Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
NEC System Orchestration - バージョン別機能強化ポイント
Ver1.1 機能強化ポイント
Ver1.1からVer1.1.1への主な新規機能および強化・改善内容
AI分析 エンジンとの連携
- システムの正常稼働時とは異なる挙動を障害の予兆として検知することで、障害発生前の回避や障害発生時の早期着手ができます。
- 複数の監視ツールから取得したデータを統合的に分析することで、障害の予兆を素早く捉え対処できます。
- 監視データ間の関係性の分析により、異常の影響を受けた箇所の絞り込みが容易になります。
Ver1.0からVer1.1への主な新規機能および強化・改善内容
自律制御基盤
- 受信したイベントに対し、予め定義されたルール(ポリシー)に従ってアクションのフローを実行する機能を追加しました。これにより、状況に応じて自律的にアクションを実⾏することが可能となります。
- コンテナAPの負荷変動時のスケールおよびノード障害時のコンテナAP再配布を行うためのポリシーがテンプレートとして用意されます。対象とする環境に合わせ、テンプレートをカスタマイズして利用することができます。
フローエディタ
- 自律制御基盤が実⾏するアクションのフローを定義するためのエディタを追加しました。
データ基盤・可視化
- PrometheusまたはZabbixから取得したメトリクス/イベント/ログデータをOpenTelemetry形式に準拠した形で格納するように変更しました。
- Zabbixから取得したノード/コンテナ/ネットワークの構成情報(最新データおよび履歴データ)を格納するように強化しました。
- 条件を指定してデータを削除するためのデータメンテナンスコマンドを追加しました。
- ノード/コンテナの監視データを可視化するためのkibanaダッシュボードを追加しました。
監視ツール連携
- Prometheusからの監視データ取得時の処理性能を改善しました。
- Zabbixからの監視データ取得時の処理性能を改善しました。
- System Manager G へのデータ⼊⼒時の処理性能を改善しました。
動作環境
- 管理サーバの動作OSとして、RHEL8に対応しました。
- 管理サーバが CONNEXIVE Edge Device Management と別のサーバで動作する構成に対応しました。
- 管理対象システムの動作OSとして、RHEL8に対応しました。
- 管理対象システムのコンテナ実⾏基盤(AP配布先)として、podmanに対応しました。(ただし、Zabbixではpodmanのコンテナ監視に対応していません)
環境構築
- 管理サーバを自動構築するための Ansible playbook を用意しました。
- 管理対象システムを自動構築するための Ansible playbook を用意しました。