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MySQL

クラウドMySQLへの取り組み ~MySQL HeatWave検証~

Oracle社が提供するMySQL HeatWaveは、データ活用基盤に必須とされるデータ処理性能とコストパフォーマンスを備えています。
今回、NECでは独自のサイジングツールを用いてMySQL HeatWaveの性能検証を実施し、Oracle社が訴求する圧倒的なコストパフォーマンスを確認しました。 

MySQL HeatWaveについて

Oracle社が提供するインメモリ型のクエリーアクセラレータで 、分析クエリーの高速化が可能です。
 ①インメモリ・列志向と超並列処理により、検索クエリーを高速化
 ②競合するDWHサービスと比べて、コストパフォーマンスが非常に高い
 ③MySQL HeatWaveにビルトインされたML機能により、リアルタイムなデータを使った学習と分析を実現
 ④マルチクラウド(OCI/AWS/Azure)に対応 

検証内容

サイジングを補助するための性能評価を目的として、NECで内製したサイジングツールを用いて、MySQL HeatWaveおよび各社のクラウドDWHに対して検索クエリー(ヒット数の異なる複数のSQLを用意)を実行し、実行時間を集計 

<前提>
 ・データサイズは約100GB、約19億件
 ・リザルトキャッシュは使用しない

<評価対象のクラウドDWH>
   OCI上で稼働するMySQL HeatWave / MySQL HeatWave on AWS / A社 / B社 / C社 

検証結果

  • MySQL HeatWaveは、ノード数に応じて性能もスケールした。ノード数が大きくなるとOCI版よりAWS版のほうが速い
  • MySQL HeatWave on AWS(8node)および OCI上で稼働するMySQL HeatWave(8node)は、検索性能およびコスト面で、今回評価した構成の中では、最も良い
  • 特に OCI上で稼働するMySQL HeatWaveは、コスト面で圧倒的に優れている

※あくまで上記の結果は参考であり、データモデル、データサイズ、クエリーの内容、個別のチューニング、ノード数・スペックなどにより、結果が異なるケースがあります。

参考情報

OracleMySQLは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
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