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NEC Visionary Week
※講演時間内にお答えできなかった質問に対しても、回答を記載しています。
11月26日 【GS-11】Factory Digitalization powered by IoT Technology 当日QA一覧
質問 | 回答 |
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デジタル人材を確保する上での苦労はありましたか? | 3つのTeamを作って、取り組みました。 Digitalization(IT領域)は登壇者担当。 Process re-engineeringは生産革新をリードしてきたメンバー担当。 Automationは新しい分野でもあることから、PCの検査設計の経験者などが担当。 それぞれをプロジェクトとしてメンバーを招集するのではなく、従来の生産革新活動やIT/OT領域のエキスパートが、それぞれの領域で連携してPJを進めていけるように部門として立ち上げた為、作業効率が改善される施策について模索し、信頼性やータの吸上げが行いやすい自動化施策についてトライを繰り返しながら取り組めました。 |
ユースケースを作って、実施した効果を教えて下さい。 | 具体的なユースケースを明確にしてから、要件を確認することにより、得られる情報から次のアクションをどうするかを議論し、その結果をユースケースにまとめていくことができました。何度が反復して検証した画面もあり時間は掛かりましたが、IT要件の落とし込みが早かったと感じています。 各KPI見える化の目的・ゴールを「ユースケース」という形で整理・共有し、NECパーソナルコンピュータとNECの間で共通言語化をしました。これにより、認識齟齬を減らしたり、議論が複雑化した時に立ち返るベースラインとして活用できたため全体をスムーズに進めていくことができたと考えています。 |
RFIDはリユースされているのでしょうか? 1枚の価格はお幾らでしょうか? また、あらゆるデータを収集するには各種センサーやカメラなど多くの設備を購入する必要がありそうに思うのですが、投資の考え方を教えて下さい |
RFIDはリユースしております。 弊社は導入当初、NECのソリューションモデルとして特価にて購入しておりますので、詳しい価格はご担当営業までお問い合わせください。 各種センサーの導入は、まず試行として特定用途に絞って購入しています。試行で得た効果を元に、水平展開や応用展開へ発展させます。 |
各層での予定した効果は得られましたか? 効果把握はどのようにされましたか? |
効果の刈り取りはまだ十分ではありません。 講演の中で申しましたが、初期導入した画面から新たなニーズが発掘されましたので、使用者の増加と共に効果が得られると考えております。 |
こちらのネットワーク問題かもしれませんが、表示されている資料のドットが荒くみえずらい状況です。後で資料の提供はされますか? | 配信環境により画像が粗くなっておりました。 資料提供はございません。 |
設備投資回収に関する課題はありませんでしたか? | 工数削減による回収が当初計画通りにはいかない場合もございます。 また工数削減の場合、1人以上の削減とならない場合もあり、回収がスムーズにいかないケースもありますので1人以上の削減による活人を意識した投資計画が課題と捉えております。 |
投資対効果をどう評価されていますか? | 工数削減を効果指標として何か月で回収できるかで評価しています。 |
問題が見える化したあとの解決策を検討するところまで考えた場合の 自動化のポイントとかあれば教えて下さい。 | 製造業における問題として「TPS:トヨタ生産システム」では7つのムダが定義されています。また問題と言えませんが「原価低減」の課題があげられます。自動化視点でこれらに向き合うと、動作のムダ、運搬のムダ、加工のムダを削減する機会が考えられます。これらに『人的資源を充当しないためには』と考えると自動化する箇所が見えてくるかと思います。 |
課題にありました、自動化と見える化が同時並行で進められないのは何故でしょうか?プラットフォーム化されているようなご説明でしたので疑問に残りました。 | 投資には制限もあり、自動化は目の前の費用対効果がみえやすい業務へ投資しがちとなり、見える化のような効果が長期になる投資はしづらい傾向にあります。 |
人件費などあらゆるコストが高い日本でのPC生産で最高品質と価格競争力を持ち続けているのは奇跡と思います、感動しています。価格競争力の最大の秘訣は何なのでしょうか? | 価格そのものでは劣る場合はありますが、生産ITによる確実な生産進捗管理や納期遵守、及び品質向上への追求により、ブランド力を高めていることが秘訣だと考えております。 |
従来のやりなれた作業プロセスからの脱皮に際して、抵抗勢力が生まれてくることもあったかと思います。どのようにして新システム移行に向け乗り越えていくことができたのでしょうか? | 作業プロセスの改革はまだまだ途上ですが、小さい効果であっても、効果を享受できる従業員と、ゴール目標を共有し、納得してもらいながら進めるという地道な進め方で活動しております。 |
近年、工場や制御システムへの攻撃が問題視されていますが、サイバー攻撃に対して、どのような対応をしていますでしょうか。 また、実際に攻撃された事案はあったでしょうか。 | 工場のITシステムへ攻撃された経験はございません。具体的なセキュリティ対策は申し上げにくくご容赦ください。 |
グローバル展開について検討されていますか? | グローバル展開は考えておりません。 |
カメラによる画像で従業員の動き等を分析されていますか? (見落としたかもしれません) |
組立ラインのところにカメラを設置し、ラベルや銘板位置の自動検査に使っていますが、従業員の動きについては使用していません。今後従業員の動きも含め、機械のログデータとカメラ画像を突き合わせエラーなどの改善が出来ればと考えています。 |