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Phoenixシステム構成
- 重複率や差分量はお客様環境やデータ種別などにより変わります。暗号化データや画像、映像データなど重複排除が効きにくいデータを多く含む場合は重複率を低く、差分量を多く見込んでください。
- スムーズに本番移行していただくため、事前に検証環境をご利用いただくことを推奨いたします。検証環境についてはご相談ください。
- Phoenix管理コンソールなどから残クレジットが少なくっていることを確認した場合は速やかに追加購入してください。
- 価格には保守も含まれています。
【Phoenix】ファイル、データベース、仮想マシンバックアップ
前提
- ファイルサーバデータ 計3TB (データ重複率 60%)
- 仮想マシン 計1TB (データ重複率 50%)
- データベース 計0.6TB (データ重複率 15%)
- 1日1回バックアップ、1日当たり1%の差分データ、7日間保存
算出例
- 初回バックアップ量
- 3TB×(1-0.6)＋1TB×(1-0.5)+0.6×(1-0.15)=2.21TB
- 差分データ量 2.21TB×0.01×7日=0.155TB
- 1年間 2.365×12ヶ月=28.38TB (データ増加を考慮しない場合)
30クレジット購入を検討
| 製品名 | 数量 |
|---|---|
| Phoenix Business | 30 |
- 数量29でも購入可能ですが若干余裕を持たせて数量30としています。
【Phoenix】ファイルバックアップ＋ランサムウェア対策
前提
- ファイルサーバデータ 計3TB (データ重複率 60%)
- 1日1回バックアップ、1日当たり1%の差分データ、7日間保存
- ランサムウェア対策オプション利用
- 初回バックアップ量 3TB×(1-0.6) =1.2TB
- 差分データ量 1.2TB×0.01×7日=0.084TB
- 1年間 1.284×12ヶ月=15.41TB (データ増加を考慮しない場合)
16クレジット購入を検討
| 製品名 | 数量 |
|---|---|
| Phoenix Business | 16 |
| Advanced Ransomware Protection and Recovery | 16 |
- Advanced Ransomware Protection and Recoveryオプションはファイルサーバ、NAS、VMware向けです。
- ランサムウェア対策のバックアップについてはこちら(Druva社サイト)も参照してください。
【Phoenix】仮想マシンバックアップ＋クラウド惨事復旧
前提
- vSphere仮想マシン 計1TB、10VM (データ重複率 50%)
- 1日1回バックアップ、1日当たり1%の差分データ、7日間保存
- クラウド惨事復旧オプション利用
- 初回バックアップ量 1TB×(1-0.5) =0.5TB
- 差分データ量 0.5TB×0.01×7日=0.035TB
- 1年間 0.535×12ヶ月=6.42TB (データ増加を考慮しない場合)
12クレジット(最小単位)、DRAAS 10VM購入を検討
| 製品名 | 数量 |
|---|---|
| Phoenix Enterprise | 12 |
| DRAAS | 10 |
| (ご参考）Phoenix Eliteの場合 | 12 |
- DRAASオプションはvSphere向けです。
- Phoenix Eliteには標準でDRAASオプションが含まれています。
【Phoenix】ファイル、データベース、仮想マシンバックアップ＋長期保管
前提
- ファイルサーバデータ 計3TB (データ重複率 60%)
- 仮想マシン 計1TB (データ重複率 50%)
- データベース 計0.6TB (データ重複率 15%)
- 1日1回バックアップ、1日当たり1%の差分データ、7日間保存
- LTR(Long Term Retention)有効、12ヶ月分の毎月末データを長期保管
- 初回バックアップ量
- 3TB×(1-0.6)＋1TB×(1-0.5)+0.6×(1-0.15)=2.21TB
- 差分データ量 2.21TB×0.01×365日=8.067TB
- 1年間 2.21TB×12ヶ月+毎月の差分データの累積*=78.96TB
- LTR有効の場合(0.8クレジット) 78.96TB×0.8=63.17TB
64クレジット購入を検討
| 製品名 | 数量 |
|---|---|
| Phoenix Enterprise | 64 |
| （ご参考）Phoenix Businessの場合 | 79 |
- Phoenix Businessでは長期保管機能はご利用いただけません。
