まずはNECタイによる講演をご紹介しましょう。
今回NECはものづくり領域におけるIoT活用の「実践」の取り組みを加速するための事例やソリューションのご紹介を行いました。

現在、タイ政府は少子高齢化への対応や高付加価値社会の創出などを目的とした産業の高度化策「タイランド4.0」を推進していますが、これはNECが提案するものづくりのIoT化と大きな方向性を一とします。ものづくりのIoT化によって機械設備が自動連携・情報収集することで、高効率な工場運営が可能になります。

NECはIoTソリューション・工場システム連携およびAI技術の活用により、タイでの工場高度化、スマートファクトリー化支援の一翼を担いたいと考えております。またマシンラーニングと画像解析の活用で自動車部品メーカーが検品コストを60％下げた事例を取り上げたほか、様々な事例を交えながらご聴講者にスマートファクトリー化を支援する次世代のものづくりソリューションをご紹介しました。

とりわけタイでは少子高齢化が進み、2030年には4人に1人が65歳以上となり、人手不足が予想されており、タイ政府の指導の下、労働集約型からの脱却が図られています。スマートファクトリー化はまさに今タイの製造業で最も注目されているキーワードの一つなのです。