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ネットワークマネージャ - 技術サポート情報

FAQ

ネットワークマネージャの概要

番号 質問 回答
0001 旧バージョンでの各定義ファイルを新バージョン で利用することは可能か? 可能です。 旧バージョンのアンインストール時に 「定義情報ファイルを削除しない」を選択します。
新バージョンをインストール後、各定義ツールを動作させると 旧バージョンから新バージョンへの変換が自動的に行われます。
Ver5.0の場合はネットワークマネージャ管理ツールの コンテキストメニューの「環境定義ファイルのコンバート」 を選択することで自動的に変換されます。
0002 16 ユーザモデルの場合、 サーバ 1 台に 接続可能なクライアント数は何台か? 標準状態で 15 台まで接続可能です。 「5ユーザ追加パック」を購入することにより、 最大 63 台までの接続が可能です。
0003 ネットワークマネージャ クライアント 1 台から 接続可能な サーバ数はいくつまでか? 最大 1000 台の サーバと接続可能です。 その場合、それぞれの サーバの接続クライアント として数えられます。
0004 ネットワークマネージャ クライアントから 直接ホストに接続はできるか? サーバを介したホスト接続のみ可能です。 サーバを介さないで直接接続を行うには スタンドアロン モデルを使用してください。
0005 クライアント・サーバ形態で、クライアントとサーバの 間にルータが介在した場合に動作は保証するのか? ネットワークマネージャ自身はクライアント・サーバ間に ルータが介在しているかどうかの判断はしていません。 ルータを介したルーティングを行うのは Windowsのネットワーク機能部分です。 ネットワークマネージャとしては、Windows のネットワーク 機能が提供する名前付きパイプが利用可能な範囲であれば 動作可能です。
0006 TCP/IP によるホストとの接続において、 ホストマシンとの間にルータが介在した場合に動作は保証するのか? ネットワークマネージャ自身はホストマシンとの 間にルータが介在しているかどうかの判断はしていません。 ルータを介したルーティングを行うのは TCP/IP です。 ネットワークマネージャとしては、TCP/IPがホストマシン との通信で利用可能な範囲であれば動作可能です。

ネットワークマネージャの定義・設定

番号 質問 回答
0001 電話帳ファイル定義で TCP/IP を選択したときに 「hosts ファイルが見つからない」のメッセージが出る。 hosts ファイルは Notepad で作成し、 エクスプローラから確認すると正しく存在している。 Windows 95 や Windows NT 4.0 以降では、 Notepad などでファイルの編集を行うと ファイル拡張子 (.txt) が自動的についてしまいます。 また、エクスプローラはデフォルトの設定で 拡張子が見えないモードになっているので、 「表示」メニューの「オプション」で拡張子を 見えるようにするなどして hosts ファイルが 正しく存在しているかどうか確認してください。
0002 TCP/IP 接続で電話帳ファイル定義で 列挙されたホストを選んだにも関わらず、 これに対して接続を行ったときに 『70 40 002B (ホストが hosts ファイルにない) 』 が出力され、接続できない。 そのホスト名が定義してある行が hosts ファイルの最終行で、 かつ、その行が改行で終わっていない場合、 ネットワークマネージャはその行を認識する ことができません。 最終行に改行を入れてください。
0003 TCP/IP でホストと接続するときに PPP の形で行いたい。 通信情報定義の物理回線情報で PPP の検出が なされていないようだがどう設定したらよいのか? 物理回線情報では「B4680インタフェースボード(TCP/IP)」 を選択してください。 TCP/IP を利用する場合、ネットワークマネージャは ハードウェアを検出したり直接アクセスすることはなく、 すべて Winsock を通したアクセスを行っています。 ネットワークマネージャでは B4680 インタフェースボード に限らず TCP/IP の通信を行うときには、 すべて「B4680インタフェースボード(TCP/IP)」 を選択することになります。
0004 Windows 95 で、 ダイヤルアップの設定のある環境で BDLC 接続の定義を行うと、 通信装置情報定義ツールで BDLC に対する通信装置が二つ見え、 片方の MAC Address が不正な値になっている。 PC-9800 シリーズの場合は「ネットワーク」のダイヤル アップ アダプタのプロパティの「バインド」から BDLC を外して再度通信装置情報定義ツールで 定義し直してください。 なお、OSのリビジョンによっては 本回避方法でも正常にMACアドレスを 取得できない場合があります。 その場合はPC/AT互換機と同様、下記の方法にて 回避してください。

