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企業変革の障害となっている業務システムの課題
DXの次はAX(AIによる変革)と言われ、企業を取り巻く変化のスピードはますます速くなっています。しかし多くの企業では、部署・業務ごとに立ち上げてきたシステムがサイロ化し、データもノウハウも部門を越えて活かすことができない状態が続いています。
この状態を放置すると、従業員/社内窓口/顧客対応窓口それぞれがうまく連携できず、全社を挙げたビジネス変革に向けて動くことができません。激しい環境変化に柔軟に対応し、ビジネスを変革するためには、複雑化した業務プロセスを簡素化し、従業員が「付加価値の高い仕事」に集中できる環境を構築する必要があります。
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ServiceNowとは
〜ヒト・モノ・プロセスを統合するクラウドプラットフォーム〜
ServiceNowは、企業内のあらゆる業務プロセスを単一のクラウド基盤上で統合・自動化するデジタルワークフロー基盤です。ITSMから始まり、いまでは人事・法務・総務・調達・顧客対応・セキュリティ運用まで、25種類以上のモジュールを単一プラットフォーム上で提供。
3つの業務領域- Technology(IT・セキュリティ運用)
- Customer(顧客体験)
- Employee(従業員体験)
これらを支える共通基盤
ServiceNowは、個別の業務システムを継ぎ足していく従来のやり方ではなく、全社の業務を“ひとつの共通基盤”にまとめて効率化・可視化・自動化する。- ローコード開発 + 生成AI
この発想が支持され、ServiceNowは、変化に強い企業をつくる"次世代の業務基盤"として選ばれています。
ITSM:ITサービスマネジメント。企業のITサービスを計画・提供・運用・改善するための管理手法
NECのServiceNowソリューションの特長
ServiceNowは強力なプラットフォームですが、IT運用管理から導入を始めたものの、そこから活用領域を広げられずに“部分導入”で留まっている企業は少なくありません。ServiceNowは活用領域を広げるほど効果が積み上がる仕組みでありながら、多くのモジュールを本当に幅広く使いこなせている企業は多くないのが実情です。
こうした課題に対し、NECは自らを“クライアントゼロ”として新機能をいち早く活用し、定番のIT・セキュリティから人事・法務・顧客窓口まで1インスタンスで多領域を運用してきました。加えて、Tanium・Exastro・Teams・生成AIなど、他システム・技術との連携の実績も豊富です。この総合力を活かして、お客さまが抱える多様な課題に、柔軟に対応し、構想から運用改善まで一貫してご支援します。

なぜServiceNowの「1インスタンス運用」が、
全社最適につながるのか?
ServiceNowは、複数の業務領域をひとつのインスタンスに統合することで真価を発揮します。「利用者」「開発」「運用」の3つの観点から、そのメリットを見ていきましょう。
- 利用者の利便性:UIが統合され、ひとつのポータルで業務が完結。
ナレッジは横串で検索でき、部門をまたぐワークフローも一気通貫で利用できます。 - 開発生産性:共通部品の再利用で開発・保守が効率化します。
同じDBを参照するだけで、機能間のデータ連携も容易です。 - 運用性:運用体制をひとつに集約でき、リソースを効率的に活用できます。
インスタンスが分かれていると、その数だけ体制が必要になり、負担が増します。

主な受賞実績
NECはServiceNow社が創設・認定した複数の賞を受賞しています。
ServiceNowのライセンス販売実績、構築・運用実績、顧客満足度、ビジネス拡大への貢献を総合的に評価され、Resellerパートナープログラムにおいて最上位の「Elite」ランクに認定されました。国内でも数少ないEliteパートナーとして、大規模案件を継続的にご支援できる体制を評価されました。

Resellerパートナープログラムの「Elite」ランクを取得
2026年は「Core Business Partner of the Year」を受賞。人事・財務・調達・サプライチェーンなど基幹業務の最新化と、ServiceNow×生成AIによる業務パフォーマンス向上が評価されました。前年2025年も「Rising Star Partner of the Year」を受賞し、2年連続の受賞となります。

