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Dell EMCストレージ製品の紹介

XtremIOは、フラッシュメモリデバイスのメリットを最大限に発揮するためにゼロから設計されたエンタープライズ向けのオールフラッシュストレージです。さまざまなインライン処理によるデータサービスで、長期的に高く安定したパフォーマンスの提供を可能にし、かつ、ミッションクリティカルな要求にも適応する可用性も持ち合わせています。


おもな特長

データ保護 (XDP) バーチャルコピー機能

XtremIOのデータ保護はユニークな特徴を持ち合わせています。一般的に知られるデータ保護技術のRAID1とRAID5、およびRAID6のそれぞれが持つ優れた特徴を合わせ持つのがXtremIOのデータ保護技術(XDP)です。もう少し説明すると、RAID1が持つ高いパフォーマンス、RAID5が持つ優れた容量効率、RAID6が持つ優れたデータ可用性の全てを持ち合わせています。これは、オールフレッシュストレージのための専用設計されたXtremIOだからこそ実現できるデータ保護技術です。

 

XtremIOのバーチャルコピー機能は、読取り専用、または書込み可能なコピーを短時間で作成できます。このコピーは、ソースボリュームと同じ機能、同じ性能を提供します。さらに、コピーを作成した段階ではデータ領域を一切消費されず、更新要求時にのみ、更新ブロック分のみデータ領域を消費します。この特徴を生かして、効率的にソースボリュームが持つ本番データを、さまざまな二次用途で利用可能となります。


重複排除・圧縮機能 重複排除・圧縮機能(VDI環境への利用)

インラインによる重複排除・圧縮機能を搭載しています。「インライン」はデータを書き込む前にメモリ上で処理することを示し、この特性により高い性能と高いデータ削減効率を両立します。なお、この仕組みはフラッシュメモリの高い寿命の提供にも貢献します。


重複排除・圧縮機能によるデータ削減は、ワークロードやデータを選ばず常に有効に働き続けます。データ削減効率の面でとらえると、とくにVDI環境では高いデータ削減率効果が期待できます。この機能をもつXtremIOを利用することで、従来のリンクローン方式から、より利用しやすいフルクローン方式への変更も視野に入れることが可能となります。




スケールアウトとスケールアップ

忘れてはならないのが、スケールアウトが可能であるストレージである点です。最大で4ノード構成を組むことができ、XtremIOがもつテクノロジにより一つのクラスタ構成として全てのリソースを均等、かつ最大限に利用するように動作します。結果としてXtremIOを構成するノードの追加に合わせ、リニアに性能と容量を拡張できます。

なお、スケールアップにも対応しており、ノードに搭載可能なSSDスロットの空きがあれば、SSDをオンラインで追加しいつでも容量を拡張することができます。

ここまで紹介している特長は、ほんの一部です。
その他特長などにつきましては、別途、お気軽にお問合せください。


スペック

モデル 1 X-Brick 2 X-Brick 3 X-Brick 4 X-Brick
IOPS 220,000 440,000 660,000 880,000
コントローラ数 2 4 6 8
実効容量 (*1)
X2-S 132 TB 271 TB 406 TB 543 TB
X2-T 369 TB N/A N/A N/A
X2-R 2TBドライブ搭載 738 TB 1476 TB 2214 TB 2958 TB
X2-R 4TBドライブ搭載 1220 TB 2440 TB 3661 TB 4881 TB

*1: 6:1のデータ削減効果を前提に計算(SSDドライブ最大搭載時)したものです。
   お客様のデータ内容により実効容量は変動しますので、参考として参照してください。


その他スペックにつきましては、別途お気軽にお問合せください。


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