導入事例
ホストコンピュータの強化と、ネットワークのTCP/IP化を同時に実現
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- リプレースするACOSは、実はPX7600SVに決まっていたそうですね。
- 成岡
- そうなのです。既に決裁までもらっていたのですが、まもなく新機種が登場するということを聞き、急遽i-PX7600に変更したわけです。ですから、i-PX7600の発注は当社がいちばん早かったのではないでしょうか。
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- 導入されたご感想はいかがですか。
- 千頭和
情報通信事業部
企画グループリーダー
千頭和 清治様何といっても、処理速度の向上にはびっくりしましたね。これまで石油販売関連の月次処理に12時間ほどかかっていましたが、それがわずか4時間になりました。ホストコンピュータをリプレースして、こんなにパフォーマンスが上がったのは初めてです。
- 中川
- おかげで、夜間担当のオペレータのうち、これまで大変だった遅番の者がラクになり、そのかわり早番が大変になりました。いまローテーションを見直しているところです。
- 青野
- オンラインのレスポンス向上については今回のテーマではなかったのですが、こちらも劇的に良くなりましたね。「これまではタバコを吸う時間があったのに、一瞬で戻ってくるようになり、休む暇がなくなった」という声も聞こえてきます(笑)。
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- エンドユーザの方も喜んでいらっしゃるでしょうね。ネットワークの一元化についてはいかがですか。
- 青野
- TCP/IPで統一して、全ての端末をPCにしたことで、いろいろな効果が出ています。まず、これまでは処理するホストによって端末を替える必要があったのが、1台のPCで全てができるようになったこと。このメリットが何より大きいですね。
- 千頭和
- それとともにヘルプデスクを設置して、クライアントPCの統合管理のアウトソーシングをビジネス化しました。ヘルプデスクへの問い合わせをデータベース化し、キーワード検索も可能になっています。また、リモートでエンドユーザのPCへ入り、その画面上で直接指導、説明ができるようになっています。
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- その他にも、何か変わったことはありますか。
- 成岡
- レスペーパー化を実現するために、印刷用紙を全て単票にして連続用紙を廃止しました。また、これは鈴与グループ内では当社だけですが、Printviewを導入しています。たとえば月次データをすぐにPC上で確認できますし、WordやExcelでのデータの再利用も簡単です。印刷用紙の削減を期待しています。
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- データのバックアップにも大変気を遣っておられるとのことでしたが。
- 中川
- 静岡県は東海地震が想定されていますので、できる限りの注意をはらっています。夜間にバックアップをとり、翌朝、東京支店に送っています。最悪でも前日の状態に復旧できますし、東京支店のシステムでも対応できる体制にしています。実は、来週、東京支店へバックアップデータからのシステムアップの訓練に出かけるので、今回の取材は良いタイミングでした(笑)。
地域社会のインフラを支える鈴与商事様の各事業
それらの販売・物流など、各基幹システムの核となっている
「i-PX7600」と「PX7600、AX7300」
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