ServiceNow Partner Awards 2年連続受賞
2026年にグローバルで4社が選出され、日本地域の企業としてはNECが唯一の受賞となりました。人事領域のAIエージェント導入で、年間1万時間の削減/自己解決率50%向上/ナレッジ整備工数92%削減を実現。経営陣主導の全社AI変革、AIガバナンス実装、測定可能かつ圧倒的な効果が評価されました。

AI Pacesetter Innovation Awards受賞
NECの強み
NECのAIは、60年近い研究実績を持ち、多数のお客さまとのAIプロジェクト経験を通じて、さまざまな業界の業務にAIをどう適用するかという知見を積み上げてきました。生成AI領域でも、自社独自モデル「cotomi」の開発・運用実績があり、さらに外部モデルも適材適所で組み合わせています。このAIの業務適用の知見と、複数AIを使い分けるノウハウが、ServiceNowにおける生成AI活用に活かされています。

AIの強み
ServiceNowは強力なプラットフォームですが、単体でお客さまの多様な要件を満たせるわけではありません。NECは、監視から自動化まで、Tanium・Exastroといったマルチベンダーの技術を組み合わせ、全体アーキテクチャとして課題解決を実現します。
その核となるのが、NECの価値創造モデル「BluStellar」の思想に基づく、実績に裏打ちされた標準モデルです。個別の作り込みに頼らず、実績あるアーキテクチャをサービス型で提供することで、運用品質の可視化から継続的な改善までを一貫して支援します。

システム・技術を組み合わせる力
社員10万人を対象に、NEC自身がServiceNowをエンドツーエンドで導入。520あったサービスデスクのうち、特に問い合わせの多い窓口をServiceNowに集約し、お客さまのServiceNow導入に還元します。

10万人規模の自社導入で得た
実装・運用ノウハウ
ServiceNow社との戦略的協業のもと、NEC社内のCenter of Excellence(CoE)を強化。ガバナンスの効かせた構築推進体制により、IT・セキュリティ運用から、法務(国内初導入)を含む幅広いバックオフィス、そして顧客接点までを1インスタンス上で運用しています。

CoE強化/全社共通サービス基盤
としての活用
NECは、国内屈指のITアウトソース事業者として約6,000社への提供実績を持ちます。この経験と、NEC自身の導入・運用ノウハウを合わせ、開発・運用標準テンプレートとして体系化。ITIL®ベースの運用プロセスを短期間で設計・構築できるほか、マルチクラウド環境での運用品質の可視化と継続的な改善まで、一貫してご支援します。

約6,000社のITアウトソーシング
実績の運用知見
NECの社内実践事例 -クライアントゼロ-
10万人規模の業務基盤としてServiceNowを活用
NECは自らを"ゼロ番目のクライアント"と位置づけ、社員10万人規模の業務基盤としてServiceNowを実装してきました。
この現場で得た"活きた実践知"を、お客さまの業務変革の設計・実装・運用改善にお届けします。
問合せ業務のスピードアップと対応力向上を実現
分散した問合せ・申請の窓口を、
サービスポータルに一元化
■課題
社内の各種手続きや問合せは、内容ごとに窓口がバラバラで、導線も手続き方法も統一されていませんでした。そのため社員は「どこに聞けばよいか」を都度探す必要があり、問合せ先を特定するだけでも時間がかかっていました。
■解決
これまで分散していた申請や問合せの窓口を単一のポータルに一元化しました。社員は内容ごとに担当窓口を探すことなく、ポータル上から問合せ・各種申請・回答一覧・申請進捗の確認までを完結可能になりました。

ナレッジ活用とプロセス可視化で、
回答者の工数を削減
■課題
社内には大小さまざまな問合せが日々寄せられ、その都度個別に対応する必要がありました。対応は担当者ごとの経験や知識に依存するため、ナレッジに差が生まれやすく、回答の品質にもばらつきが発生。問合せが集中するとタイムリーに対応しきれず、担当者の負荷が高まることが課題でした。
■解決
問合せ内容に応じた担当への自動振り分けを実現しました。さらに、社員が問合せフォームに入力する段階で関連するナレッジを予測表示。過去の対応で蓄積したナレッジを活用し、社員自身がその場で疑問を自己解決できる仕組みを整えました。

