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SORTKIT Windows版 COBOL-APと入力ファイル共有のマニュアル記載内容の訂正

Windows版においてマニュアルの内容に以下の誤りがありました。
お手持ちのマニュアルの該当箇所を正しい表記に読み替えていただけますようお願い致します。

概要

SORTKITのマニュアルのCOBOLアプリケーションと入力ファイル共有に関する説明は、IFASPROを使用したファイル形式に関する説明であり、COBOL独自形式のファイルについては、ファイル共有が不可であることの説明を記載しておりませんでした。
ただし、COBOL85 Pro Ver8.5以降、COBOL85 Ver6.4以降との組み合わせより、COBOL独自形式のファイルにおいてもファイル共有が可能となっています。
そのため、同一の入力ファイルを使用するCOBOLアプリケーションとSORTKITを同時に実行する場合、入力ファイルのファイル形式によって、以下のようになります。

入力ファイルのファイル形式 COBOL85 Pro Ver8.5以降
COBOL85 Ver6.4以降
COBOL85 Pro Ver8.4以前
COBOL85 Ver6.3以前
IFASPRO形式ファイル
COBOL独自形式ファイル 不可(同時に実行した場合、SORTKITがエラー終了する場合があります)

なお、COBOL製品とSORTKIT製品の組み合わせ可能なバージョンについては、COBOL製品ページのFAQを参照して下さい。

マニュアル正誤表

該当箇所 「1.2.2 扱える入出力ファイルとレコード」のSORTKITの入出力ファイルを他プロセスで同時に利用する場合の共有排他制御の説明
訂正内容 (誤) (3) COBOLアプリケーションで使用しているファイルとの共有

SORTKITの入力ファイルは、COBOLのOPEN命令の共有排他モードでいうPROTECTEDモードでオープンします。COBOLアプリケーションで使用しているファイルが入力モード且つ、PROTECTEDモードまたはSHAREDモードでオープンされるのであれば、SORTKITの入力ファイルとしてファイル共有できます。
SORTKITの出力ファイルは、IFASPRO形式ファイルはEXCLUSIVEモード、IFASPRO形式以外のファイルはPROTECTEDモードでオープンします。SORTKITの出力ファイルはCOBOLアプリケーションで利用するファイルと共有できません。
(正) (3) COBOLアプリケーションで使用しているファイルとの共有

SORTKITの入力ファイルは、COBOLのOPEN命令の共有排他モードでいうPROTECTEDモードでオープンします。COBOLアプリケーションで使用しているファイルが入力モード且つ、PROTECTEDモードまたはSHAREDモードでオープンされるのであれば、SORTKITの入力ファイルとしてファイル共有できます。なお、COBOL製品のバージョンにより、共有が可能なファイル形式が異なります。入力ファイルのファイル形式とCOBOL製品のバージョンの関係は以下のとおりです。

入力ファイルのファイル形式 COBOL85 Pro Ver8.5以降
COBOL85 Ver6.4以降
COBOL85 Pro Ver8.4以前
COBOL85 Ver6.3以前
IFASPRO形式ファイル
COBOL独自形式ファイル ×
○:ファイル共有可、×:ファイル共有不可
SORTKITの出力ファイルは、IFASPRO形式ファイルはEXCLUSIVEモード、IFASPRO形式以外のファイルはPROTECTEDモードでオープンします。SORTKITの出力ファイルはCOBOLアプリケーションで利用するファイルと共有できません。
  • ※ SORTKIT/Enterprise製品の場合、訂正内容の「SORTKIT」は「SORTKIT/Enterprise」になります。

該当バージョン

  • SORTKIT/Enterprise Ver3.1
  • SORTKIT/Enterprise Ver4.0
  • SORTKIT/Enterprise Ver5.0
  • SORTKIT/Enterprise Ver6.0
  • SORTKIT for Server Ver7.2
  • SORTKIT for Terminal Services Ver7.2
  • SORTKIT for PC Ver7.2
  • SORTKIT for Server Ver8.0
  • SORTKIT for Terminal Services Ver8.0
  • SORTKIT for PC Ver8.0
  • Open COBOL Factory 21/SORTKIT for Server Ver7.2
  • Open COBOL Factory 21/SORTKIT for Terminal Services Ver7.2
  • Open COBOL Factory 21/SORTKIT for PC Ver7.2

補足事項

同一の入力ファイルをCOBOLアプリケーションとSORTKITで同時に使用する必要がある場合、次のいづれかの方法をご検討下さい。

  • COBOL85 Pro Ver8.5以降/COBOL85 Ver6.4以降を使用する
  • 入力ファイルをCOBOL独自形式ファイルではなくIFASPRO形式ファイルを使用する

以下の製品に添付されているマニュアルは修正されています。

  • Open COBOL Factory 21/SORTKIT for Server Ver8.0
  • Open COBOL Factory 21/SORTKIT for Terminal Services Ver8.0
  • Open COBOL Factory 21/SORTKIT for PC Ver8.0