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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > サーバ > ACOSシリーズ > 導入事例 > 月星化成株式会社 様
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導入事例

月星化成株式会社 様プロフィール

「コーポレートサーバ」としてのACOSとオープン系システムを連携

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御社では、メインフレームであるパラレルACOSシリーズPX7500と、オープン系システムとの連携が非常にうまくいっていますね。
亘鍋
ダウンサイジングがブームになった時期もありましたが、ACOSの信頼性にはかなわないということで、初めから両立させる方針でのぞみました。ACOSは「コーポレートサーバ」つまり基幹サーバとして、オープン系は部門サーバというのが、基本的な考え方です。サーバとして同じポジションに置くことで、ユーザからはACOSかPCサーバかを意識させないシステムになっています。
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オープン系システムの導入は、どのよう業務背景からスタートされたのですか。
亘鍋
7~8年ほど前からオープン系への対応を始めたのですが、当初はACOSがサポートできない製品企画・開発系を、UNIXシステムで構築するところからスタートしました。そしてExpressに代表されるPCサーバの信頼度が向上してきた4~5年前から、コーポレートウェアStarOfficeを導入して、社内システムのオープン化が本格的に始まったという感じですね。4年前にはクライアントはすべてPCにリプレースし、いまでは1人1台体制になっています。
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データウェアハウスを日本企業の中ではかなり早い時期、1998年に導入されていますね。
亘鍋
NECさんの説明会に参加させていただいたりして、DWHそのもののしくみについては関心を持っていたのです。自分たちで作ってみようか…と考えていたところに、DWHのソリューション製品「Red Brick Warehouse」が登場したわけです。社内で腰を据えて導入の検討を始めると、決裁が下るまで数カ月はかかるわけですが、非常に進化の早いIT技術と常に向き合っている情報システム部の方針は、「これいい!と直感した製品は、まず使ってみる」ですから、すぐに導入することにしました。
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コンピュータ業界に限らず社会的にも大きな関心が持たれた、昨年末のY2K(2000年)問題。この問題への対応には、どう取り組まれましたか。
亘鍋
これまでお話ししてきたように、当社のシステムはすべて自社開発です。さらにシステム開発にあたっては、標準環境を採用したうえで厳しい共通ルールを設けています。当然、日付表記もルール化されていましたから、Y2K対応にはあまり苦労しませんでしたね。ACOSのちょっとしたアプリなら30分程度で作れるくらい、社員のスキルが高いということも、余裕のある対応ができた理由です。
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最後に、最近のNECの取り組みについて、ひとことご意見をお願いします。
亘鍋
今後、ACOSがWeb環境に完全対応することで、システム全体の拡張性と信頼性が向上することは間違いないでしょう。すでにそうした提案をいただいておりまして、検討しているところです。タイムリーな説明会を開いてくれることも、たいへんありがたい。
「IBestSolution」というビジネスコンセプトを発表されているように、NECはこれまでのハードウェアを中心にしたメーカからインターネットソリューション提供企業に、脱皮しようとされています。これは素晴らしいことですし、NECの今後の取り組みに期待しています。

写真4EPUモデルのパラレルACOSシリーズ「PX7500」を中心に、エンドユーザにメインフレームやサーバの存在を意識させないシステムを構築している。

取材を終えて―――「ACOS Club」から

「さすが、講演慣れしていらっしゃる!」。月星化成株式会社 情報システム部部長 亘鍋 省次様のお話をうかがって、私たち「ACOS Club」スタッフが抱いた正直な感想です。「亘鍋語録」とでもいうべきインパクトの強いコメントが、立て板に水のごとくスラスラと出てくるのですから。そして、それらはいずれも、システム部門リーダーの心に響く内容なんですね。今回のSpecial Issueにそのすべてを載せられなかったのは残念なのですが、ひとつだけ追加でご紹介しておきましょう。
「これらからは哲学や文学志向の学生を、情報システム部門の新戦力として採用してみたいと思っています」――。この発言には、企業情報システムのありかたとその未来を予見されているような気がしました。



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