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導入事例

丸果札幌青果株式会社 様プロフィール

販売入力系業務の効率化

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御社における事務処理用コンピュータのご活用は、いつ頃からのことでしょうか?
道念
1968年のNEAC-1240が最初の導入になります。その後、幾度かの更新を経て、1990年にACOS3400を導入し、基幹業務システムをACOS-4系のマシンに移行しました。2002年にはi-PX7600を導入して、販売入力系についてはオープンシステムで、勘定系についてはACOS-4の資産を継承して、迅速な入力操作と安定性を両立させたシステムを構築できる基盤を整えました。そして2006年3月に、i-PX9000に更改しました。
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基幹業務処理の主な流れは、どのようになっているのでしょうか?
道念
道内産の物品を例に説明しますと、物品が入荷される前日に、販売担当者がせりにかける品と予約相対品、転送する品に分けてキー入力します。これらの内容を、「業務連絡票」として打ち出し、入荷を担当する商品管理部に指示を与えます。そしてせりの当日、出荷者からさまざまな青果物が運ばれてくると、商品管理部が荷受手続きを行い、前日の指示に従って、売り場に上場したり留めておいたりします。同時に「物品受領通知書」を発行し、荷主さんにお渡しします。複写式になっていて、もう一枚は「販売入力票」と名付け、せりに使用するのです。この書類は、最盛期で1日3500~3600枚にも上ります。販売担当者は、物品と販売入力票の内容が一致しているかどうかの確認をしてから、せりにかけます。せりは8時前後に終了し、その後すぐに、販売担当者が販売実績データをオープンサーバへ入力します。入力内容を画面で確認し、確定した販売実績データを毎日午前10時頃からACOS側へアップロードし、道外物品は11時までに、道内物品はおおむね12時までに終了します。このデータ転送には、蓄積交換型のデータ集配信ミドルウェア「NISMAIL」を活用しています。ACOS側へのデータ移行後は、電算課で最終確認をしています。最終確認後、自動FAXシステムによって各出荷者に「売立案内」(※3)を送信します。仲卸さんや売買参加者へは、「売渡票」という請求明細を発行します。紙ベースでのやりとりではなく、市場開設者である札幌市が構築した「情報センター」というWebベースのシステムにデータを流し、ここを経由して仲卸さんの端末へ自動的に送信されます。ACOS側にアップロードされたデータは、精算システムや販売統計システムなどと連携して活用されます。小売業者さんへの請求書は情報センターが集約し、各卸売業者からの請求をひとまとめにした請求書を、情報センターのサーバを介して送るしくみになっています。
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なるほど。早朝から昼過ぎにかけて、販売入力系と勘定系のほとんどの業務が完了するという点が、青果卸売業らしい情報処理の特徴のひとつですね。
佐々木
写真 経理部 電算課 課長
佐々木一広様
そうですね。それと、時間の制約が多い業務でもあります。先ほどの話にも出ました「販売実績データの確認を11時までに・・・」というのもそうですし、出荷者への売立案内も、同じく11時頃までには報告しなければなりません。出荷県連や出荷県本部には、出荷情報や仕切情報をインターネットでやりとりする「ベジフルネット」というEDIシステムを介して、確定した決済情報を午後1時までに流さなければなりません。ホクレンさん向けだけでも、最盛期には約1300枚もの売買仕切書を発行しているのですよ。このように、私たちは日々、短時間で大量のデータ処理をこなしつつ、“締め切り”の時間に追われながら業務を行っています。こうした背景があり、2001年ごろから販売入力系業務の改善と販売原票の電子データ化を目的に、オープン系システムの採用を検討し始めたのです。


(※3)・・・その日に売れた販売実績データを、出荷者に報告するための書類。



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