Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
InfoFrame DataCoordinator - 特長/機能
DataCoordinatorは、異種プラットフォームの異種DB間をデータ連携します。
近年、メインフレームだけでなくオープンプラットフォームでの基幹システムも増加しています。基幹システムのデータの有効活用や、保守コスト削減を目的としたデータ統合の際に、オープンプラットフォームのサーバ間の異なったDBを対象とした連携が必要となってきます。DataCoordinatorはこのようなニーズに対応すべく、
WindowsからLinuxへ
といった異種プラットフォーム、
OracleからSQL Serverへ
といった異種DB間の連携を実現します。既存のシステムに本製品を導入するだけで、多様なデータ連携が実現可能になります。異種プラットフォームの異種DB間のスムーズな連携を実現する製品、それがDataCoordinatorです。

DataCoordinatorには、以下の特長があります。
【構成】 DataCoordinatorの製品構成は次の通りです。
- ※各製品の詳細な説明はこちらを参照してください。
オープンプラットフォームの場合

ACOS連携の場合

製品名称 | 説明 |
---|---|
DataCoordinatorサーバ | メタ情報管理、スケジュール管理などの中核機能をつかさどるサービスです。 |
DataCoordinatorエージェント | マスタ、レプリカの2種類があります。 それぞれのデータベースに対する処理を受け持つサービスです。 |
管理クライアント(Manager/Designer) | 管理クライアントは、WindowsのGUIで提供されます。 Managerは、DB連携の運用管理を提供します。 Designerは、DB連携を定義する機能を提供します。 |
DataCoordinator ACOS Plug in |
DBReplicationACOSAgentと連携し、ACOS上のデータベース(RIQSⅡV1/V2、VSAS)とのレプリケーションを実現する機能を提供します。 DataCoordinatorエージェントに追加インストールが必要です。 |
DBReplicationACOSAgent | DataCoordinator ACOS Plug inと連携し、ACOS上のデータベース(RIQSⅡV1/V2、VSAS)とのレプリケーションを実現する機能を提供します。 別途ACOS側PPの導入が必要です。 |
【動作概要】 DataCoordinatorの全体の流れは、以下のようになります。

-
Designerを使用してレプリケーション定義の作成およびDataCoordinatorサーバへ登録します。
-
Managerを使用して登録されたレプリケーション定義のスケジュールを開始します。
-
定義されたスケジュールの時間になったら、マスタDBからデータが配信されます。データの流れは(3A)または(3B)のパターンがあります。
- (3A) マスタ表とレプリカ表が1:1に対応する場合には、マスタDBから直接レプリカDBに配信されます。
- (3B) マスタ表に対して、配信先のレプリカ表が複数ある場合には、マスタ表から一度DataCoordinatorサーバへ転送され、そこから各DBサーバ上のレプリカ表へ配信されます。
-
Managerから配信状況や配信結果を確認します。