サイト内の現在位置

法務・コンプライアンス部門

法律の専門的知識と法的思考力を活用して、NECを支え、守り抜く仕事です

法務・コンプライアンス部門の概要

NECグループにおけるコンプライアンス推進と全社リスク管理により、法的リスクの最小化と利益の最大化に貢献します。

事業領域

取引法務、コーポレート法務、コンプライアンス推進、リスク管理

採用職種

法務・コンプライアンス職

募集職種の仕事内容

法務・コンプライアンス職

概要

国内外の取引に関する法務サポート、株主総会などの会社運営、個人情報保護や公正取引に関するコンプラアインス業務を行います。

  • 国内外の契約やM&A・事業提携、紛争対応、法律相談などのビジネスの現場を支える法務サポート
  • 株主総会、証券開示、株式関係業務、全社規程の管理などの会社運営に関する法務サポート
  • 個人情報保護や公正取引(競争法、贈収賄対応含む)などに係るコンプライアンス推進
  • コンプライアンスに係る法律相談などの法対応サポート、ガバナンス戦略立案と実行(ガバナンス体制構築・運用、従業員教育含む)

活かせるスキル・経験

  • 基礎的な法律知識
  • 日本語、英語での文章作成能力
  • コミュニケーションスキル(読む、書く、話す、プレゼンテーションなど)

プロジェクト/事例

情報システム基盤更改プロジェクトにおける法務サポート

課題
従来、基盤製品は売切型でしたが、下記2点をクリアする新たな契約形態をいかに実現するかが課題となりました。
①お客さまが基盤製品を資産化しないこと ②一括売上でない収益モデルとすること

解決策
収益計上は会計基準が深くかかわるため、事業部門及び経理部門と密接に連携しながら、ビジネススキームを含めて契約に関する法的観点からの検討を行い、上記2点をクリアするサービス型の契約書案を立案しました。また、従来の売切型であれば当社が負わなかったリスクを契約でヘッジすることも本件の重要な論点で、最終的には当社に有利な条件でお客さまと合意することができました。なお、本件ではスケジュールの都合上、契約交渉中に基盤製品を搬入して準備しなければなりませんでしたが、万一、契約締結に至らなかった場合でも、当社がその費用の回収を図れるようお客さまと覚書を締結しておくことを事業部門に提案し、お客さまとの協議の結果、こちらも受け入れていただくことができました。
このように当部門ではプロジェクトに深く関与し、また、お客さまとの交渉に直接参加することもあるなど、NECの利益の最大化と法的リスクの最小化に向けて、事業部門を法的観点からサポートしています。

先輩社員インタビュー

法務・コンプライアンス職(取引法務)

HYODO さん
法務・コンプライアンス部門
2021年新卒入社
法学部卒業(労働法専攻)

ここが決め手でNECを選びました!
希望する職種での内定をいただけたことで、入社を決めました。

担当業務とやりがい
契約を通してビジネスに直接貢献できることがやりがいです。契約書には、ビジネス上重要な事項が明記されますので、妥当な条件や潜在するリスクを分析し、当社の利益につながるよう交渉を行います。その傍らで、社内の調整や法令、類似案件を調べるなど、異なるタスクを並行して進める必要があります。無事に契約が締結できたときの達成感は他の職種ではなかなか味わうことのできないものだと思います。日々成長を実感できる職種です。

現在のキャリア

  • 国内外の各種取引契約書の作成、レビュー及び契約交渉の支援
  • 取引上の紛争や各種法律相談への対応

今後のキャリアステップ

  • 新規事業のスキーム検討における法的リスクの抽出と創造的なリスク回避策の提案
  • 出資・M&A案件における契約書のレビュー、法務デュー・ディリジェンス、契約交渉などの実施

My Favorite CoV:組織はオープン、全員が成長できるように

Do:会社を使って成長しよう、と考える

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
「仕事を任せてもらえる人間になる」ことを心がけています。困難な案件に取り組む経験によって成長できると考えていますが、そのためにはまず困難な案件を任せてもらう必要があります。知識を蓄え実力をつけることはもちろんですが、あいさつや、気配り、雑務を率先してこなすなど細かい部分の積み重ねによって周囲に「仕事を任せてもよいな」と評価してもらえるような信頼を得ることが重要だと考え、日々の業務でも意識しています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準


