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分析の力を最大限引き出す
データ高品質化サービス
NEC Data Enrichment
保有データの“質”や“量”を高め、DX推進の効果を最大化します
デジタルトランスフォーメーション(DX)に着手する組織が増える中、事業の行方を左右する様々な局面で、データ分析の高精度化が求められています。しかし、どれほど優秀な分析システムや人材を有していても、分析に使うデータの“質”が低かったり、“量”が不足したりしていると、満足できる結果は得られません。
「NEC Data Enrichment」は、分析に活用するデータの“質”や“量”を高めるサービスです。データを高品質化し、データ分析の力を最大限引き出すことで、DX推進によるお客様利益の最大化に寄与します。
データ高品質化のための機能
データに意味を与える「テキストデータ拡張」
テキストデータ拡張は、テキストデータ(アンケート自由記述、営業日報など)に属性タグを付与することで、分析データとして取り扱いやすくする機能です。付与したい属性タグ(与えたい意味)を指定すると、AIがテキストの意味を解釈し、指定したタグとテキストとの関係性を数値化して付与します。
これまで取り扱いにくかったテキストデータを分析に活用することで、分析要素が増え、分析精度の向上や新たな顧客インサイトの獲得につなげられます。
テキストデータ拡張の特長
- “教師データ無し”なので辞書情報無しですぐに導入可能
- 付与したい属性タグは自由に設定可能
ユースケース
アンケートの自由記述を「商品改善」に活用
化粧品メーカーA社では、商品に関するモニターアンケートは実施したものの、膨大な自由記述箇所のテキストデータを商品開発に生かせずにいました。そこで「NEC Data Enrichment」のテキストデータ拡張を活用。「効果実感」「おすすめ」「使いづらい」などのタグを付与し、付与されたタグを集計しました。集計により可視化された顧客の声をもとに商品改善(PDCA)をくり返すことで、消費者ニーズに沿った商品を開発できるようになりました。
営業日報から顧客の特徴を抽出し「営業成果を最大化」
B社の営業部では、営業日報に商談記録を残していましたが、テキストデータであったためAI分析できず、営業活動に巧く活用できずにいました。そこで「NEC Data Enrichment」のテキストデータ拡張を活用し、顧客の特徴を拡張タグとして抽出。各タグと、成約・解約の相関関係をAIで分析し、重点的にフォローすべき顧客の特徴(成約しやすい顧客の特徴、解約しやすい顧客の特徴など)を特定。営業成果の最大化につなげました。
お客さま事例
株式会社タイトー様
2020年4月から7月にかけて、株式会社タイトー(注1)と共同で本サービスの実証実験を実施し、本サービスにより補完・拡張されたデータを用いることで新商品の需要予測の精度を約20%(注2)向上できることを確認しました。
お客さまの状況に合わせた導入サポート
すでにAIを活用した分析を実施しているお客さま
最短5営業日で導入可能な「SaaS型」
「NEC Data Enrichment」はSaaS型クラウドサービスでご提供するため、お客様システム内にご利用環境を構築する必要がありません。導入をお急ぎの企業様、団体様もぜひご検討ください。
AIの活用からご検討のお客さま
活用するユースケースの検討から運用までをトータルにサポートします。
関連情報
NECの独自AI「データ意味理解技術」をコア技術として活用
「データ意味理解技術」は、Web情報や企業内情報などをもとに、様々な知識(言葉)の体系的なつながりを表す「ナレッジグラフ」を自動生成するAIです。自動生成したナレッジグラフをもとに、単語間の意味の同一性や関係性を推定することも可能です。本技術をコア技術とするため、「NEC Data Enrichment」は、データ同士の意味的な関連性や類似性の推定を精度高く行うことができます 。
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