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Apache Strutsにクロスサイトスクリプティングの脆弱性

掲載番号:NV15-020
脆弱性情報識別番号:JVN#88408929

概要

Apache Struts 2 は URL のエンコード処理にクロスサイトスクリプティングの脆弱性があります。

攻撃者によって細工された URL に誘導された場合、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
なお、XSS フィルタを無効にした Internet Explorer のみ本脆弱性の影響を受けます。Firefox, Opera, Chrome は本脆弱性の影響を受けません。

対象製品

InfoFrame Relational Store

影響の有無

影響あり

管理コンソールを使用する場合に本脆弱性の影響を受けます。

対象となる製品のバージョン

全てのバージョン

対処方法

[対策]
Ver3.2.6にて対処済みです。
バージョンアップの詳細につきましては弊社営業にお問合せください。

WebOTX

影響の有無

影響あり

同梱しているStrutsサンプルが本脆弱性の影響を受けます。

対象となる製品のバージョン

  • WebOTX Application Server Express V9.3
  • WebOTX Application Server Standard V9.3
  • WebOTX Application Server Enterprise V9.3

 

対処方法

[対策]
脆弱性が解消されたサンプルプログラムを下記から取得し、置き換えてください。
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3010102138

[回避策]
本サンプルプログラムをサーバに配備しないようにしてください。
すでに配備済みの場合には、配備解除してください。

参考情報

Japan Vulnerability Notes #JVN88408929:
Apache Struts におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
https://jvn.jp/jp/JVN88408929/index.html

CVE-2015-2992:
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2015-2992

更新情報