導入事例
学校法人静岡自動車学園 様プロフィール
i-PX7300のパワーを活かして、続々と新しい顧客サービスを
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- i-PX7300についての評価をあらためてお聞かせください。
- 大村
- とにかく速いですね。とくにバッチ処理系の速さには驚きました。これまで8時間かかっていた年度更新が2時間もかからないのですから。これで休日出勤の必要もなくなりました。
- 吉澤
- プログラム開発の面でも、そのスピードに感動しています。複数の画面を動かしても、まったくストレスを感じませんし、コンパイル時間も圧倒的に短縮されました。
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- 今後、このシステムをどのように発展させていかれるご予定ですか?
- 石原
- 現在、このWeb予約システムに対応しているモバイルのキャリアはiモードだけですが、県内で利用者の多いJフォンもサポートする予定です。また、教習のキャンセル待ちを登録されたお客様に対し、キャンセル情報をメールでご連絡するサービスも考えています。指導員との組み合わせ情報なども、提供していきたいですね。こうした新サービスも、新しいCS向上のひとつとして捉えています。他の教習所システムには管理指向のものが多いのですが、当校ではあくまでも顧客志向を貫くつもりです。
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- さらに、一歩先をゆく新しいサービスをお考えなのでは?
- 石原
- セキュリティの強化が前提になりますが、お客様のさまざまな事情に合わせた詳細な教習メニューのお見積りを、Webで簡単に提供できるシステムを準備しています。また、ホストデータを各部署がもっと活発にオープン系システム上で利用できるよう、Printviewの導入も検討しています。
- 大村
- 現在、Web対応の学科教習システム、いわばeラーニングシステムをNECと共同で開発しています。システムが少し重いので、まだWeb上で公開はしていませんが、高速回線が普及すれば、すぐに実現できます。これなども、CSの向上につながるものですね。
既存のVISプログラムによるソフトウェア資産を有効に活用し、
しかも教習生のPCやIP対応携帯電話とのインターネット連携を図り、
時間と場所に制約のないサービス提供のしくみを担う「i-PX7300」
企業訪問を終えて―――「ACOS Club」から
まだ予約シールを表に貼ることで教習の予約をしていた時代に、手作りのシステムでコンピュータ予約を実現させた先見性に、まずは感心しました。そして、あらゆるシステムに共通している顧客第一の考え方も徹底されています。この考え方は、パッケージ利用ではなく、ミドルウェアであるWEBharmo/OLTPなどを利用した自社開発という方針にも表れています。顧客志向の学校運営から生まれる「他の教習所が容易にマネできないことを、いち早く立ち上げる」という姿勢が、きっと「県自(静岡県自動車学校の愛称)」が県下ナンバーワンの評価を受ける原動力になっているのでしょう。
[取材日:2001年08月21日]
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