Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
SORTKIT/Enterpriseのレコード再編成機能の不具合
SORTKIT/Enterpriseのレコード再編成において、出力結果が不正になる場合があることが見つかりました。
以下の回避方法で回避、または、修正バージョンへバージョンアップをお願い致します。
1.発生条件
以下のすべての条件に一致する場合、出力結果が不正になります(出力結果の不正の詳細)。
- レコード再編成の挿入定数指定
- データタイプがパック10進数固定符号(PDF)
- 正符号、および、先頭から0以外の数字が現れるまでの0は除いた桁数が偶数桁
2.該当バージョン
- SORTKIT/Enterprise Ver2.0
- SORTKIT/Enterprise Ver3.0
- SORTKIT/Enterprise Ver3.1
- SORTKIT/Enterprise Ver4.0
- SORTKIT/Enterprise Ver5.0
- SORTKIT/Enterprise Ver6.0
3.回避方法
レコード再編成機能の定数挿入の指定を以下のように変更して指定してください。
- データタイプをバイト単位文字(CH)
- 定数をPDFのフォーマットで16進数で指定
なお、PDF形式のフォーマット、レコード再編成の定数を16進数で指定する方法については、製品に添付されているマニュアルでご確認ください。
例)
コマンドラインオプションで、数値"1234"をPDF形式で挿入する場合、以下のように変更してください。
指定: -A PDF,4,1234
↓
指定: -A CH,4,x0001234F
4.修正バージョン
SORTKIT/Enterprise Ver6.1で修正済みです。
5.出力結果の不正の詳細
挿入されるフィールドの値が、指定した先頭の数値が2桁出力され、指定した最後の数値が出力されません(1桁ずれて出力されます)。
例)
コマンドラインオプションで、数値"1234"をPDF形式で挿入する場合、以下のように出力されます。
指定: -A PDF,4,1234
↓
結果: 以下の「(誤)」の結果になる
(誤) 00 01 12 3F(16進表現)が挿入される
(正) 00 01 23 4F(16進表現)が挿入される