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Red Hat Ansible Automation - 特長/機能

Ansible の特徴

Infrastructure as Code を実現できる構成管理ツール

エージェントレスのため、構築対象サーバに特殊なセットアップをせず操作できるので、柔軟で素早いリソース調達ができるクラウド環境や、DevOps における CI 環境からの利用に向いています。

Ansibleモジュールによる拡張性

モジュールにより一連の処理をパッケージ化しており、これを利用する事で、設定ファイルの作成が楽になります。
単純なファイルの変更モジュールから、AWS, Azure, OpenStack などのクラウドインフラ制御用モジュールまで、数千種が用意されています。
独自モジュールの作成も可能。です。

YAML 形式の設定ファイル

プログラマで無くても読みやすい、YAML 形式の設定ファイルを採用しています。
YAML は Ansible 以外でも使用されているため、学習コストが小さいです。

Playbookの例
Ansible設定ファイル(Playbook)の例

Ansible Tower の特徴

組織で取り組む自動化

ロールベースの管理が可能です。
クレデンシャルの管理により、高度なセキュリティを確保することができます。
Playbook 実行権限移譲による組織の壁を超えた自動化が可能です。

ノード単体からシステムの自動化

ワークフローにより複雑なシステム連携が可能です。
API 連携が可能です。
クラスタ化により複数リージョンをまとめて管理することができます。

Ansible の効果

属人性排除 - 単純な手順の自動化

    • 作業の高速化
      • 複数サーバ同時に構築
    • 作業ミスの最小化
      • 誰が実行しても同じ手順、結果
    • 技術の資産化
      • 運用・構築技術ノウハウを可読なコードで保存
    • 要員確保の容易性
      • 自動化ソフトウェアのスタンダードで誰でも使える
    • 管理対象
      • 物理サーバから仮想サーバ、コンテナまで異なる種類の対象も一括管理

Ansible Tower の効果

1ボタン化 - 高品質な自動化部品を組織の枠をこえて実行

    • 作業ミスの抑制
      • 高度なGUIで作業ミスが発生するポイント削減
    • 高度な自動化
      • 単純なバッチではない複雑な業務フローも自動化
    • 自動化の維持コスト削減
      • 小さい部品を使いまわしてPlaybookの保守を最小限に
    • セキュリティを確保した自動化
      • 対象機器のパスワードは開示せずロールベースで作業者に権限移譲