導入事例
安全と健康をテーマに、室内環境対応型水系塗料の開発にも積極的
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- 大日本塗料様は、塗料業界では他社に先駆けて環境対応型塗料の開発に取り組んでおられることで知られていますが、具体的にはどのような特長をもった環境対応商品を販売されているのでしょうか?
- 川崎
取締役
経営企画室長
川崎和宏様弊社では地球に優しい環境対応型塗料の研究・開発に積極的に取り組んでいます。その中で近年、「ノボクリーン」を完成させました。この塗料は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)を含まず、かつ臭いのない、まさに時代の先端をいく環境対応型塗料です。その優れた安全性・機能性が認められて病院や学校などでいち早くご利用いただき、現在では一般の住宅やオフィスビルなどにも浸透拡大しています。
環境対応型塗料へのシフトは時代の流れであり、業種を問わずあらゆる分野で進められており、将来的には有機溶剤を使用しない時代も来るものと確信しています。
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- その他、今後どのような分野の需要拡大が見込まれますか?
- 今居
- 総合塗料メーカとして、新幹線の塗装やビルの外壁、橋や建造物など、産業用塗料としてさまざまな用途に対応できる製品を提供しています。その他にも、弊社の関係会社では蛍光顔料や照明機器など、幅広い展開を行っており、更なる発展を期待しています。
- 川崎
- お客様に快適に暮らしていただくために、弊社では戸建て住宅の塗り替え事業を積極的に展開しています。これは、単なる塗り替えではなく、例えば「安らぎが感じられる」「シックな」といった、お客様の求めるイメージをベースに、C.G.による住宅全体の塗り替えプランをシミュレーションしながらご提案していく『色彩コンサルテーションサービス』として提供しています。
リフォームプランは是非、弊社へご相談ください。
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- なるほど、原材料としての塗料ではなく、コンサルテーションという付加価値を付けた新しいサービスとしてご提供されているのですね。
- 今居
- そうですね。「イメージに合う色が分からない」「全体像がイメージしにくい」といった理由により、塗り替えたいが踏ん切りがつかないお客様が多くおられます。そこで、お客様がイメージしやすいように、シミュレーション例をC.G.で提供するところから始めたわけです。実際、お客様からの反応も非常に良く、今後の展開が楽しみです。
- 清水
- これからも、「お客様は何が欲しいのか、何がご不満なのか?」を起点に、より良い商品提供のしくみを積極的に開発していく予定です。WebやFAXを利用したお客様への情報提供サービスの利便性を向上させるなど、業務システムの側からも強化していきたいところです。
貴重な文化遺産である「大阪市中央公会堂」の保存・修復にも、大日本塗料様の各種機能性塗料が採用されています
『ノボクリーン』は有機溶剤ゼロの人と地球に優しい室内用塗料
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