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Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)- 特長/機能
Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)は、Arcserve UDPの復旧ポイントサーバ(RPS)と連携して利用する、バックアップデータの保管先を強化するための専用イミュータブルストレージ製品(オンプレミス用)です。ランサムウェア対策やデータ改ざん防止を重視する環境において有効な製品です。
- ※イミュータブルストレージとは、一度書き込まれたデータを変更・削除できないようにするストレージです。
ランサムウェア攻撃や誤操作によるデータ消失から、重要なデータを保護するために利用されます。
Arcserve UDP のバックアップ先に導入し、ランサムウェア対策
Arcserve CRSは、Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ(RPS)データストアのデスティネーションとしてオンプレミスのイミュータブルストレージを提供します。
※Arcserve UDP 以外のバックアップ ソフトウェアと組み合わせて利用することはできません。
RPS と同じく、オンプレミス環境にCRSを設置し、LAN 内でデータをバックアップすることが可能です。
Arcserve UDP コンソールで簡単にバックアップリストアの操作が行えます。(CRS では一部のリストア操作を CLI で行う必要があります。)
また、Arcserve UDP ならではの継続的な増分バックアップ・重複排除・圧縮機能を利用出来ます。
※重複排除については必須となります。重複排除のブロック サイズは 64 KB で固定です。
CRS のランサムウェア対策の仕組み
現在主流の侵入型ランサムウェア攻撃では社内ネットワークに侵入した上でバックアップ データを破壊します。そのため、Arcserve UDP 利用環境でまず警戒するべきは RPS への攻撃です。
RPS とCRS はデータが分離されており、またCRS はファイル共有ではないプロトコルで RPS と連携しているので、仮に RPS に侵入されたとしてもCRS 上のデータを破壊することはできません。
万が一CRS に侵入されたとしても、管理者でも削除できない不変スナップショットが保持されているので、そこから攻撃前の状態にデータを戻すことができます。
ランサムウェア攻撃からの復旧シナリオ

CRSを利用するのに必要な構成要素
CRSを利用するのに必要な構成要素は、以下3点です。
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Arcserve UDP
CRSを利用するには、メンテナンスが有効なArcserve UDP 10.3以降が必要です。それより前のバージョンをご利用の場合は、事前に最新のArcserve UDPへバージョン アップを行ってください。また、CRS は RPS のデータ ストアの一部として使用されるので、UDP コンソールおよび RPS が必要になります。 - CRS ソフトウェア
CRSソフトウェアには、Linux をベースとした OSが含まれます。従って、ハードウェア購入時に別途OSの購入は不要です。
CRSを購入されますと、iso形式のモジュールが提供されます。 - CRS用サーバハードウェア
CRSはソフトウェアとして提供されるため、インストール先となるサーバハードウェアをご用意頂く必要があります。サポート対象のハードウェアは、動作要件をご確認ください。
CRSの構成
サイバーレジリエントデータストア(以下、CRデータストア)とは、CRS で保護されたデータストアです。
通常データストアを作成する際、その構成する4つのフォルダ(データストア、インデックス、ハッシュ、データデスティネーション)を作成します。CRデータストアは、その中からデータデスティネーションフォルダをCRS上で作成することで、マルウェアによるバックアップデータへの攻撃を回避し、さらにイミュータブルスナップショットを作成することで、改ざん防止機能を提供します。

Arcserve UDP でのCRSの構成例
CRS の構成例①:一次バックアップをランサムウェア対策

CRS の構成例②:既存環境に簡単にランサムウェア対策を追加

CRS の構成例③:ランサムウェア対策と災害対策を両立
3-2-1-1 バックアップストラテジーに適合

- *1サイバーレジリエントデータストアの略