Symantec Enterprise Vault [iStorage ストレージ]

機能

運用の効率化

アーカイブされたアイテムはVaultストアと呼ばれる領域に格納され、メールサーバ上のアイテムは削除されます。従って、メールサーバの古いメールをアーカイブすることで、メールボックスの実質的な使用量が削減され、メールサーバの負荷を低減し効率的な運用が可能になります。また、メールサーバのバージョンアップグレード時に移行にかかる時間と困難さを大幅に低減できます。

メールサーバの統合

1台のメールサーバが実際に保持するデータ量が大幅に削減できるので、複数のメールサーバを統合することが可能になります。統合により、運用管理が容易になり管理コストが削減できる事に加えて、圧縮機能とシングルインスタンスストレージ機能により、複数のサーバで運用している場合に比べて、トータルのデータ量を削減することが可能です。

情報の検索

アーカイブされたデータを効率的に検索し目的のデータにアクセスできることは、旧来の階層ストレージ管理とアーカイブソリューションの大きな相違点です。Enterprise Vault は、詳細な条件検索が可能です。もちろんメール添付のファイルも含みます。

ジャーナルアーカイブ

メールサーバのジャーナル機能と連携し、送受信した全てのメールをアーカイブすることができます。アーカイブしたメールは保存期間が指定できるので、企業のコンプライアンス強化に効果があります。

コンプライアンス対応

検索機能の充実による索引性の向上、iStorage HSシリーズとの連携による無改ざん保証および確実な保存・廃棄の保証により、電子メール保存のコンプライアンス対応を実現します。