Japan
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WAシリーズにおける「kr00k」の脆弱性に関するお知らせ
2020年03月18日
NEC デジタルネットワーク事業部
はじめに
Broadcom社及びCypress社の無線チップにおける無線LAN通信において、一部の暗号化通信が解読される脆弱性があるとの公表がございました。
ESET
Kr00k
https://www.eset.com/jp/blog/welivesecurity/what-is-kr00k-friendly-guide/
内容
Broadcom社及びCypress社の無線チップ動作に起因する脆弱性であり、以下の機能を利用した場合に、暗号化された通信パケットが解読される恐れがございます。
・子機側(端末側)の脆弱性:
Broadcom社またはCypress社の無線LANチップを搭載し、
WPA2を使用した無線LAN暗号化機能
・親機側(アクセスポイント側)の脆弱性:
Broadcom社またはCypress社の無線LANチップを搭載し、
WPA2を使用した無線LAN暗号化機能
製品カテゴリ
[対象製品(無線LAN機能搭載機種)]
UNIVERGE WA2610-AP
UNIVERGE WA2611-AP-DL02
UNIVERGE WA2611E-AP-ML02
UNIVERGE WA2612-AP-ML01
本脆弱性の影響
対象製品については、Broadcom社及びCypress社のチップを使用していないため、今回の脆弱性の影響を受けません。
補足
UNIVERGE WAシリーズは脆弱性の影響を受けませんが、
接続する子機側に脆弱性への対応が必要となる可能性がございます。
接続する子機製品の詳細につきましては、各メーカへお問い合わせください。
更新履歴
2020年 03月18日 初版発行
2021年 10月12日 2版発行(はじめに 参照URLを修正)
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