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NECのマルチモーダル生体認証システムがベトナムの新しい国民IDシステムの実現に貢献

~IDの重複発行や行政サービスの不正利用の防止を支援し、DXを加速~

2022年4月28日
日本電気株式会社

NECは、ベトナムの公安省(Ministry of Public Security、以下MOPS)に、顔と指紋を組み合わせたマルチモーダル生体認証システムを提供し、ベトナム政府の進めるデジタルトランスフォーメーション(DX)計画の一部である新しい国民IDシステムの実現に貢献しました。
本システムは、デジタルIDカードの新規発行時や社会保険等の行政サービス利用時の本人確認に利用され、IDの重複発行や不正利用の防止を支援します。

MOPSは昨年2月に、ベトナム国民の生活を近代化するため新しい国民IDシステムを導入し、従来の紙ベースからデジタルでのID管理へ移行しました。国民一人ひとりに12桁の数字からなるIDを発行することで、国民が公平に行政サービスを受けられることを目指しています。現在までに、5,000万枚以上の新しいデジタルIDカードが発行されています。

今回提供したマルチモーダル生体認証システムは、NECの生体認証「Bio-IDiom」(注1)の中核技術であり、世界No.1 (注2)の認証精度を有する顔認証技術と指紋認証技術を統合し、認証を行います。これにより、厳格な本人確認が必要な利用環境においてもセキュアかつ高速な認証が可能です。

なおNECは、現地のパートナー企業とともに、従来システムから1,600万件におよぶ国民のデータをシームレスに移行・統合することにも貢献しています。

本発表に関するNECのコメントは以下の通りです。

NECは、ベトナムのデジタル変革の取り組みに貢献できることを誇りに思います。NECの生体認証技術は、空港での出入国管理の他、マンション、ホテル、コンサート会場、エンターテイメント施設での本人確認や、店舗での決済等幅広い用途で活用されています。今後もデジタル化が加速する社会において誰もが安心してデジタルを活用できる世界を目指し、安全、安心、かつ利便性を兼ね備えた価値創造を行っていきます。

NEC 執行役員常務 山品正勝

以上

  • (注1)

    「Bio-IDiom(バイオイディオム)」は、顔、虹彩、指紋・掌紋、指静脈、声、耳音響など、NECの生体認証の総称です。世界トップクラスの技術や豊富な実績を活かし、ニーズに合わせて生体認証を使い分け、あるいは組み合わせることで、「誰もが安心してデジタルを活用できる世界」を実現していきます。
    NECの生体認証
    https://jpn.nec.com/biometrics/index.html
  • (注2)
    ・NECは、米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証ベンチマークテスト(FRVT 2018)で5回目のNo.1を獲得
    https://jpn.nec.com/biometrics/face/history.html
    ・NEC、米国国立標準技術研究所(NIST)の指紋認証技術 ベンチマークテストにおいて第1位の評価を獲得https://jpn.nec.com/press/201503/20150306_01.html

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC セーファーシティソリューション事業部門 事業推進統括部
E-Mail:contact@global.jp.nec.com

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