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NEC、富山市と「富山市 顔認証システム社会実験」を開始

~富山市中心市街地と岩瀬地区の30店舗で顔認証決済が可能に~

2020年10月1日
日本電気株式会社

NECは富山市(市長:森雅志)から受託した「富山市 顔認証システム社会実験」を本日10月1日から開始します。
本実験では、世界No.1(注1)の認証精度を誇る顔認証技術を用いて、生体認証データを一つの共通IDとして利用し、富山市中心市街地と岩瀬地区の店舗30か所で顔認証決済やおもてなしサイネージ体験などのサービスを社会実験として順次試験的に導入します。

富山市 顔認証システム社会実験の様子

背景

急速な少子高齢化や人口減少社会の到来を見据え、富山市では観光のみならず、経済・社会・文化などにおいて「選ばれるまち」を目指し、戦略的な観光振興に取り組んでいます。こうした中、今回の社会実験ではNECの先進技術により、主に近隣の住民や観光客などを想定した安全で快適な観光体験の実現と、単なる顔決済・観光客誘致にとどまらない地域全体の活性化に向けて本取り組みを通して推進していきます。

概要

NECの生体認証「Bio-IDiom」(注2)の中核技術であり、世界No.1の認証精度を誇る顔認証技術を用い、事前にスマートフォンで本人の顔画像やクレジットカードなどの情報を登録することで、非接触による安全で快適な顔認証決済をご利用いただけます。富山市ガラス美術館や富山市郷土博物館など富山市中心市街地と岩瀬地区の30の店舗や施設で顔認証決済が順次利用可能となります。
また、顔画像情報を登録済のお客様が富山駅構内に設置したディスプレイの前に来ると歓迎メッセージが表示される、おもてなしサイネージも体験いただけます。

期間

2020年10月1日から2021年3月31日まで

対象者

下記顔登録サイトから登録を完了されたお客様。
富山市民以外の方もご登録・ご利用いただけます。
(登録可能なクレジットカードはVISA、Mastercardとなります)

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登録方法

なお、本実験参加のお客様は登録時に個人情報利用規約への同意が必要となります。同意した方のみサービスをご利用いただけます。

NECは、顔や指紋を使った生体認証による共通のIDで、複数の場所やサービスにおいてお客様へ一貫した体験を提供するコンセプト「NEC I:Delight(アイディライト)(注3)」を掲げています。本実験を通じて、近隣の住民や観光客の利便性を向上させ、富山市の地域経済の発展を支援します。

以上

  • (注1)
    米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証技術の性能評価で5回目の第1位を獲得
    https://jpn.nec.com/press/201910/20191003_01.html
  • (注2)

    「Bio-IDiom(バイオイディオム)」は、顔、虹彩、指紋・掌紋、指静脈、声、耳音響など、NECの生体認証の総称です。世界トップクラスの技術や豊富な実績を活かし、ニーズに合わせて生体認証を使い分け、あるいは組み合わせることで、「誰もが安心してデジタルを活用できる世界」を実現していきます。
    https://jpn.nec.com/solution/biometrics/index.html
  • (注3)
    「NEC I:Delight(アイディライト)」
    https://jpn.nec.com/idelight/index.html

本社会実験について

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 富山支店
E-Mail:toyama-contact@digitalid.jp.nec.com

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誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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