生成AIで調査・回答文案を自動作成し、
対応工数を約60%削減
■課題
お客さまからの問い合せに回答するには、運用者が仕様書や設計ドキュメント、マニュアルなどを都度調査し、内容を整理したうえで回答文案を作成する必要がありました。この調査・回答作成に多くの工数がかかるうえ、回答の精度や表現は担当者の知識や経験に依存し、品質にばらつきが生じやすいことが課題でした。
■解決
ServiceNowと生成AIを組み合わせ、ドキュメント調査と回答文案の作成を大幅に効率化しました。運用者は「AI検索」ボタンを押すだけで、図表の意図まで理解した回答案が得られます。NEC Generative AIにより社内の秘密情報にも安全にアクセスでき、参照元の記載で事実確認も可能です。

手作業のナレッジ更新から、
確認・公開だけの運用へ
■課題
ドキュメントが更新されるたびに、運用者はその内容を確認し、更新が必要なナレッジを自ら特定する必要がありました。さらに、対象ナレッジの修正から文章の校閲までを手作業で行うため、更新作業に多くの工数がかかります。対応が運用者の判断に依存し、ナレッジの品質にばらつきが生じやすいことも課題でした。
■解決
生成AIがドキュメントを参照して更新箇所を自動で特定し、ServiceNow上のナレッジ修正案を自動生成します。これまで手作業だった「更新対象の抽出・ナレッジ修正・校閲」をAIが代替。運用者は生成された修正案を確認し、公開するだけでナレッジ更新が完了する仕組みを整えました。

社内ITの管理を効率化し、安定稼働を実現
進捗のブラックボックス化を解消。
ワークフローで一元管理し、対応漏れを低減
■課題
従業員・管理者・システム運用者の間のやり取りがメール中心で、業務プロセスが可視化されていませんでした。依頼した側は「対応してくれているか」進捗が見えず、都度メールで指示・報告を重ねる運用は煩雑です。やり取りが個別に分散するため管理が難しく、対応漏れが発生しやすいことが課題でした。
■解決
ServiceNowのサービスポータルを中心に、これまで個別のメールで行っていたやり取りをワークフローとして一元化しました。従業員は一括での問合せと進捗確認ができ、管理者は承認や進捗管理を同じ画面上で実施。運用者への対応指示も、ポータルからまとめて行える仕組みを整えました。

システムデータ収集から可視化まで自動化し、
状況をリアルタイムに把握可能に
■課題
運用に必要なシステムの構成情報を、IT管理者が各システムごとに手動で確認する必要がありました。そもそもシステム構造がどうなっているかを把握しづらいうえ、集計や報告書の作成にも手間がかかります。CIOに届く情報は1週間前の障害報告など古くなりがちで、状況をタイムリーに把握できないことが課題でした。
■解決
ServiceNowとCMDBを連携し、システム情報の収集から集計までを自動化しました。各システムに散在していた構成情報が自動で集約され、リアルタイムダッシュボード上に可視化。IT管理者が手動で確認・報告することなく、状況報告までを自動で完了できる仕組みを整えました。

脆弱性の検出から対応・報告までを自動化し、
通知リードタイムを7日間→最大24時間以内に短縮
■課題
社内のサーバ・PC・ネットワーク機器などの脆弱性対応は、複数の窓口・手段に分かれて煩雑化していました。脆弱性を検出しても、対応の依頼先を探してメールで個別に連絡する必要があり、進捗管理や未対応者への催促も手作業。集計・報告のたびにExcelでレポートを作成しており、経営層や管理者がリアルタイムに状況を把握できないことが課題でした。
■解決
Taniumで検出した脆弱性情報をもとに、ServiceNow上で対処フローを自動化しました。サーバ・PCのHW/SW情報を一元管理し、脆弱性通知から対応依頼・進捗管理・催促までをデジタルワークフロー化。報告・集計も自動化し、経営層や管理者はダッシュボードでリアルタイムに状況を確認できます。これにより、脆弱性通知のリードタイムを従来の7日間から最大24時間以内へと短縮しました。
HW:ハードウェア、SW:ソフトウェア

