UXNET/FTPⅢ - 適用例

GUIクライアントの利用

この例は、FTP GUIクライアントを利用してACOS-2のUXNET/FTPⅢ(サーバ)に接続し、ファイルをダウンロードし、そのファイルを表計算ソフトなどで編集・加工する例です。

UXNET/FTPⅢ(サーバ)のGUIクライアントサポート機能を利用して、GUI操作でACOS-2のUXNET/FTPⅢ(サーバ)に容易に接続することができます。このとき、接続先ACOS-2のメディアアクセス制限機能を設定しておくことで、GUIクライアントのリスト情報一覧でACOS-2側ファイル一覧情報として、アクセス可能なボリューム通し番号の一覧が参照できます。ここで特定ボリューム通し番号をダブルクリックすると該当ボリューム通し番号に格納されるファイル一覧が参照できます。そして、このファイル一覧の情報からダウンロードしたいファイルを選択しGUI操作で容易にダウンロードすることが可能です。ダウンロードしたファイルは表計算ソフトにより編集・加工し二次活用できます。

GUIクライアントの利用適用例

FTP転送結果ログの利用

この例は、FTPログが出力するFTP転送結果ログを利用して、ユーザアプリケーションとAP連携を行う例です。

各拠点より、業務終了時の任意のタイミングで売上データなどをACOS-2にアップロードします。ACOS-2側アプリケーションでは、FTP転送結果ログを監視し、各拠点のファイル転送の完了を待ち合わせ、全拠点からのファイル転送が正常に完了したことを確認し、集計バッチ処理を開始します。このように、ファイル転送履歴を活用した自動運転の実現とタイムラグのないシステム運用で運用コストを軽減することが可能となります。また、ファイル転送履歴を活用することによる再送など障害の自動リカバリ処理を行うこともできます。

FTP転送結果ログの利用適用例