PC/AT 互換機の場合は正しい MAC Address を表示する方のみを定義するようにしてください。
なお、ダイヤルアップによる BDLC 接続はできません。
0005 Windows2000/XP/2003 マシンにおいて、BDLCの定義設定を行う場合、 「ネットワーク接続」に登録されているLAN回線の名前に 「ローカル エリア接続」以外の名前を利用すると、 ネットワークマネージャの「回線定義の追加」で BDLC が選択できない。 ネットワークマネージャでは、BDLCで使用するLANボード情報をレジストリから 取得する際に、ローカル エリア接続xx」(ローカルとエリアの間に半角スペース が必要、xx には空白または半角数字が入る)という名前をキーにして レジストリ情報検索を行います。
したがって、「ネットワーク接続」に登録されている情報が、 「ローカル エリア接続xx」以外の名前で登録されている場合には、 「回線定義の追加」で BDLC を選択することができません。
通常、本設定はOS側の既定値で「ローカル エリア接続xx」と登録されて いるため、特に意識をする必要はありませんが、利用するLANボードの設定 等によっては 別名で登録される場合があります。
Windows2000/XP/2003において、BDLC接続を行う場合で、OS側の 「ネットワーク接続」設定に登録されているLAN回線情報の名前が 「ローカル エリア接続xx」以外の名前で登録されている場合には、 「ローカル エリア接続xx」という名前に変更していただくようお願いいたします。
0006 TCP/IP 接続において、ホスト-端末(ネットワークマネージャ)間にファイヤーウォールを設置するため、 ホスト-端末(ネットワークマネージャ)間で使用するTCP/IP のポート番号を教えてほしい。 また、使用するポート番号を任意に設定変更できるかを知りたい。 ■tnETOS/dsETOSの場合
画面(tnETOS)接続用とプリンタ(dsETOS)接続用で使用するポート番号が異なります。
画面(tnETOS)接続の場合
ホスト側の377(ACOS2の場合は23)のポート番号に対して、端末側からTCP/IPの接続要求が行われます。 この際使用される端末側のポート番号は不定(OSが自動的に割り当てる)です。
なお、画面用のポート番号は、ネットワークマネージャの定義情報で変更することができます。 ポート番号を変更した場合には、ホスト側の定義も変更する必要があります。
プリンタ(dsETOS)接続の場合
端末側の378のポート番号に対して、ホスト側からTCP/IPの接続要求が行われます。 この際使用される端末側のポート番号は不定(OSが自動的に割り当てる)です。
なお、プリンタ用のポート番号(378)は固定であり、変更することはできません。

■COM-XE(inCOM-XE通信)の場合
ホスト側の102のポート番号に対して、端末側からTCP/IPの接続要求が行われます。 この際使用される端末側の送信元ポート番号は不定(OSが自動的に割り当てる)です。

端末側の102のポート番号に対して、ホスト側からTCP/IPの接続要求が行われます。 この際使用されるホスト側の送信元ポート番号は不定です。

なお、上記待ち受けのポート(102)は固定であり、変更することはできません。

ネットワークマネージャの実行

番号 質問 回答
0001 HDLC/X.25 接続において、 エラーコード 10 33 0010 (回線障害が発生した) が出力された。 モデムの電源がオフになっているなど、 ホスト・端末間の回線が物理的に接続できていない 可能性があります。 ボード、モデム、回線などの調査を行ってください。
0002 HDLC/X.25 接続において、 エラーコード 30 33 0055 (パケット回線にて接続要求が無応答) が出力された。 接続要求に対して網からの応答が返却されていません。 申請した論理チャネル (LCGN/LCN) 範囲指定外 の定義がされていないか確認してください。
0003 HDLC/X.25 接続において、 エラーコード 40 33 0074 (下位 IOP モジュールの初期化に失敗) が出力された。 ボードの設定ミスの可能性が高いです。 割込み番号などが他のボードと重なっていないか確認してください。
0004 HDLC/X.25 接続において、 エラーコード 30 33 0034 (リンク活性中に SNRM, SABM コマンド受信) が出力された。 ホスト・端末間での I フレーム長の定義の矛盾が 考えられます。 ホスト側の定義とネットワークマネージャの定義の調査 を行ってください。
0005 BDLC 接続において、 エラーコード 20 45 0032 (SABM 再送リトライアウト) が出力された。 端末側のボードの MAC アドレスとホスト側に 定義したものが異なるか、 物理的に回線が繋がっていない 可能性があります。
0006 tnETOS 接続において、 エラーコード 20 48 0090 (TCP/IP サポートソフトウェアとの間でエラー) が出力された。 TCP/IP の設定を誤っている可能性が大きいです。 IP アドレスやデフォルトゲートウェイなどの設定を確認してください。
0007 tnETOS 接続において、 エラーコード 20 48 00B6 (相手局からリセット) が出力された。 ホスト間とのネットワーク回線に、ルータを使用している などの場合、ルータの無通信タイムアウトにより TCP/IP コネクションが 切断されている可能性があります。 ルータの設定やネットワーク回線の品質を確認してください。
0008 tnETOS 接続において、 エラーコード 20 48 00B3 (指定されたアドレスが登録されていない) が出力された。 hosts ファイルの不正と考えられます。 hosts ファイルの内容の確認をしてください。
0009 tnETOS 接続において、 エラーコード 20 48 00BA (要求はタイムアウトした) が出力された。 TCP/IP レベルで接続できていない可能性が大きいです。 ping <ホスト名> を実行して TCP/IP レベルでの接続を確認してください。
0010 エラーコード 70 40 0019 (指定された UA は登録されていない) が出力された。 LU 情報定義ツール (サーバ情報定義ツール) に登録したコンピュータ名と実際のコンピュータ名が 違う可能性があります。
0011 エラーコード 40 33 000F (デバイスドライバのオープンに失敗) が出力された。 ネットワークマネージャ (Win95版上)でPCI高速回線ボードを 使用している場合に、この現象になった場合、 OS側でデバイスを認識していない可能性があります。 OSレベルでデバイスが認識されていない場合は デバイスの登録をやり直す必要があります。