法務・コンプライアンス職(機関法務)

SUGIYAMA さん
法務・コンプライアンス部門
2022年新卒入社
法学部卒業(会社法専攻)

ここが決め手でNECを選びました!
世界に誇る技術力や、先輩社員の人柄の良さに惹かれました。

担当業務とやりがい
私は入社1年目からコーポレート法務グループに所属し、株主総会の運営や法定書類の作成業務など、機関法務にかかわる業務を幅広く担当しています。
会社法をはじめとした各種法令の改正に伴い、会社に求められるものは常に変化し続けています。
法令の改正動向を把握しながら、会社をより良くするために何ができるのかを多角的な視点でOne Teamで考え、経営陣に提案できる点に日々やりがいを感じています。

現在のキャリア

  • 法定開示書類の作成、全社規程の制定・改定作業、株式事務、印章・社印の管理など
  • 管理部門の契約書のレビューや相談への対応

今後のキャリアステップ

  • コーポレート法務全般についての主担当としての知識と経験の習得
  • ビジネスやM&Aなどを含む契約の交渉・レビューや取引上の紛争への対応

My Favorite CoV:組織はオープン、全員が成長できるように

Do:チームの力を最大化しよう、と考える

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
常に「なぜ?」という意識を持ちつつ、前向きに仕事に取り組むよう心がけています。業務の全体像や内容を理解するのはもちろんのこと、その業務の目的を意識することで、次のアクションアイテムや他の業務との関係性を把握し、チームメンバーにも積極的に相談・共有をするようにしています。あらゆる業務に携わるコーポレート法務グループだからこそ、全体を俯瞰しながら常に目的を意識して仕事をするのが肝要だと日々考えています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準


法務・コンプライアンス職(データコンプライアンス)

TOYOTA さん
法務・コンプライアンス部門
2022年新卒入社
法学研究科修了(労働法専攻)

ここが決め手でNECを選びました!
事業内容の幅広さや、誠実かつ経験豊富な先輩社員が魅力的でした。

担当業務とやりがい
私はデータコンプライアンスグループに所属し、個人情報を取り扱う案件の相談対応をしています。法的に問題がないかを判断するだけではなく、案件に内在するリスクを事業部門の方とともに探り、ときには教育を行うことで会社全体のインテグリティ向上を目指して業務に励んでいます。相談のなかにはNECが世界に誇る生体認証やAIに関する案件もあり、最先端の技術やプロジェクトに個人情報保護の観点からかかわれることにやりがいを感じています。

現在のキャリア

  • 日本の個人情報保護法及びプライバシーマーク規格(JIS Q 15001)の専門家として、個別プロジェクトにおいて個人情報保護に関する相談対応と課題解決

今後のキャリアステップ

  • NECの個人情報保護ガバナンスの全体像を理解するために、個人情報保護に関する全社推進業務や海外法令対応の知識と経験の習得

My Favorite CoV:組織はオープン、全員が成長できるように

Do:会社を使って成長しよう、と考える

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
普段の業務では、まず自分なりの見解を示し、解決できないときには周りの方の力を借りるようにしています。チームにはさまざまなバックグラウンドを持つ方がいるため、自分は考えもしなかった新しい知見を得ることができます。また、私は入社1年目の頃、より自分の業務に関する理解度を上げたいと思い、研修制度を利用して「個人情報保護士」の資格を取得しました。このように、学びの機会を積極的に利用して自己成長につなげています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準

Message

法務・コンプライアンス部門は、法的知識をベースに事業部門の活動をサポートしたり、社員が正しい行動をできるように教育・情報発信を行っています。
入社後も適切な期間による人事ローテーションを行うことで、各自の適性に応じて、法務・コンプライアンス部門内のさまざまな業務を経験していくことができます。
性別、年齢のバランスが良い、オープンで明るい職場です。私たちと一緒に働いてみませんか。応募をお待ちしています。