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表彰

2024年11月15日

公益社団法人 発明協会
令和6年度関東地方発明表彰 発明奨励賞

件名

複数無線方式を効率的に実現するマルチプロセッサ技術(特許第5360061号)

受賞者

  • 竹内 俊樹 (NECアドバンストネットワーク研究所 リードリサーチエンジニア)
  • 井倉 裕之 (NECトランスポートシステム統括部 シニアプロフェッショナル)
  • *
    所属、役職は受賞当時のものです。

受賞日

2024年11月15日

表彰式会場

ANAクラウンプラザホテル新潟(ANAクラウンプラザホテル新潟)

業績

本発明は、高効率で拡張性の高いソフトウェア無線機の実現に向けたマルチプロセッサ制御技術に関するものである。本発明では、処理シーケンスを解釈して複数のサブプロセッサを制御する実行制御回路と、実行制御用の2種類のバスと調停回路を備えることで、柔軟な制御機能による処理の高効率化と、回路構成がサブプロセッサ数に依存しない高い拡張性を実現した。これらの特長は、無線方式ごとに回路が増大する従来の課題を解決し、複数の無線方式に対応するソフトウェア無線機の小型化を可能としたもので、特定用途の業務無線システム向け無線機などに採用された。

授賞式の様子(左から、井倉さん、竹内さん)
表彰状

関連情報

表彰について

論文等の文献

  • Toshiki Takeuchi, Hiroyuki Igura, Masao Ikekawa, “Stream-access-oriented baseband signal processors for SDR”, 2012 IEEE International Symposium on Circuits and Systems (ISCAS), pp.1795-1798, 2012

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