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機能・特長
Palo Alto Networks社が独自に開発したApp-ID、User-ID、Content-IDの3つの先進的な技術は、ポートベースで「ブロック」もしくは「許可」といった制御をする従来型ファイアウォールのような管理ではなく、ビジネスでの利用状況に基づいた、アプリケーションベースのアクセス制御を可能にします。
アプリケーションの識別(App-ID)
App-IDは、複数の分類メカニズムを使って、ポート、プロトコル、SSL暗号化やその他のセキュリティ回避技術に関わらず、2500[※]を超えるアプリケーションを分類します。
- ※:2017年12月現在
- IPアドレスとポートをチェック
- アプリケーションシグネチャをチェック(Application Signature)
- SSLまたはSSH復号化(Application Protocol Detection/Decryption)
※SSLが有効な場合 - アプリケーションプロトコルをデコード(解析)(Application Protocol Decoding)
- 経験則解析(Heuristics)
ユーザの識別(User-ID)
User-IDは、UIA(User Identification Agent)を介してMicrosoft Active DirectoryやLDAP等のディレクトリサービスと連携し、ユーザやグループ情報を自動的に取得します。
User-IDで取得したユーザ情報とApp-IDで識別したアプリケーション情報を紐付けることによって、ユーザごとのアプリケーション可視化、制御を実現します。
コンテンツの識別(Content-ID)
Content-IDは、アンチウイルス・アンチスパイウェア・IPSの機能が統合されたシグネチャを利用してウイルスやスパイウェア、脆弱性を利用した攻撃などの脅威からシステムを守ります。
統合されたシグネチャを利用してリアルタイムに一度で高速スキャンする独自のアーキテクチャを採用している為、脅威防御機能を有効にしてもハイパフォーマンスに処理することが可能です。
URLフィルタリングと合わせて利用することにより、様々な種類の脅威を検出/ブロックし、ファイルと機密データの不正な転送を制限することもできます。