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UNIVERGE WAシリーズ FAQ

L2TP/IPsec機能(L2TPv2)に関するFAQ

Q.13-1 「UNIVERGE WAシリーズ」のL2TP/IPsec機能で、接続性の確認が取れている端末を教えてください。

かんたん設定ガイド 9.5. L2TPv2/IPsec 対応端末一覧」をご確認ください。
接続には、Windows、Android、iOSの
各端末に標準搭載されているL2TP/IPsecクライアント機能を使用しています。

 

Q.13-2 本装置対向でのL2TP/IPsec接続は可能ですか?

「UNIVERGE WAシリーズ」対向での接続には非対応です。

本装置はL2TPv2のサーバ側機能にのみ対応しており、クライアント側機能は未サポートです。そのため、本装置対向での接続はできません。
装置対向でL2接続する場合には、L2TPv3/IPsecまたはEtherIP/IPsecをご利用ください。

Q.13-3 L2TPv3に対応していますか?

「UNIVERGE WAシリーズ」は「L2TPv3」に対応しています。

ただし、一般的に、パソコンやスマートデバイスとのVPN接続で使用する方式は「L2TPv2」です。
L2TPv3とL2TPv2の違いとして、L2TPv3はルータ間のイーサネットフレームのトンネリングに対応してる点です。

Q.13-4 L2TP/IPsec接続のNAT越えは可能ですか?

可能です。
なお、NATトラバーサル機能を有効化する設定が必要です。

Q.13-5 L2TP/IPsecトンネルの同時接続数を教えてください。

本装置のL2TPv2同時接続数は、L2TPv2インターフェース数に依存します。
L2TPv2の対地数につきましては、「かんたん設定ガイドの諸元」をご参照ください。

Q.13-6 外部の認証サーバ(RADIUSサーバ)を利用して、L2TP接続におけるユーザ認証やIPアドレスの払い出しを行うことは可能ですか?

ローカル認証のみに対応しており、外部の認証サーバを利用した認証には対応していません。

Q.13-7 WAルータのWAN側アドレスが動的アドレスでも、VPNクライアントとL2TP/IPsecで接続が可能ですか?

可能です。
NetMeisterのダイナミックDNS機能を利用することにより、WAルータのWANアドレスが動的に変化する環境でも、VPNクライアントとL2TPv2によるVPN接続を行うことが可能です。

Q.13-8 L2TP/IPsecトンネルを通過するTCPパケットのMSS調整は可能ですか?

対応しています。
L2TP/IPsec接続で使用するL2TPExインタフェースで、
“ip tcp adjust-mss auto” を設定してください。

Q.13-9 L2TP/IPsec接続はIPv6に対応していますか?

IPv6には対応していません。

Q.13-10 プライベートIPアドレスの端末をL2TP/IPsec接続する際の注意点を教えてください。

同じプライベートIPアドレスが付与された複数の端末が、同一のWAルータに接続することはできませんので、IPアドレスが重複しないように設定してください。

Q.13-11 L2TPクライアントに対して、IPアドレスを固定的に払い出すことができますか?

対応しています。
 ※ver8.6以降よりIPアドレスの固定払い出しに対応。

Web-GUIでは、「かんたん設定」でユーザ名毎にIPアドレス設定が可能です。
CLIでは、L2TP/IPsec接続で使用するPPPプロファイルに設定を追加できます。

Q.13-12 L2TP/IPsec接続をWeb-GUI上で設定する方法はありますか?

「Web-GUIマニュアル 2章 かんたん設定」にWeb-GUIを用いたL2TP/IPsec接続の設定例の記載があります。
 ※ver8.6以降よりWeb-GUI設定に対応。

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