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Arcserve Backup r12.5 サポート情報 (ご利用者様向け)
【販売停止品】 |
注意: Arcserve Backup r12.5 製品は 2010年 11月30日 で受注停止となりました。
◆注意◆ 本バージョンの製品に関しましては、下記の点にご留意ください。
- Arcserve Backup r12.5 製品は 2010年 11月 30日 に受注停止になりました。(アップグレード製品含む)
現在は手配できませんので、後継製品をご利用ください。 - 本バージョンの製品は、提供元でのサポートが終了しています。
なお、NECではNECが保有するノウハウをもとに、PP・サポートサービスにてサポートを継続しております。 - Arcserve 製品の提供元が、CA社からArcserve社に変更になり、提供元での情報提供サイトも変更されました。サポートが終了している古い製品に関しては、恐れ入りますが製品情報や技術情報が削除されている場合があります。ご了承ください。
サポート情報
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Winodws Server 2008 使用時の注意事項Windows Server 2008 環境に Arcserve Base (本体) 製品をインストールすると、Arcserve エンジン起動時に、システムイベントログに RpcNs エラー (イベント ID:2) のメッセージが記録されます。また、その際にイベントメッセージは正しく表示されません。
この問題に対応する修正モジュールがリリースされています。なお、本現象はメッセージが記録されるだけで動作上に問題はありません。上記修正を適用されていない場合、このメッセージが記録されていても無視してください。 -
ATAPI(IDE) 接続 AIT テープ装置使用時の注意事項ATAPI(IDE) 接続のテープ装置
- N8151-61/61A (内蔵 ATAPI 接続 AIT-2Turbo)
- N8151-53 (内蔵 ATAPI 接続 AIT-2)
- N8151-60/60A (内蔵 ATAPI 接続 AIT-1Turbo)
- N8151-50A (内蔵 ATAPI 接続 AIT-1)
- N8151-50 (内蔵 ATAPI 接続 AIT-1)
をご利用になる場合、システム BIOS に Execute Disable bit(XD bit) の設定項目がある場合には、XD bit の設定を「Disable」としてください。また、「boot.ini」の OS 起動オプションで「/PAE」が指定されている場合には、「/PAE」の指定を外してください。これらの設定が行われている場合、「E6300 SCSI ポートエラーです」等のエラーが発生し、バックアップやテープ操作を行えません。 -
集合型テープ装置使用時の注意事項 1集合型テープ装置を使用時に、リムーバブル記憶域管理 (RSM) など他のプロセスとの競合により、次のような現象が発生する場合があります。
- ARCserve マネージャでメディアを認識できない、または認識できてもフォーマット等を行えない
- 不定期に SCSI ポートエラーが発生する
- 集合型テープ装置でバックアップの途中で「メディアが見つからない」となる
これらの現象が発生した場合、以下の設定の確認および再設定を行ってください。- Windows の [スタートメニュ] -「プログラム」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、「システムツール」-「デバイスマネージャ」-「メディアチェンジャ」で対象チェンジャ装置を選択します。
- 右クリックで「プロパティ」を表示し、「全般」タブの「デバイスの使用状態」が「このデバイスを使う(有効)」となっていない場合は有効とします。
- Windows のドライバでサポートされていない装置は「不明なメディアチェンジャ」となりますが、この場合も設定を「有効」とします。
- Windows の [スタートメニュ] -「プログラム」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、「記憶域」-「リムーバブル記憶域」-「物理的な場所」で対象チェンジャ装置を選択します。
- 右クリックで「プロパティ」を表示し、「全般」タブの「ライブラリを有効にする」がチェックされている場合はチェックを外します。
- Arcserve マネージャを起動し、「デバイス環境設定」から「RSM デバイスを有効/無効にする」を選択し、対象チェンジャ装置を有効とします。
- その後、再度「デバイス環境設定」を起動して「テープ/オプティカルライブラリ」で「ライブラリセットアップ」を起動してライブラリの設定を行います。
Arcserve Backup 以外で該当チェンジャ装置を使用する場合は、Arcserve Backup の「RSM デバイスを有効/無効にする」で使用を解除し、Windows の「リムーバブル記憶域」で「ライブラリを有効にする」を指定します。
装置を付け替えた場合や、オフライン状態でシステムの再起動を行なった場合などに、「リムーバブル記憶域」の「物理的な場所」に過去の接続情報が残る場合があります。この場合は、不要な接続情報を削除してください。 -
集合型テープ装置使用時の注意事項 2Arcserve Backup r12.5 で集合型テープ装置のクリーニングを行う場合、クリーニングが完了するまでに 5 分程度を要し、アクティビティログにもエラーが登録される場合があります。E6096 メディア エラーです。[ABSL:xxxx CMD:A5h]
テープ ドライブ[n]のクリーニングに成功しました。[デバイス: n][xxxx]この場合は、クリーニング自体は完了しておりますので、上記エラーは無視してください。 -
テープエンジン起動時の注意事項使用されるテープ装置またはテープ装置のファームウェアバージョンによっては、テープエンジン起動時に、アクティビティログに以下のメッセージが記録される場合があります。E6304 予期しないSCSI センス コードです。これは Arcserve が新しいテープ装置のステータスに対応していないため記録されるメッセージです。新しい種類のテープ装置では SCSI センスコードが拡張され、電源投入直後またはリセットが行われた後の最初のコマンドで新しいステータス情報を通知しますが、Arcserve が対応できていないため、予期しないステータスとしてアクティビティログに記録されます。Arcserve ではこのメッセージが通知されるとリトライを行いますので、それ以降は Arcserve でステータスを正しく認識します。この現象はメッセージが記録されるだけで動作上に問題はありません。このメッセージが記録されても無視してください。
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Portmap サービスの競合についてMicrosoft Service for Unix、アレイディスク管理の Power Console Plus などをインストールされた環境では、portmap サービスの競合により、"NobleNet Portmapper" サービスのエラーが発生し、Power Console Plus などを使用できない現象が発生します。
この場合は以下の技術情報を参照し回避設定を行ってください。
