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NEC、バングラデシュ国ダッカ市の交通料金システム統合に向けたシステム設計を受注
2021年2月5日
日本電気株式会社
NECは、片平エンジニアリング・インターナショナル(以下 KEI)と日本開発政策研究所が受注した、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する技術協力プロジェクト「バングラデシュ国 ダッカ市都市交通料金システム統合のためのクリアリングハウス設立プロジェクト(フェーズ2)」において、料金システムの統合に向けたシステム設計を受注しました。KEIとの本開発により、現在ダッカ市で建設中の軌道系都市交通システム(MRT)での交通系共通ICカードの利用が可能となり、乗降客の利便性に貢献します。
NECは2014年10月に同プロジェクトのフェーズ1をKEIと共同で受注し、ダッカ市における複数の公共交通機関を共通のICカードで利用できる交通料金徴収システム(クリアリングハウス)の構築に貢献しました。構築されたシステムは路線バスを対象に利用されています。
共通ICカードを路線バスだけでなく、2021年12月部分開業予定のMRT6号線においても共通利用できるようにするため、クリアリングハウスをMRTの料金システムに対応させる必要があります。NECはフェーズ1の経験と、多くのプロジェクト実績ノウハウを活かし、本共通利用に向けたシステム標準化設計を行います。MRT6号線は全長約20kmのプロジェクトで、開業時には1日48万人の利用が想定されています。
NECは香港やシンガポール、インドなどアジア各国で高度交通運用管理システムを提供した実績を活かし、今後も「NEC Safer Cities」(注)のもと、安全・安心で効率的な交通インフラの整備に貢献していきます。
以上
- (注)NEC Safer Cities:生体認証や映像解析を含むAI、IoT関連の先端技術を活用して、安全・安心で効率・公平な都市の実現を支えるNECの事業領域。人々がより自由に、個人の能力を最大限に発揮して豊かな生活を送ることのできる社会の実現に貢献。
https://jpn.nec.com/safercities/index.html
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 交通・物流ソリューション事業部
E-Mail:info@iccard.jp.nec.com
NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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