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通信高速化技術
テクノロジーグループ近年、4G、5Gなどモバイル通信が高速化し、インターネット接続を利用した大容量の動画視聴などが可能となってきていますが、モバイル通信の通信速度は使用環境や電波状況により大きく変動します。ところが、インターネット通信はそのような変動を想定していないため、無線周波数を全て使い切れません。我々はこの問題を解決するため、インターネット通信において、無線通信速度を予測し、変動に合わせて無線周波数を使いきることができる通信高速化技術を開発しました。本技術により、通信事業者は、新たに基地局を増局することなしに、エンドユーザに高品質なインターネットサービスを提供できます。
関連論文
- 高橋、鈴木、大西、里田、”Autonomous Off-peak Data Transfer by Passively Estimating Overall LTE Cell Load”、IEEE CCNC 2016【Best Paper Award受賞】
- 西川、野上、高橋、”A Method for Reducing TCP Latency due to Consecutive Packet Losses in Mobile Networks”、APNOMS 2016
- 鈴木、信清、大西、太田、高橋、”LTE Cell Load Estimation by Radio Quality Measurement of UE Based on BS Configuration”, IEEE PIMRC 2017
- 城島、大須賀、高橋、野上、信清、井上、大西、“モバイル網における無線・インターネット統合制御による通信効率向上”、電子情報通信学会RCS研、2016年5月
- 大西、高橋、鈴木、太田、小林、”[奨励講演] 受信電力から推定したLTE回線負荷に基づく通信品質指標の提案”、信学技報, vol. 116, no. 324, ICM2016-29, pp.25-29, 2016年11月
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