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OLF/AD-BK - 動作環境

適用リリース

本機能はACOS-2/MP R6.1以降で利用可能です。

ハードウェア環境

サポート対象システム

システム モデル
i-PX7300RX ・標準ディスク構成 :モデル100RX ~500RX,搭載OS ACOS-2/MP R12.1~
・ストレージ装置利用:モデル100RX~500RX,搭載OS ACOS-2/MP R12.1
i-PX7300GX ・標準ディスク構成 :モデル50GX ~500GX,搭載OS ACOS-2/MP R11.1
・ストレージ装置利用:モデル100GX~500GX,搭載OS ACOS-2/MP R11.1

(1)『標準ディスク構成』におけるシステム構成

バックアップファイルを格納するための『バックアップ連携専用ディスク』が必要です。標準ディスク構成の場合、ACOS-2本体に標準搭載していますので別途用意していただく必要はありません。

(2)『IV構成/ACOS-2上のDDR構成』におけるシステム構成

本構成の場合、ストレージ装置(高機能StorageもしくはiStorage)を使用します。ストレージ装置を使用する場合、『増設I/Oプロセッサ/B(N3422-11)』の追加が必要です。

(3)『オープン連携サーバとのDDR構成』におけるシステム構成

本構成の場合、ストレージ装置を使用します。ストレージ装置を使用する場合、『増設I/Oプロセッサ/B(N3422-11)』の追加が必要です。

さらに、ACOS-2システム、およびIAサーバ(Express5800やオープン連携サーバ)と、ストレージ装置間において、DDR機能が必要となります(DDRの構築に必要なハードウェア/ソフトウェアが別途必要となります)。

注意事項

  • $OLFADBKユーティリティにおいて、正常にデータ転送できているにもかかわらず、「RB090 FILE TRANSFER ERROR : FTP (CAN NOT CONNECT)」にて異常終了することがあります。これは、ACOS-2側の問題ではなく、FTPの制御コネクションとデータ転送コネクションのうち、制御コネクションがFTPサーバ側から途中で切断されるためと考えられます。制御コネクションが途中で切断されないよう、FTPサーバ側の設定変更を行う等の対処が必要となります。

  • $OLFADBKユーティリティでは、ACOS-2本体のWindowsの標準機能であるFTPクライアントと連携してデータ転送しますが、FTPの転送モードは、ポートモードにのみ対応しています。また、バイナリモードで転送します。

  • $OLFADBKユーティリティによるFTP転送の転送先FTPサーバは、Windows標準のFTPサーバ機能であるIIS (Microsoft Internet Information Services)の使用を推奨しております。 以下のバージョンについて、動作確認を実施済みです。
    • Windows Server 2012 ( IIS 8.0 )
    • Windows Server 2012R2( IIS 8.5 )
    • Windows Server 2016 ( IIS 10.0 )
    • Windows Server 2019 ( IIS 10.0 )
    • Windows Server 2022 ( IIS 10.0 )

    お客様システムの構成にあわせて動作確認を行うようにしてください。
    また、IIS以外のFTPサーバを使用する場合、FTPサーバは区切り文字として「\」に対応している必要があります。以下のFTPサーバについては、動作実績があります。
    • FileZilla Server 0.9.60.2

    ※Apache FtpServer 1.1.1については、動作しないことを確認しています。
  • $OLFADBKユーティリティにおいて、FTPサーバ/クライアント間のFTP通信がブロックされた場合、ブロックのされ方によっては、FTPクライアントが終了しないことがあります。その場合、$OLFADBKユーティリティがいつまでも終了せず、強制終了もできない状態になります。
    本現象が発生した場合には、システムオペレーションパネルから「システムメニュー」→ 「バックアップ連携」→「FTP転送強制終了」を使用して、FTPクライアントを強制終了させてください。強制終了すると、$OLFADBKユーティリティも異常終了します。