IT部門業務のリソース不足課題をサポートするために、様々なパートナ企業様と「共に創る」を推進し、お客様に価値あるサービスを提供していきます。

「共に創る」を推進するパートナー企業様

共創の背景

お客様IT部門ではICT機器に関わる運用管理業務にリソースが多くかかっている中で、NECではこれまでお客様の機器状況のタイムリーな把握や提案を十分に行えていないことが課題でした。サービス基盤の検討にあたり、医療・福祉、文教・公共、民間企業の経営課題を解決すべく『ITトータルソリューション＆サービス』を提供している日本事務器様にご協力いただきました。市場やお客様社内など様々な環境変化をキャッチし、お客様を新たなチャレンジに導いていきたいという将来像についても双方の考えが重なっており、NEC保有の技術アセットと日本事務器様のソリューションを組み合わせた新サービスの共創活動を行うことになりました。

共創の成果

お客様と継続的につながるサービス提供基盤である「ICT機器可視化基盤」「ICTリモート運用基盤」について、お客様や日本事務器様の実課題である、ICT機器の管理業務や作業効率化を目的とした遠隔メンテナンスの観点を踏まえて仕様化しました。「ICT機器可視化基盤」によりお客様はIT資産の状態把握や構成ツリー表示、その他様々な管理機能が利用可能、さらに日本事務器様はICT機器の状況を把握したうえでお客様に次のアクションをご提案し、「ICTリモート運用基盤」を活用した迅速な遠隔支援が可能になります。今後、経営者向けのデジタル化支援やセキュリティサポートなどのIT戦略支援メニューについても共創活動を進め、順次サービス提供していく予定です。

共創の背景

システムプラットフォーム軸での製品・サービスを提供していく中で、セキュリティ対策実施やシステム可用性の担保など、DX化を起点とした新しいプラットフォーム導入までといった形にお客様からの要望が多様化してきています。公共・医療・金融業から製造・流通・サービスといった業種・業務向けに加え、システムプラットフォーム軸での製品・サービスを提供しているNCS&A様にご協力いただき、様々なお客様困りごとへの対処方法のアイディア創出やソリューションメニュー、日々のシステム運用負荷の軽減と安定稼働を両立を実現するサービス提供に向けた共創活動を進めるはこびとなりました。

共創の成果

NECにて提供中のサーバ稼働状況を診断し、運用管理をサポートする「サーバ診断カルテ」サービスを元に、セキュリティ脆弱性やシステム停止、障害発生につながるリスク情報を把握し、お客様へ示唆していくためのサービス仕様や技術開発、仕組み作りに加え、稼働レポートのPoC検証の実施によりレコメンド型サービスにつなげていく仕組み作りにつながりました。

共創の背景

NECでは、クラウド利用拡大や各種ハードウェア仮想化の進展により、ITハードウェア市場が縮小の兆しとなる中、サービス事業領域の拡大とそれに伴う運用保守サービス事業の役割再定義が課題でした。HBA様ではITハードウェアの保守ビジネスに加え新たなストックビジネスの創出が課題でした。また、既存の保守ビジネスはIT機器の故障修理や点検作業が中心であり散発的で工数負荷が大きく、効率的に保守サポートを提供する仕組みづくりが課題となっていました。そういった中、HBA様の多くの顧客で共通の課題であるWindows 10 PCのパッチ管理を起点に共創プロジェクトを開始。NECが持つセキュリティ技術とHBA様が持つ保守ナレッジを活用し、「WSUS運用支援サービス」として共創していくことにいたしました。

共創の成果

NECからは毎月Windows 10プログラム公開情報とPC上での動作確認結果を提供し、HBA様のCE部門と連携してエンドユーザ様のPCパッチを集中管理、業務停止リスクを軽減する「WSUS運用支援サービス」として仕様化しサービス提供を開始いたしました。今後は、本サービスで提供する「ICT機器リモート運用基盤」を活用し、毎月のHBA様での運用業務を効率化し、リソースやコストを増やさずサービス提供エリアの拡大を実現してまいります。また、「ICT機器可視化基盤」や「ICT機器監視通報サービス」を活用し、IT機器の管理や監視を行うサービスへ共創領域を拡大していく予定です。