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Arcserve Backup r12 サポート情報 (ご利用者様向け)
【販売停止品】 |
注意: Arcserve Backup r12 製品は 2010年 3月 31日 で受注停止となりました。
◆注意◆ 本バージョンの製品に関しましては、下記の点にご留意ください。
- Arcserve Backup r12 製品は、アップグレード製品を含め 2010年 3月 31日 に受注停止になりました。
現在は手配できませんので、後継製品をご利用ください。 - 本バージョンの製品は、提供元でのサポートが終了しています。
なお、NECではNECが保有するノウハウをもとに、PP・サポートサービスにてサポートを継続しております。 - Arcserve 製品の提供元が、CA社からArcserve社に変更になり、提供元での情報提供サイトも変更されました。サポートが終了している古い製品に関しては、恐れ入りますが製品情報や技術情報が削除されている場合があります。ご了承ください。
サポート情報
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累積パッチ適用のお願い (build 5454)Arcserve r12 インストール媒体 (SP1 を包含しない build 5454 版の媒体) には標準で累積パッチモジュール (QO95275.exe) が収録されています。Arcserve r12 Base (本体) 製品、または本体製品のオプション製品をインストールした場合にはこの累積パッチモジュールを適用してください。※ 本累積パッチは Arcserve r12 SP1 に含まれますので、Arcserve r12 SP1 以降のインストール媒体でインストールした場合や、Arcserve r12 SP1 以降を適用した環境では、本累積パッチの適用は不要となります。<適用手順>1. DVD-ROM ドライブの下記フォルダを Explorer で開きます。X:¥patch (X: は DVD-ROM ドライブのドライブ名)
2. 下記プログラムが表示されますのでダブルクリックします。QO95275.exe
3. 以下、画面の指示に従ってパッチを導入してください。
<後からオプション製品を追加した場合の適用手順>1. コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを次のフォルダに移動します。X: <Enter> (X: は DVD-ROM ドライブのドライブ名)
cd ¥patch <Enter>
2. コマンドプロンプトから次の形式で累積パッチモジュールを起動します。QO95275.exe -s -a /f <Enter>
3. 以下、画面の指示に従ってパッチを導入してください。
※ 次のArcserve社の技術情報をご参照ください。
「適用済みアップデートの強制インストール」
http://www.casupport.jp/resources/bab12win/tec/021012011.htm -
デバイスパッチ適用のお願い (build 5454)Arcserve r12 では次のデバイスパッチが提供されていますので適用をお願いいたします。
WIN-DEVICE SUPPORT UPDATE 2(QO99421)
このデバイスパッチでは、Disaster Recovery などで発生する、ARCserve データベースのリストアに関連するデバイス制御上の問題の修正も行われています。※ 本デバイスパッチパッチは Arcserve r12 SP1 に含まれますので、Arcserve r12 SP1 以降のインストール媒体でインストールした場合や、Arcserve r12 SP1 以降を適用した環境では、本デバイスパッチパッチの適用は不要となります。<ダウンロード方法>1. Web ブラウザで次のページを開きます。https://support.ca.com/irj/portal/anonymous/SolutionResults?amp;aparNo=QO99421&os=WINDOWS&actionID=3
2. 上記ページで「Solution Downloads」より「QO99421.exe」をダウンロード (右側の「FTP」または「HTTP」をクリック) します。
3. 「ファイルのダウンロード」ダイアログが表示されましたら「保存」をクリックします。
4. 「名前をつけて保存」のダイアログが表示されましたら、任意のパスに「QO99421.exe」の名前で保存します。
QO99421.exe のファイルサイズは約 14MB強 (14,683,464 バイト) となります。
<適用手順>1. Arcserve r12 インストールマシンの Explorer で「QO99421.exe」の保存されたフォルダを開きます。
別のマシンでダウンロードした場合は、ネットワーク経由でコピーするか USB メモリなどでコピーしておきます。
2. Explorer で「QO99421.exe」をダブルクリックして起動します。
3. 以下、画面の指示に従ってパッチを導入してください。 -
Winodws Server 2008 使用時の注意事項Windows Server 2008 環境に ARCserve Base (本体) 製品をインストールすると、ARCserve エンジン起動時に、システムイベントログに RpcNs エラー (イベント ID:2) のメッセージが記録されます。また、その際にイベントメッセージは正しく表示されません。
