UXNET/FTP-EXT - 適用例

相手ホスト(端末)主導型の運用(1)

相手ホストがPCなどの端末であり、端末主導型の運用を行う場合

ACOS-2ファイルをダウンロードするケースにおいては、ACOS-2側ではFTP拡張機能によりクライアントへ提供するファイルを事前に作成しておきます。端末側では、任煮のタイミングでFTPクライアントを起動してファイルを獲得し、表計算ソフトなどで即時利用することができます。

適用例1

相手ホスト(端末)主導型の運用(2)

相手ホストがPCなどの端末であり、端末主導型の運用を行う場合

ACOS-2に対してファイルをアップロードするケースでは、ACOS-2 FTPサーバのランジョブ機能を利用すると、クライアントからのファイル受信(ファイル名)を契機として、特定のJCLを起動することができます。このJCLでは、FTP拡張機能を最初に実行し、続けてユーザAPを実行するように指定することで転送ファイルをユーザAPがアクセスするファイルに格納後、ユーザAPを実行するといった連携動作を実現することができます。

適用例2

ACOS-2主導型の運用(1)

相手ホストがFTPサーバであり、ACOS-2主導型の運用を行う場合

ACOS-2がファイルを受信するケースでは、FTP拡張機能のFTPクライアントAPI連携機能を利用してFTPクライアントによるファイル受信を行い、受信ファイルデータの編集・ファイル形式変換を実行後、ユーザAPを連続実行させて該当ファイルを使った業務を行うことができます。

適用例3

ACOS-2主導型の運用(2)

相手ホストがFTPサーバであり、ACOS-2主導型の運用を行う場合

ACOS-2がファイルを送信するケースでは、FTP拡張機能のFTPクライアントAPI連携機能を利用してFTPクライアントによるファイル送信を行います。このとき、複数の相手ホスト(FTPサーバ)に対するAPIコマンドを作成しておき、順次ファイル送信を行うことができます。リトライ回数を指定しておけば、ファイル転送が失敗した相手ホストについてリトライ処理を行うことも可能です。

適用例4

ACOSファイルナビゲータを利用した運用

ACOSファイルナビゲータを利用した運用

ACOSファイルナビゲータのクライアント画面に一覧表示したACOS-2ファイルから任意のファイルを選択して、FTP拡張機能を実行し、出力したファイルをFTPによりダウンロードします。このように、ACOSファイルナビゲータを利用するシステムでは、クライアント主導でダイナミックなファイルのアップロード・ダウンロードが実現でき、タイムリーなデータ活用が可能となります。

適用例5