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データレプリケーション - 利用シーン
バックアップ運用のためのオンライン中断の解消
- 静止点(更新の完結した)バックアップのためのオンライン業務停止は必要ありません。
- 複製ボリュームからバックアップを採取することで、バックアップ中のオンラインレスポンスを確保します。

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DynamicSeparatorを使用し、オンライン業務実行中に業務ボリューム(MV)と複製ボリューム(RV)の分離を実施
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UniversalBackupにより複製ボリューム(RV)からiStorageTシリーズ、または、iStorage HSシリーズへのバックアップを実施
- ※上記操作は全てACOS-4上から可能です。
- ※複製ボリュームのバックアップはAMSユーティリティにより仮想テープ装置に採取することも可能です。
整合性が保証された複製ボリュームを利用して更新業務と検索業務を並行処理
検索用DBに複製ボリュームを利用することで、更新業務の影響を受けずにレスポンスを保証できる検索システムが構築可能です。

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昼間: 業務ボリューム(MV)と複製ボリューム(RV)を分離して運用
→ RV上のデータは前日分となるが、マスタDB更新の影響をなくし、検索業務のレスポンスを保証
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夜間: 検索業務を停止し、複製ボリューム(RV)の接続により更新データを反映 夜間のオンライン更新業務を停止することなく複製ボリュームをリフレッシュ
その後、複製ボリューム(RV)を分離 *1し、カタログなどの管理情報をDataReproducer を利用して一括変換 -
昼間: 検索業務再開
- *1DynamicSeparatorを 利用して複製ボリュームを分離することによりオンライン業務(VIS II) の停止が不要となります。(VIS II以外の更新業務は一時的に停止する必要があります。)
本番環境を利用したアプリケーション評価後の環境戻し
- アプリケーション評価前の業務ボリュームの複製が短時間に簡単に作成できます。
- 本番環境を利用したアプリケーション評価実施後の環境戻し時間が大幅に短縮できます。
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昼間: 業務ボリューム(MV)と複製ボリューム(RV)を分離して運用
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夜間: 本番業務を停止し、複製ボリューム(RV)の接続により更新データを反映
- 業務ボリュームのデータを複製ボリュームに反映後に業務ボリューム(MV)と複製ボリューム(RV)を分離
- 業務ボリューム(MV)を利用して、アプリケーション評価を実施
- 複製ボリューム(RV)のデータを業務ボリューム(MV)にリストア
(リストア完了後に業務ボリューム(MV)と複製ボリューム(RV)は分離)
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昼間: 本番業務再開
統合ストレージ管理USMとの連携
- バックアップ運用管理として、バックアップ履歴および蓄積ジャーナルとの対応関係の管理機能を提供します。
- 複製ボリューム、および、複製ボリュームからのバックアップを業務ボリュームのバックアップとして管理する機能を提供します。

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USSサービスプログラムで管理対象ファイル情報を登録
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USM関連パラメータを指定してRPLCMDERのSEPARATEコマンドで業務ボリューム(MV)と複製ボリューム(RV)を分離
複製ボリューム(RV)の切り離し履歴を業務ボリューム(MV)のセーブ履歴としてUMCF制御ファイル上に記録 -
AMSサービスプログラムのSAVE VOLUMEコマンドを使用して仮想テープ装置に複製ボリューム(RV)をバックアップ
UMCF上に記録されたSEPARATEコマンドの履歴情報を使用し、複製ボリューム(RV)ではなく業務ボリューム(MV)からのセーブとしてUMCFに記録