この問題に対応する修正モジュールがリリースされています。なお、本現象はメッセージが記録されるだけで動作上に問題はありません。上記修正を適用されていない場合、このメッセージが記録されていても無視してください。 -
x64 環境での注意事項x64 環境に Agent for Open Files がインストールされた環境で、システムイベントログに登録される OFADriver (Agent for Open Filesのコンポーネント) のメッセージ (イベント ID:22) がシステムイベントログに正しく表示されません。
ID:22 は「Backup Agent for Open Files の操作がすべて使用可能になりました」という、Agent for Open Files が正常起動したこと通知するメッセージです。動作上に問題はありません。 -
Windows XP 環境バックアップ時の注意事項Client Agent を使用し Windows XP 環境のリモートバックアップを繰り返し行うと、Windows XP でメモリ (Private Bytes、Working Set) の使用量が僅かずつ上昇します。増加量としては、1GByte のデータを 30 分間隔で 40 時間バックアップを行った場合に約 1KBytes 程度の上昇を確認しています。この割合で 1MBytes 上昇するには約 4.5 年を要する計算となるため、実運用には影響は無いものと判断しております。本現象の影響を心配される場合には、定期的に Client Agent サービスの再起動または Windows XP PC の再起動を行ってください。
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ATAPI(IDE) 接続 AIT テープ装置使用時の注意事項ATAPI(IDE) 接続のテープ装置
- N8151-61/61A (内蔵 ATAPI 接続 AIT-2Turbo)
- N8151-53 (内蔵 ATAPI 接続 AIT-2)
- N8151-60/60A (内蔵 ATAPI 接続 AIT-1Turbo)
- N8151-50A (内蔵 ATAPI 接続 AIT-1)
- N8151-50 (内蔵 ATAPI 接続 AIT-1)
をご使用になる場合、OS の起動オプション「/PAE」はご使用いただけません。
「/PAE」オプションを指定した場合、「E6300 SCSI ポートエラーです」等のエラーが発生し、バックアップやテープ操作を行えません。
上記装置を使用する場合は、「boot.ini」の OS 起動オプションで「/PAE」を外すようにしてください。※ Windows Server 2003 Enterprise Edition では、デフォルトで「/PAE」オプションが設定されますのでご注意ください。 -
集合型テープ装置使用時の注意事項集合型テープ装置を使用時に、リムーバブル記憶域管理 (RSM) など他のプロセスとの競合により、次のような現象が発生する場合があります。
- ARCserve マネージャでメディアを認識できない、または認識できてもフォーマット等を行えない
- 不定期に SCSI ポートエラーが発生する
- 集合型テープ装置でバックアップの途中で「メディアが見つからない」となる
これらの現象が発生した場合、以下の設定の確認および再設定を行ってください。- Windows の [スタートメニュ] -「プログラム」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、「システムツール」-「デバイスマネージャ」-「メディアチェンジャ」で対象チェンジャ装置を選択します。
右クリックで「プロパティ」を表示し、「全般」タブの「デバイスの使用状態」が「このデバイスを使う(有効)」となっていない場合は有効とします。
Windows のドライバでサポートされていない装置は「不明なメディアチェンジャ」となりますが、この場合も設定を「有効」とします。 - Windows の [スタートメニュ] -「プログラム」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、「記憶域」-「リムーバブル記憶域」-「物理的な場所」で対象チェンジャ装置を選択します。
右クリックで「プロパティ」を表示し、「全般」タブの「ライブラリを有効にする」がチェックされている場合はチェックを外します。 - Arcserve マネージャを起動し、「デバイス環境設定」から「RSM デバイスを有効/無効にする」を選択し、対象チェンジャ装置を有効とします。
その後、再度「デバイス環境設定」を起動して「テープ/オプティカルライブラリ」で「ライブラリセットアップ」を起動してライブラリの設定を行います。
CA ARCserve Backup 以外で該当チェンジャ装置を使用する場合は、CA ARCserve Backup の「RSM デバイスを有効/無効にする」で使用を解除し、Windows の「リムーバブル記憶域」で「ライブラリを有効にする」を指定します。
装置を付け替えた場合や、オフライン状態でシステムの再起動を行った場合などに、「リムーバブル記憶域」の「物理的な場所」に過去の接続情報が残る場合があります。この場合は、不要な接続情報を削除してください。 -
