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UNIVERGE WAシリーズ サンプルコンフィグ作成ツール
4. アダプタモードの設定例
4.2 独立認証方式
対応機種
WA1020 、WA1510、WA1511、WA1512
概要
■アダプタモードは、既存の有線ルータをモバイル通信に対応させたいとき(ADSL回線のマイグレーションなど)に有効な機能です。
■モバイル網からWAシリーズに付与されたIPアドレスをそのまま配下ルータに付与させることで、既存環境そのままに、まるで配下ルータがモバイル網と直接接続したかのような通信を実現します。
■既存の有線ルータにモバイル通信対応ルータを接続した場合と異なり、NATがかかりません。
認証方式について
- ■独立認証方式 ★本ページはこの認証方式となります。
配下ルータの設定変更が不要ですので、既存環境をそのままご利用になれます。
WAシリーズが配下ルータを認証することで、モバイル網と接続ができます。
(配下ルータとWAシリーズ間は、配下ルータに登録済みのフレッツ接続用アカウントで認証し、
WAシリーズとモバイル網間は、モバイル網接続用アカウントで認証できます)
WAシリーズにモバイル網と接続するためのアカウント情報を登録する必要があります。
WAシリーズと配下ルータ間はPPPoE接続で、PAPまたはCHAP認証を使用します。 - ■連動認証方式 (この認証方式をご利用の際はこちらから)
配下ルータにモバイル事業者と接続するための認証情報を登録することで、
WAシリーズは配下ルータから受け取った認証情報をそのまま透過して、
モバイル網と接続できます。
認証情報を配下ルータに一元化し、WAシリーズのコンフィグを容易化します。
WAシリーズと配下ルータ間はPPPoE接続で、PAP認証を使用します。
配下ルータの設定について
- ■WA1020のFE0.0ポート、WA1510、WA1511、WA1512のGE1.0ポートと
配下ルータのWAN側ポート間をLANケーブルで接続してください。 - ■配下ルータ側に、WAシリーズと接続するためのPPPとPPPoEの設定を行ってください。
配下ルータ側の設定は、配下ルータのマニュアルをご参照願います。 - ■配下ルータにService-Name タグの設定が可能な場合、Service-NameタグにPDP-Type、CID、APN、Numberを設定することで、WAシリーズ側にこれらの設定が不要になります。
設定パラメータ
設定方法
- 設定するWAシリーズを工場出荷時状態にしてください。
- CLI(コマンドラインインタフェース)上で、WAシリーズをグローバルコンフィグモードにしてから、
上記のサンプルコンフィグを貼りつけてください。 - 上記コンフィグをWAシリーズに保存する場合、CLI上で「save」コマンドを入力してください。
- 各種コマンドの詳細やその他の設定例は、 取扱説明書 及び コマンドリファレンス を参照してください。
注意
- CID、PDPタイプ、APNの設定が不要のデータ通信端末を利用する場合、
サンプルコンフィグの interface Serial0 の下にある mobile id *** の行は削除してください。 - CLIに貼り付ける際、エラーメッセージ(Invalid command)が表示されないことをご確認ください。エラーメッセージが表示される要因としては、入力文字数の制限超えや使用不可文字の使用などが考えられます。
- サンプルコンフィグは典型的な設定例を示したものであり、万全な動作を保証するものではありません。サンプルコンフィグが原因で発生した損害についてはいかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。
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