「Arcserve と他社製ポートマッパ プログラムの競合について」※ iStorage NS シリーズには Microsoft Service for Unix インストール済みとなっています。iStorage NS シリーズに Arcserve をインストールして使用する際は、本処置を実施してください。 -
アクティビティログ保存期間に関する注意事項Arcserve r12.5 のアクティビティログ保存期間 (廃棄までの日数) はデフォルトで 14 日間となっています。しかしこの期間設定は、問題発生時に過去の履歴を遡り確認するためには十分な長さとは言えません。このため、廃棄までの日数は 365 日(最低でも 60日) 以上に延長する事を推奨します。
なお廃棄までの日数を延長する事で Arcserve データベースの使用容量は増加しますが、保存期間以外のログ設定がデフォルトであればバックアップ対象ファイルの情報がデータベースの大半を占めるため、廃棄までの日数の延長してもデータベース全体のサイズには大きく影響しません。アクティビティログ廃棄までの日数は、Arcserve Backupマネージャの [サーバ管理] の [環境設定] で [データベース エンジン] を選択し [次より前のアクティビティ ログを廃棄する] の値を変更する事で設定できます。
アクティビティログ廃棄の設定につきまして、詳しくは「CA ARCserve Backup 管理者ガイド r12」の「7:バックアップサーバの管理」- [CA ARCserve エンジンの環境設定] - [データベースエンジンの環境設定] をご参照ください。 -
Enterprise Module でのパスワード管理についてEnterprise Module ではパスワード管理機能を提供しておりますが、パスワード情報は必ず記憶しておく (あるいは控えておく) ようにしてください。
パスワード管理機能では、セッションパスワードや暗号化パスワードを暗号化した形でデータベースに保持します。これによりリストア時のパスワード入力を簡略化できます。データベース保持期間を経過したりデータベース再構築などを行うと、データベースに保存した情報が失われますので、リストア時にパスワードの入力が必要となります。
Enterprise Module の提供するパスワード管理機能は最近使用したパスワードの入力を省力化する機能と考え、パスワード自体は別途管理する様にしてください。 -
補足情報
- Arcserve Backup r12.5 には、インストール DVD-ROM 内に PDF 形式のマニュアルが添付されています。Arcserve Backup r12.5 の機能については、まずこのマニュアルをご確認ください。
また、DVD-ROM 内に収録されてい る readme_JPN.html もご参照ください。 - 本バージョンの製品につきましては、開発元(Arcserve社)でのサポートが終了致しました。そのため、本バージョンの製品情報や技術情報についても掲載を終了しております。ご了承ください。
- Arcserve Backup r12.5 には、インストール DVD-ROM 内に PDF 形式のマニュアルが添付されています。Arcserve Backup r12.5 の機能については、まずこのマニュアルをご確認ください。
動作環境
- 注: サポートするOS環境は本体製品とオプション製品で異なるものがあります。各製品の動作環境をご確認ください。
- 注: 本ページの最後に環境上の注意事項を掲載しておりますので、各製品の動作環境と共にご確認ください。
- 注: 表中「*1」の注釈がある環境に関しては、CA ARCserve Backup r12.5 for Windows SP1 (Build 5860) 以降が対象となります。
- 注: SP1 を適用せずに Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 R2 Hyper-V、Windows 7 環境で使用する場合には、WIN-WINDOWS 2008 R2 SUPPORT + CUMULATIVE UPDATE 1(RO09230) の適用が必要となります。 RO09230 の詳細については RO09230 の Readme をご確認ください。
製品名 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows - Japanese |
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対象機種 | Express5800 シリーズで 600MHz 以上 (1GHz 以上を推奨) の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ搭載の機種、 Windows Server 2008 の場合は、1GHz 以上の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ搭載の機種 |
対象 OS |
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仮想マシン対応 | 仮想化環境のゲストOS へのインストールはサポートされません。 |
最小稼働メモリ | 32bit (x86) の場合: 512MB 以上 (1GB 以上を推奨) 64bit (x64) の場合: 1GB 以上 |
ハードディスク |
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その他 |
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製品名 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows Disaster Recovery Option - Japanese |
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対象Arcserve | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows - Japanese |
対象機種 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows (Backup Server) に同じ |
動作対象 OS | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows (Backup Server) に同じ |
仮想マシン対応 | 仮想化環境のゲストOS へのインストールはサポートされません。 |
復旧対象 OS | <Bootable CD DR>
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<Floppy Based DR>
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<Floppy-Less DR>
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最小稼働メモリ | バックアップ時: - (Base 製品動作要件に含まれる) 復旧時: CA ARCserve Backup r12.5 for Windows (Backup Server) に同じ |
ハードディスク | 100MB 以上の空き容量 Bootable CD DR を使用する場合は、更に 750MB 以上のディスク空き容量が必要です。 |