導入効果
NECは、ServiceNowの多領域・全社展開によりツールの真価が発揮され、問い合わせ件数&サポート工数を26%削減、受付から解決までの時間を57%短縮しました。ナレッジ共有とAI活用が従業員の自己解決能力を高め、人事窓口の一次解決率は電話40%→HRSD活用で88%まで向上。人事領域のAI変革では、ServiceNow社「AI Pacesetter Innovation Awards」を受賞しています。
HRSD:Human Resources Service Delivery の略で、ServiceNowの人事向けソリューション




NEC の ServiceNowソリューション
PDCAを回しながらの改善までワンストップでご支援します。
サービスメニュー一覧

ServiceNowと生成AIを組み合わせ、お客さまの業務改革を実現するサービスです。Step1では、実装実績のある標準ユースケース活用(A)か、お客さま業務に合わせた新規ユースケース立案(B)を選択してスピーディにPoCを実施。Step2で生成AIを本番設計・構築し、安定した運用を実現します。

生成AI活用サポート for ServiceNow
TaniumとServiceNowの連携により、IT機器の資産・脆弱性管理をデジタルワークフローで自動化・可視化するテンプレートを提供します。サーバ・PCのHW/SW情報の一元管理、脆弱性通知から対応完了までのワークフロー化、リアルタイムのダッシュボード表示により、サーバ脆弱性対応を強化します。

脆弱性対応ソリューション
NECが複数領域を1インスタンスに構築できたのは、ガバナンスを効かせるCoE体制をしっかり組んだからです。この実践知を、標準化テンプレート、プロセス・ルール整備、コンサル・技術支援の3つの支援メニューでご提供。全社共通サービス基盤化と、業務部門メンバーが開発に参画できる体制づくりを伴走支援します。

全社共通サービス基盤、CoE体制構築に向けた支援メニュー
NEC社内活用で培ったノウハウを活かした“シンプル”で“拡張性の高い”テンプレートをベースに、ServiceNow ITSMを短期間で導入できるパッケージです。UI、チケット項目、ワークフロー、アカウント管理などをテンプレート化しており、最短1.5カ月程度で導入可能。導入後の部署・業務追加も容易です。

ITSM基本構築パッケージ
従業員を“窓口探しの時間”から解放し、正しいサービスの推奨と自己解決を促します。業務コンサルによる現状分析、HRSDの実装、そして他ツール連携によるユーザーの窓口との接点拡充/顧客接点の拡充・ナレッジの有効活用まで、ワンストップでご支援します。

従業員エクスペリエンス向上に向けた支援
ServiceNow CSMを基盤に、クラウド型の顧客窓口サービスを短期間で構築できるソリューションです。迷わないUI、間違えても手軽に修正できる簡単な申請、通知漏れゼロを実現する自動通知というNEC独自の機能拡張を標準搭載。給付金申請・入館申請・サービス問合せなど、多様な用途に最短1.5カ月で対応します。
CSM:Customer Service Management の略で、ServiceNowの顧客対応・カスタマーサポート向けソリューション

顧客窓口サービス高度化ソリューション

想定ユースケース
最適なツールを組み合わせた導入パターンをご提案可能です。
IT関連サービスの管理と自動化をサポート。
WebSAMとExastroの連携によりITサービスを監視し、発生した課題への対処を自動化します。

IT運用強化 ― ITSM ―
社外のお客さまとの窓口にServiceNowを活用しエンゲージメントを強化。コンタクトセンター向けに問い合わせ管理を起点とするインシデント、問題管理、変更管理がServiceNowで可能。コールセンターシステムと組み合わせることで問い合わせ対応が向上します。

顧客サービス向上 ― CSM ―
経費処理や社内コミュニティ、問い合わせ窓口を一元化。内容に応じて対応先を判定/振り分けし、最適な一次回答を返せます。さらに、LLMを活用した自動解決にも対応可能です。

人事サービスの充実 ― HR ―
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