 へのアップデートを実施してください。
-
SP2 環境に WebOTX を新規にインストールする場合、インストールの途中で次のプログラム(WinZip 自己展開方式のプログラム)が起動しますので、それぞれのプログラムでのファイルの自己展開が終了した後に、タスクマネージャの「プロセスの終了」で該当するプログラムを終了させて、インストールを続行させてください。
- WebOTX Web/Standard-J/Standard/Enterprise Edition Ver5.xの場合
- JAF_Sample.exe
- JavaMail12_Sample.exe
- JavaMail113_Sample.exe
- examples.exe
- tomcat-docs.exe
- run_samp.exe
- WebOTX 開発環境 Ver5.xの場合
- ApFrame_Sample.exe
- JAF_Sample.exe
- JavaMail12_Sample.exe
- JavaMail113_Sample.exe
- dev_samp.exe
- samples_C.exe
- samples_J.exe
- WebOTX マニュアル の場合
- otxman.exe
5. 参考ページ
なお、本ページ公開時点で、Microsoft の 技術サポートページ(KB) には、この情報はまだ記載されていません。
6. 更新履歴
- 2007/12/10