その他 |
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製品名 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows SAN Option - Japanese CA ARCserve Backup r12.5 for Windows SAN Secondary Server Bundle - Japanese |
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対象Arcserve | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows - Japanese |
対象機種 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows (Backup Server) に同じ |
対象 OS |
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仮想マシン対応 | 仮想化環境のゲストOS へのインストールはサポートされません。 |
最小稼働メモリ | - (Base 製品動作要件に含まれる) |
ハードディスク | - (Base 製品動作要件に含まれる) |
その他 |
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製品名 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows Agent for Lotus Domino - Japanese |
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対象Arcserve | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows - Japanese |
対象機種 | Express5800 シリーズで 600MHz 以上 (1GHz 以上を推奨) の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ搭載の機種 |
対象 OS | 「対象 AP」に記載の対応 OS を参照。 |
仮想マシン対応 | 仮想化環境のゲストOS へのインストールはサポートされません。 |
対象 AP | <8.5.1>
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<8.5>
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<7.0、7.0.2、7.0.3、8.0、8.0.1、8.0.2、8.5>
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<7.0、7.0.2、7.0.3>
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最小稼働メモリ | 512MB 以上 |
ハードディスク | 100MB 以上の空き容量 (更にバックアップ対象内の最大 Domino データベースのサイズ以上の空き容量が必要) |
その他 |
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製品名 | CA ARCserve Backup r12.5 Agent for Virtual Machines - Japanese |
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対象Arcserve | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows - Japanese |
対象機種 | CA ARCserve Backup r12.5 for Windows (Backup Server) に同じ |
仮想マシン対応 | 以下の仮想化環境をサポートします。
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対象 AP | <Windows Server 2008 Hyper-V>
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<VMware ESX 4.0 Update1>*1
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最小稼働メモリ | - (Base 製品動作要件に含まれる) |
ハードディスク | 100MB 以上の空き容量 |
その他 |
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注意
- Service Pack の番号につきましては「SPx」という略称を使用しています。
「(SPx 以降)」「(SPx 以上)」という記載は、該当製品バージョンでの Service Pack として該当番号以降が必要である事を意味しており、後継バージョン製品は含んでおりません。 - 上記「最小稼動メモリ」は推奨値です。
- 上記に記載のメモリ容量、ディスク容量は、システム環境によって異なる場合がありますのでご注意ください。
- CLUSTERPRO X 2.1 以降の環境でご利用いただく場合、フェイル オーバに対応した構成 (共有ディスクに Arcserve 製品を導入する構成) ではご利用いただけません。仮想ホスト名および仮想 IP アドレス設定でもご利用いただけません。なお非フェイル オーバ構成 (各サーバのローカルディスクに Arcserve をインストールする構成) であれば、各サーバ (物理ノード) 上で、非クラスタサーバと同等の機能範囲でご利用いただけます。
ただし Disaster Recovery Option では、CLUSTERPRO X 2.1 以降の環境の復旧はいずれの構成も対応しておりません。 - Windows Server 2008 Hyper-V (x64) の親パーティション (ホスト OS) には Arcserve 製品を導入しないでください。 Hyper-V では、子パーティション (仮想 OS) のデバイス I/O が親パーティションを経由するため、親パーティションの負荷が高くなる傾向があります。 このため、親パーティションには Hyper-V 以外の機能を極力インストールしないことが推奨されています。
- Blade Server、ft サーバ、SAN Boot (SAN 接続のストレージからシステムを起動する構成)、仮想サーバ環境などの構成にて Arcserve の使用をご検討の場合、構成について弊社営業にご相談ください。ご利用いただく環境により、お使いいただける製品が限定される場合やご利用いただけない場合があります。
- 動作対象環境がブレードタイプの NAS サーバの場合、弊社営業にご相談ください。ご利用いただく環境により、お使いいただける製品が限定される場合やご利用いただけない場合があります。
- Arcserve Backup 開発元であるArcserve社の テクニカルサポート のページにある「CA ARCserve Backup r12.5 for Windows 製品サポート」のページには、「注意/制限事項」や「技術情報」などの情報が掲載されていますので、これらの情報もご参照ください。