集合型テープ装置使用時の注意事項 2Arcserve Backup r12 で集合型テープ装置のクリーニングを行う場合、クリーニングが完了するまでに 5 分程度を要し、アクティビティログにもエラーが登録される場合があります。E6096 メディア エラーです。[ABSL:xxxx CMD:A5h]
テープ ドライブ[n]のクリーニングに成功しました。[デバイス: n][xxxx]この場合は、クリーニング自体は完了しておりますので、上記エラーは無視してください。 -
テープエンジン起動時の注意事項使用されるテープ装置またはテープ装置のファームウェアバージョンによっては、テープエンジン起動時に、アクティビティログに以下のメッセージが記録される場合があります。E6304 予期しないSCSI センス コードです。これは Arcserve が新しいテープ装置のステータスに対応していないため記録されるメッセージです。新しい種類のテープ装置では SCSI センスコードが拡張され、電源投入直後またはリセットが行われた後の最初のコマンドで新しいステータス情報を通知しますが、Arcserve が対応できていないため、予期しないステータスとしてアクティビティログに記録されます。Arcserve ではこのメッセージが通知されるとリトライを行いますので、それ以降は Arcserve でステータスを正しく認識します。この現象はメッセージが記録されるだけで動作上に問題はありません。このメッセージが記録されても無視してください。
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Portmap サービスの競合についてMicrosoft Service for Unix、アレイディスク管理の Power Console Plus などをインストールされた環境では、portmap サービスの競合により、"NobleNet Portmapper" サービスのエラーが発生し、Power Console Plus などを使用できない現象が発生します。
この場合は以下の技術情報を参照し回避設定を行ってください。
「Arcserve と他社製ポートマッパ プログラムの競合について」※ iStorage NS シリーズには Microsoft Service for Unix インストール済みとなっています。 iStorage NS シリーズに Arcserve をインストールして使用する際は、本処置を実施してください。 -
アクティビティログ保存期間に関する注意事項Arcserve r12 のアクティビティログ保存期間 (廃棄までの日数) はデフォルトで 14 日間となっています。しかしこの期間設定は、問題発生時に過去の履歴を遡り確認するためには十分な長さとは言えません。このため、廃棄までの日数は 365 日(最低でも 60日) 以上に延長する事を推奨します。
なお廃棄までの日数を延長する事で Arcserve データベースの使用容量は増加しますが、保存期間以外のログ設定がデフォルトであればバックアップ対象ファイルの情報がデータベースの大半を占めるため、廃棄までの日数の延長してもデータベース全体のサイズには大きく影響しません。アクティビティログ廃棄までの日数は、ARCserve Backupマネージャの [サーバ管理] の [環境設定] で [データベース エンジン] を選択し [次より前のアクティビティ ログを廃棄する] の値を変更する事で設定できます。
アクティビティログ廃棄の設定につきまして、詳しくは「Arcserve Backup 管理者ガイド r12」の「7:バックアップサーバの管理」- [CA ARCserve エンジンの環境設定] - [データベースエンジンの環境設定] をご参照ください。 -
補足情報
- Arcserve Backup r12 には、インストール DVD-ROM 内に PDF 形式のマニュアルが添付されています。
Arcserve Backup r12 の機能については、まずこのマニュアルをご確認ください。
また、DVD-ROM 内に収録されている readme_JPN.html もご参照ください。 - 本バージョンの製品につきましては、開発元(Arcserve社)でのサポートが終了致しました。そのため、本バージョンの製品情報や技術情報についても掲載を終了しております。ご了承ください。
- Arcserve Backup r12 には、インストール DVD-ROM 内に PDF 形式のマニュアルが添付されています。
動作環境
- 注 : サポートする OS 環境は本体製品とオプション製品で異なるものがあります。
各製品の動作環境をご確認ください。 - 注 : 本ページの最後に環境上の注意事項を掲載しておりますので、各製品の動作環境と共にご確認ください。
- 注 : 表中「*1」と注釈があるものに関しては、CA ARCserve Backup r12 SP1 for Windows (Build 5582) 以降が対象となります。
- 注2 : 表中「*2」と注釈があるものに関しては、CA ARCserve Backup r12 SP2 for Windows (Build 5611) 以降が対象となります。
製品名 | CA ARCserve Backup r12 for Windows Disaster Recovery Option - Japanese |
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対象Arcserve | CA ARCserve Backup r12 for Windows - Japanese |
対象機種 | CA ARCserve Backup r12 for Windows (Backup Server) に同じ |
動作対象 OS | CA ARCserve Backup r12 for Windows (Backup Server) に同じ |
仮想マシン対応 | 仮想化環境のゲストOS へのインストールはサポートされません。 |
64bit 対応 | WOW64 (Through Windows-on-Windows) で x64 OS に対応 復旧可能な環境は下記「復旧対象 OS」を参照 |
復旧対象 OS | <Bootable CD DR>
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<Floppy-Less DR>
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<Floppy Based DR>
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最小稼働メモリ | バックアップ時: - 復旧時: CA ARCserve Backup for Windows (Backup Server) に同じ |
ハードディスク | 100MB 以上の空き容量 Bootable CD DR を使用する場合は、更に 600MB 以上のディスク空き容量が必要です。 |
その他 |
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製品名 | CA ARCserve Backup r12 for Windows Agent for VMware - Japanese |
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対象Arcserve | CA ARCserve Backup r12 for Windows - Japanese |
対象機種 | CA ARCserve Backup r12 for Windows (Backup Server) に同じ |
対象 OS |
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64bit 対応 |
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対象 AP | <VMware ESX 3.5 Update 2> *1
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<VMware ESX 3.5>
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<VMware ESX 3.0.2>
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<VMware ESX 3.0.1>
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<VMware ESX 3.0>
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最小稼働メモリ | - |
ハードディスク | 50MB 以上の空き容量 |
その他 |
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注意
- Service Pack の番号につきましては「SPx」という略称を使用しています。
「(SPx 以降)」「(SPx 以上)」という記載は、該当製品バージョンでの Service Pack として該当番号以降が必要である事を意味しており、後継バージョン製品は含んでおりません。 - 上記「最小稼動メモリ」は推奨値となっています。
- 上記に記載のメモリ容量、ディスク容量は、システム環境によって異なる場合がありますのでご注意ください。
- CLUSTERPRO X 2.0 以降の環境でご利用いただく場合、フェイル オーバに対応した構成 (共有ディスクに Arcserve 製品を導入する構成) ではご利用いただけません。仮想ホスト名および仮想 IP アドレス設定でもご利用いただけません。なお非フェイル オーバ構成 (各サーバのローカルディスクに Arcserve をインストールする構成) であれば、各サーバ (物理ノード) 上で、非クラスタサーバと同等の機能範囲でご利用いただけます。
ただし Disaster Recovery Option では、CLUSTERPRO X 2.0 以降の環境の復旧はいずれの構成も対応しておりません。 - Windows Server 2008 Hyper-V (x64) の親パーティション (ホスト OS) には Arcserve 製品を導入しないでください。 Hyper-V では、子パーティション (仮想 OS) のデバイス I/O が親パーティションを経由するため、親パーティションの負荷が高くなる傾向があります。このため、親パーティションには Hyper-V 以外の機能を極力インストールしないことが推奨されています。
- Blade Server、ft サーバ、SAN Boot (SAN 接続のストレージからシステムを起動する構成)、仮想サーバ環境などの構成にて Arcserve の使用をご検討の場合、構成について弊社営業にご相談ください。ご利用いただく環境により、お使いいただける製品が限定される場合やご利用いただけない場合があります。